- Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062152587
感想・レビュー・書評
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ロシアといい中国といい、まるで大沢在昌の本と間違えた。で、ですね、この本は何が主題やったんかな。すごく動きがあって、心の振幅も感じられてw面白かったけど何が描きたかったのか、もう一回読むか。
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中国人の花嫁を日本人に斡旋する商売をしている男が主人公。結婚後姿を消した中国人花嫁を捜索する事から、ロシア、中国、北朝鮮も絡むマフィア・グループの抗争の中に巻き込まれていく。船戸与一が生前に残した作品の中では歴史ものを抜くと最後の娯楽小説作品になるのか。そう考えると感慨深い。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou10136.html -
普通の人がだんだん大変な目にあう話。
海はあるけど他国と隣接しているんだなぁ。 -
少年も、心臓しゃりしゃりも出てきませんが、間違いなく船戸ノベルです。
すばらしいポテンシャルです。
いつまでもこの人の小説を読みたいものです。
闘病がんばって欲しいですね。 -
冒険小説家
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農村部での花嫁紹介、国際結婚、中国女の輸入代行業
北朝鮮女の中国への輸出
新疆ウイグル自治区に膨大な石油資源、中国各地から若い男がコルラを中心に新疆ウイグル自治区へ、若い女は行きたがらない、嫁不足、極東の最貧国北朝鮮。
15万円で仕入れ、30万円で20万人に売りつけたら、320億円の利益、ロシアマフィア・中国黒社会・日本の暴力団・北朝鮮の保衛部・中国の公安局を巻き込んだシステムが必要。
昔は吉林省の延吉に脱北してきた女を吉林省の黒社会がトラックに乗せて運んだが、一年間に100人程度で間に合わない。
中国人花嫁への日本語教室、何人かの不和の様子などを思い出す。
ウイグル事件の複雑な背景の一つ、250万の開拓団、