- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062152730
感想・レビュー・書評
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予想以上に面白かった本。ネットショップや楽天を始めたことで、ビジネスが変わり、自分も変わった「無名の9人」の物語。
ネットで売るためのノウハウやテクニックが細かく解説されているわけではない。だが、楽天市場で有名店長たちがどれほどの経験をしてきたのか、厳しいときに何を考えていたのかが非常によく分かる。ノウハウやテクニックよりも、むしろこっちの方が重要だったりする。これから起業を考えている人におすすめ。ネットショップをやるやらないにかかわらず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は楽天市場にショップを出店されているオーナーさんへの取材から9つのストーリーが描かれています。
各オーナーたちの人生を描いているのですが、みなさんの自分の道を切り拓くという心の強さに感銘を受けました。
心の強さというよりは、信念を貫く強さというのでしょうか。
成功する人としない人の違いは、そんなところにあるのかと思います。 -
後書きにも書いてあるが、元気がもらえる。勇気を持って物事に挑戦しようと思わせてくれる。
波瀾万丈な9人の成功者たち。皆がむしゃらにに楽しく働いているんだな。 -
楽天市場の有名ショップの店長の人生からお店立ち上げまでインタビューされている。時代が良かったのか、新しい消費時代の幕開けをこの本を通して感じました。
☆インタビューショップ一覧☆
アロマランプラペルジェ
ホンコンマダム
水郷のとりやさん
ジュエリー工房 ベーネベーネ
快適ねこ生活
キッチン用品自由が丘WING
生地Fablic Plus
田中スチール家具
お兄系アパレル SILVER BULLT -
楽天を使って成功をつかんだ店舗さんたちのお話。
書かれている店舗さんは9店。
登場人物は、一流企業をスピンアウトした人から、中卒まで、千差万別。
しかし、皆が自分の”思い”をもって、イキイキ仕事をされていることが伝わってくる。
私も、本に書かれるくらい人々に貢献できる仕事がしたい。
以下、学んだこと
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・人の悪口を言わない。人の文句を言っている人は、自分しか見えていない。でも、人の文句を言っている間は、絶対成長しない。
・底辺の技術がないと、付加価値なんて作れない。ローテクがあって、ローテクがわかるから、ハイテクが生まれる。基礎がないのに、付加価値だけで商売をやろうとしても無理。
・お客さまは実は買いに来られるだけじゃない。たわいもない話がしたい。
別に買ってもらわなくてもいい。楽しくなって帰ってもらうことが大事 -
2009/06/12 図書館で借りる
電車の中で眺めただけだが、好印象。
やる気が出る本。
楽天でショップを開いている経営者の挫折や成功が書かれているみたい。
著者がインタビューしているみたいだが、文章が読みやすい。
2009/06/17 読了
9人の店長の様々なドラマが読める。
みんな努力していることがわかった。
いくつか、なるほど、と思った文章をメモした。
要所で楽天大学の講座や楽天のECコンサルタントから
的確なアドバイスや今後の方向性が得られていた。
結局は楽天の広告という仕上がりだと思ったが、
やはり頑張っている人のエピソードを読むと、
自分も頑張ろう!という気にさせてくれる。
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努力すれば必ず成功するとは限らない。
しかし、成功した人は必ず努力している。
成功の定義にもよるのだろうが、この言葉は総じて正しいのだなと、
この本を読み思った。
楽天に出店している中で目覚しい発展を遂げ、成功を収めている
9つのブランド・お店の決して平坦ではないサクセスストーリーが
ここには記されている。
潜在的に存在する市場を開拓していたり、モノ自体のポテンシャルだったり、
顧客との距離を近くする工夫をしていたりと、それぞれ違った成功のかたちを
築いているのだけど、共通に前提としてあったのが、
「めちゃめちゃ努力していること」。
三日三晩寝ずで…とか、倒れて救急車に運ばれるまでシゴトしたとか、
そういった根性論的な話が読んでてちらほら出てくる。
webで店を出して成功する可能性は“2%”と聞いたことがある。
それだけネットでモノを『ヒット』するところまで持っていくというのは
難しく、耐えず変化する環境に対応するだけの機転・アイデアと
揺るがない柱としての強固な組織、顧客基盤を作るだけの努力が
必要であるというのは僕自身日々シゴトをする中で感じるところ。
まあこの本自体は半分楽天への出店や楽天大学(店舗運営者向けのセミナー)への
販促のための本である感が否めないので、楽天のヘビーユーザーだったり
楽天に出店している人で無い限り読まなくて良いと思うのですが、
こういった他者の成功から成功するための共通項を見出すという姿勢は
大事ではないかなと思います。 -
楽天に出展し、成功していった9人の物語。
電話営業していると、見込み顧客リストが徐々に「名前と住所の羅列」に見えてくることがあり、
機械的に、単調になる瞬間がある。
感情に振り回されるのではなく、あくまで見込み顧客を顧客に買え、商品を訴求しビジネスをしなければならないからだ。
本書はそのような誤った感覚を持つことがある私にとって、非常に効果的であった。
顧客リスト一人ひとりの名前には、彼らの人生があり、共に過ごす家族がおり、情熱があり、夢がある。
当然のことを、物語を通して再認識することができた。
今の私の仕事と無関係ではないので、読んでよかった。
知らぬ間に、この人の本をたくさん読んでいることにも気がついたのも収穫であった。
他の本も読んでみようかな。