- Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062153508
作品紹介・あらすじ
97歳の現役医師から15歳の子どもたちへ どんな大人になりたいか。それには目標となるモデルを見つけることから始めましょう。わたしは少年時代から、モデルとなる素晴らしい人たちに出会ってきました。
感想・レビュー・書評
-
日野原先生が体験してきた実際の出来事、生き方のモデルとしている、尊敬する人物の方々から得た教訓や生きる上で大事だと思うことがわかりやすい文体で書かれています。とても読みやすいです。小さいうちに読んでおいたほうがいいです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「「こうなりたい、という人のまねをする。つまりモデルを持つことは、とても大切です。しかし、まるごとのまねでは自分がなくなってしまう―」まもなく100歳になろうとする今も「感動する力」と「共感する心」を持ち、良いと思うことはまねて自分に取り入れる日野原重明氏。たとえそれが孫ほど若い人の言葉であっても耳を傾ける柔軟さと、誰かかから受けた幸いを今度は別の誰かに届けようという提案は、受け入れて手渡す、人と人とのつながりの基本に添うものです。他者との関わりは豊かな人生と真の平和を生み出すという信念を伝える書。」
目次
1 なりたい「モデル」を見つけよう
2 モデルから学ぶために必要なこと
3 つらい体験こそがきみを大きく成長させる
4 勇気を持って決断し、行動しよう
5 「いきがい」のある人生を見つけた人たち
6 「ペイ・フォワード」という考え方
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年、山口県に生まれる。1937年、京都帝国大学医学部卒業。1941年、聖路加国際病院内科医となり、現在も現場の医師として働きながら、聖路加国際病院名誉院長・同理事長、財団法人ライフ・プランニング・センター理事長、日本音楽療法学会理事長、日本ユニセフ協会大使などを務める -
こどもにぜひ読ませたいとおもった。
大人でも読める本だった。
けど読ませたい本ってのはこどもは読んでくれないんだよなぁ
どうしたら手にとってもらえるか、と別なとこで悩んでしまった。。。笑 -
人の為に、何かはしなくてはね〜
-
御年100歳を超えなお精力的に活動している日野原重明さんの本。とっても子供っぽい人で親近感が沸いた。
-
自分の人生のモデルをもり、そして、まねをすることを日野原先生が勧めています。
-
聖路加国際病院理事長である日野原重明先生(現在100歳!)から若者へのメッセージ。
ご自身の経験、大病・コンプレックス・戦争・ハイジャック事件(「よど号」に乗ってらした!)を話され、
「どんなに辛いことや悲しいことが起こっても、道は必ず続いていた。
困難の真っ只中では思い詰めてしまうこともあるでしょうが、
そんなときこそ『心の平静』を保ち勇気を持ってほしい。
まわり道を選んでもいい。自分に与えられたいのちの時間を有効に使ってほしい。」
と、説かれる。
お人柄の伺える優しい語り口で、読んでいて何度もうるっと来た。
「なりたい『モデル』を見つけよう。」と言われているが、
私のなりたいモデルは日野原先生だわ! -
自分のできる限りの範囲で、「ペイ・フォワード」を実践。がんばろう!
-
「私の言う「恕す」とは、単に相手をゆるすのではなく、おおらかな心を持って、自分をゆるすように相手もゆるすという意味を含んでいます。少し難しい言い方をすれば「寛容の精神を持つ」ということです。」
15歳の寺子屋道は必ずどこかへ続く
15歳の寺子屋シリーズ☆
前の益川先生のが結構面白かったので、知っている日野原先生のこの本をゲット!
やっぱり、ことばが重いなぁ!
凄く素晴らしい。
先人の素晴らしい考えとか、想いとかに触れることがどんなに大切かが良く分かる。
もっと、皆、若い人たちはこういう本を読んだ方がいいよ。
日野原先生が、若い時に感じたことが書かれていて、
それは、例えば、自分のモデルをつくろうってことだったり、自分がどう人々の助けになることだったり、という、シンプルなことなんだけれど、案外気付かないこと、忘れてしまっていることを丁寧に優しく、語りかけてくれるその様は、単純な私をこの人についていきたい!という気持ちにさせてくれる。
15歳の寺子屋シリーズ、結構いいです。
お気に入り。
【9/14読了・初読・市立図書館】 -
日野原さんは医療従事者の方ですが、こういったエッセイのようなものも多く書かれていて気になっていたので読みやすいこの本から読んでみた。