天才! 成功する人々の法則
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この作品からのみんなの引用
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アレックスがごく簡単に医師の言葉を遮る様子に気づいただろうかー「僕、一〇歳じゃないよ。」それが権利だ。母親はそのちょっとした無礼を許している。権威ある相手に、自分の意見や権利を主張することを学ばせたいからだ。
― 123ページ -
そして、それこそが、アメリカの教育改革者が若者の知力の育成に当てはめた論理だった。人々は類推によって新たな考えを体系化する。知っていることから知らないことを考え出す。
― 288ページ -
何もないところから身を越した者などいない。誰でも出身と支援者から恩恵を受けている。君主に立ち向かう人間は、独力で成功をつかんだように見えるかもしれない。だが実際、そういった人々は必ず隠れた優位点や、特別な機会、文化的な伝統の恩恵を受けており、そのおかげで熱心に学び、仕事に励み、他の人にはできない方法で世界を理解するのだ。そして、育った場所や時代も違いを生む。自分の属する文化と、先祖から受け継いだ伝統が、想像もつかない方法で成功のパターンを方向づけている。
― 24ページ
みんなの感想・レビュー・書評
成功した人々(お金持ち、スポーツ選手、事業家等)が共通して持っている法則について書かれた本です。マルコム氏は初めて読んだ本と記憶していますが、解説と訳を、あの有名な勝間女史がされているので、この本に目が留まりました。 成功した人、プロスポーツ選手は、もともと資質はあったと思いますが、凄い量の練習量・勤務時間をこなしているのが、彼らに共通している内容だというものです。 天才といわれる... 続きを読む »
内容としては、極めて単純明快。
天才や成功というものは、個人の才能というよりも、むしろ「環境(社会、システム)」によって決められる。ということを、様々な事例を紹介しながら、多角的に例示している。
一方で、才能とは、生まれながらの資質というよりも、「その能力を伸ばすために、どれだけの時間を費やしたか」によるという。そしてそれを、「およそ一万時間」としている。一日に平均的に時間を費やすことができることが可能な時間を3時間程度として、およそ10年ということだ。
この10年という月日を、我々は「努力」と呼ぶのだろう。
そして、上記の環境のことを、我々は「運」と呼ぶのだろう。
何度も読み直してしまった。膨大な統計、ダイナミックな仮説と検証そして何より著者の心意気「世の中を少しでも良くしたい」がひしひしと伝わる一冊。グローバル化って具体的にどういうこと?英語で会話すること?そんなテーマからも前提にしたい良書です。
・自分の最大の目的のために周囲の状況を自分に応じて変えていく。 ・「自主性」「複雑さ」「努力に見合う報酬」の三つが、満足のいく仕事に求められる特性であることは、たいていの人も同じ意見だろう。人を幸せにするのは、九時~五時の仕事でいくら稼げるかではない。 「その仕事に充実感が持てるか」どうかだ。 「顔をあげてください」。十九世紀に下院議長を務めたロバート・ウィンスロップは、アメリカ独立... 続きを読む »
天才は持って生まれた素質だけで成功するという、私達が持っていた常識を見事に覆してくれます。とても面白く読めました。 天才はその持って生まれた才能だけではなく、費やした時間(なんと1万時間!)によって開花する。 その時間を生み出すには本人だけではどうにもならない部分も多く、環境や親の教育、さらには生まれた年代や景気の状況等の運の影響も非常に大きい。 1万時間という数字はとてつもない数字で、1日... 続きを読む »
(2012/1/282回目読了。1回目は2年くらい前、記録し忘れた)『Outliers: The Story of Success』の邦訳。勝間さんが翻訳してるってことでamazonなんかじゃ無駄に叩かれてたりしますが、原書の内容がイイことに変わりはないので、原書を読むor英語のaudibleを聴くにあたっての補助として活用する分には何の問題もあるまい。文学作品じゃないんだからさ。
天才と呼ばれる人たちによる「成功」は、個人の実力だけなのか、それとも、社会やシステムによるものなのか、非常に興味深い一冊でした。 特に「1万時間の法則」と呼ばれる理論はかなりおもしろい。なんでも、その道に精通するには、1万時間を練習や鍛錬で費やさなければなだないという説です。社会システムによって作られた環境によって、天才と呼ばれる人たちは、この1万時間をクリアしていく条件を、他の人よりも人生... 続きを読む »
勝間和代訳 若い羊飼いが評価を勝ち取る大事な舞台は、はじめての喧嘩だ
天才になるための必要なトレーニング量は「1万時間」である スキルが必要なものについての最低限の練習量は「1万時間」である わづかなアドバンテージが将来を左右する
天才といわれる人たちはどうやって「天才」になったのか?
いろいろな角度から検証している。
才能は求められるとしても、それだけでは開花しない
いろいろな偶然によって与えられた優位性や
約1万時間のトレーニング、などが必要だし、
場合によっては一つの才能だけでは成功に結びつかないこともある。
例によっていろいろなケースを出しながら検証していること
着眼点の鋭さ、面白さなどで読む価値大。
書いてある事例は、いろんな角度から読める示唆に富んだ内容だと思う。
流し読み。天才を生み出す外部環境について。時代、場所、文化やわずかなアドバンテージが好機を生み出す。IQは重要ではない。その上で1万時間取り組めるか。たぶん、機会均等な社会を目指すのが良いということなんだろう。
天才は生まれつき以上にその後が重要である。その理由に環境と10000時間の法則などがあげられているが、どれも実際に誰でも意識できることなので非常にためになると思います。お勧めの一冊です!
天才と呼ばれる人たちは、もともと才能があったわけではなく、彼らの周りにあった環境が彼らを天才にさせたという考察は非常に面白い。人間が環境によっていかに突き抜けた才能をもつようになるのかや、環境の善し悪しによって起きた実際のケースについて数多くの事例を紹介してくれている。
持っているすべてを含めて、それがあなたの実力である。
たとえそれが人に貰ったものであろうとも、親の七光りであろうとも、そして社会環境であろうとも。
だって、何一つとして他人が剥せるものはないから…。
しかし、未来は、今の自分を土台として努力する事によって、もっと良くも悪くもなる。
子供を持つ親たち、教師たちに読んで貰いたい一冊である。
マルコム・グラッドウェル著、勝間和代訳「天才!成功する人々の法則」講談社(2009) マルコムはわずか3作と少ない著書数だが、どれもミリオンセラーをこえるベストセラーとなっている。やはり鬼才なのだろう。最初の「ティッピングポイント」では、ある物事が爆発的にはやるためには、(1)少数の目利きに浸透すること(2)記憶に粘ること(3)環境が後押しすることの3つの要件が必要であるとしている。まさに目から... 続きを読む »
天才と言われる人々が、本人の力以外の要因があって成功しているって内容は心当たりがあるだけに納得させられた。
自分にあった幸運をみつける事が重要なんだろう。
セレンディピティの話なんかはそんな気がする。
日本語の「天才!」のタイトルはどうかと思うが、プロローグと目次を読んだ限りでは、かなり面白そう!
http://booklook.jp

再読。
着眼点が非常に面白く、体感としても納得できる感じがしました。ただ、ベストセラーなせいでしょうか。本書を読む前に1万時間の法則とか、スポーツ選手と誕生月の関係とか、どこかで聞いたことあって残念...






