「無限」の考察

  • 講談社
3.18
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本棚登録 : 53
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062155281

作品紹介・あらすじ

無限の先には何があるのか?
文章とイラスト(オールカラー)のコラボレーション 新しい科学読み物!

●無限大にゼロを掛けても無限大って本当?では無限大に無限大を掛けたら無限大の2乗になる?
●無限って数えられるの?
●自然数と有理数はどちらが多い?
●無限に大小はあるの?
●無限に向かうスピードに違いはあるの?

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    女優ミムラさんの著作が読みたくて、M図書館で「ミムラ」で蔵書検索したらリストに上がってきて。昔から、無限について考えると吸い込まれるような感覚になって、わけがわからなくなる。わかりやすい本があるなら読みたい!と思って。2017/5/30

  • [初版第1刷]2009年6月23日
    良書。無限論への導引書として・・・面白く、読みやすいが、内容は横書き故、本格的!

  • ・筆者の考えでは、数学の無限は3つに分類できる。
    解析に登場する無限大
    幾何に登場する無限大
    集合に登場する無限大
    ・解析に登場する無限大
    いわゆる∞のこと。「無限大に発散する」はOK「無限大に収束する」「∞というものがある」はまちがい。∞+1=∞、∞+∞=∞、∞-∞は不定、∞×0は不定。∞+1=∞無限は正しいが、∞を数であるかのごとく扱って、この式を変形し、1=0となってしまうのはだめ。
    数列における=と普通の数の=は意味が違うのだが、∞が登場しない限り同じように扱って大丈夫。例:2+3=5は、数の等号としても正しいし、2に収束する数列と3に収束する数列をたすと5に収束する数列となる、とみなすこともできる。
    ・幾何における無限大
    例:絵画における消失点(無限縁点)
    中途

  • 数式はほとんどないので、入りやすい。ちょっと絵本みたいな作りになっているのがうまいと思った。

  • 以前ブログで書いた記事の参考にした物です。
    面白いですよぉ〜。

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授

「2019年 『よみがえる非ユークリッド幾何』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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