- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156035
作品紹介・あらすじ
世界中に埋まっている地雷は、8000万から1億個。毎年何千人もの人が、地雷や不発弾で傷つき、命を落としています。だれもが安心して歩ける大地を取りもどすために、今、さまざまな国で地雷探知犬たちが活躍しています。
感想・レビュー・書評
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2019/06/11 4年生(2019年度)
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「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。
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カンボジア。戦争が終わっても、地雷はずっと人々の生活を脅かし続ける。地雷を取りのぞく現場で活躍する地雷探知犬。訓練の様子、地雷を探しているところの写真も。
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長女の一学期の研究テーマは、はたらく犬。おかげで、盲導犬など、仕事を持つ犬がどのように育ち、どんな人の役に立つのか詳しくなった。
この本は地雷探知犬。ボスニアにもカンボジアにも、多くの地雷があり復興の妨げになっていることがわかった。危険だとわかっていても、その地を離れられない人があり、ケガをしたり命を落とす子ども達もいる。
育てる過程は盲導犬と似ている。可愛らしい子犬達は愛情たっぷりに育てられる。処理をする人の命をたくすパートナーとして、大切に世話をされている。子ども達が安心して駆け回れる野原が戻ってきますように。 -
まっすぐな子犬たちの目が、胸にしみる。
ごめんね、にんげんのしたことのために。
ごめんね。
ありがとう。
ひとと犬との絆。
命をお互いに預ける信頼。
写真の1枚、1枚が、
短い文章が伝えてくれるもの。
ちゃんと受けとめなきゃいけないと思う。
ちゃんと伝えなきゃ。
そうして、じぶんに問う。
なにができるだろう。