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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156264
作品紹介・あらすじ
世界は多元的であるがゆえに一つである。われわれの思考、言葉と表現の生まれた場所とは!?近代思想史を斬新に塗りかえる画期的論考。
感想・レビュー・書評
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本書は、日本近代思想史を、スウェデンボルクからアメリカに展開したユニテリアニズム(神人合一という神秘主義的一元思想)という側面から読み返す試みです。それによって、鈴木大拙、南方熊楠、西田幾多郎、柳田國男、折口信夫…という、別個に展開したかのような思想家たちが、見事に結びついていきます。
大川周明とルドルフ・シュタイナー、あるいは鈴木大拙と折口信夫、これらの組み合わせも意外と言えば意外ですが、哲学と民俗学、そして文学の背景に横たわる宗教的思惟が明らかになることで、納得がいきます。
http://d.hatena.ne.jp/furuhon-ya/20101110#1289396476 -
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