獣の奏者 (3)探求編

  • 2838人登録
  • 4.31評価
    • (609)
    • (467)
    • (199)
    • (8)
    • (0)
  • 338レビュー
著者 : 上橋菜穂子
  • 講談社 (2009年8月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062156325

獣の奏者 (3)探求編の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • (2015年4月18日 再読)

    あーもうめっちゃ泣ける。
    「刹那」の余韻がありありと残ってるせいか、エリンたちの抗えない運命に飲み込まれていく様に心が締め付けられ、儚い幸せを懸命に守ろうとする姿に心を打たれます。

    「生まれて、死ぬまでのあいだに」
    「この十年があってよかった」

    このイアルの言葉が、本当に哀しい。

  • 探求編。王獣編から11年後の物語。闘蛇が一斉に死をとげる謎の解明からはじまる。他国から攻められる脅威が強まっていくなかで、王獣を使わない道を模索していく。

    家族3人が謁見するシーンを、子ども目線で描いたのが絶妙。なけてくる。

  • 3巻も夢中になって読みました!
    降臨の野の奇跡から11年後のお話です。
    前作1.2巻よりも政治色が強い本巻。外敵も見え隠れし、より壮大な世界が広がっていました。

    エリンの持ち前の探究心から、獣や建国神話の謎が徐々に明らかになり、それと同時に新たな謎と隠された真実が、王国とエリンの運命を変えていきます。
    より過酷な運命を背負うエリンですが、セィミヤやシュナンも重圧に押しつぶされそうになりながら未来に挑んでいく姿が切なくて読後はどっと疲れが・・・
    核を手放せない現代の人類をほうふつとさせ、胸が痛みました。

    前作は辛い運命を背負いながらも、蜂飼いジョウンとの生活や、リランとのコミュニケーションなど、癒されポイントが散りばめられていたのに、今回はずっと重くて、闘蛇や王獣との触れ合いシーンが大好きな私には物足りない、というよりは、辛かった〜

    エリンとイアルが真王と大公の懸け橋になるために何を成すのか・・・
    心配で胸がいっぱいですが、最終巻まで見守っていきたいと思います。。

  • 闘蛇編 王獣編から11年後の話。
    カザルムで教導師になっているエリンに、
    闘蛇の大量死の調査の依頼がきたところから始まる。

    エリンには、元セザン(堅き盾)のイアルとの子どももいた。

    母親が言っていた、謎が少しずつ明かされていった。

  • 11年後の続編。最初は戸惑う部分もあったけど、闘蛇の謎を解いていく過程は面白かった。でもほんとうに不条理なくらい避けられない運命に巻き込まれるあたり…あああ。ヨハンやロランがよいキャラだった。ロラン気になるわ。家族を持ったエリンの、変わった部分も変わらない部分も、あの二人の「この十年があってよかった」に集約されるんだろうな。しかし夫の名前でるまであまりに長く引かれすぎて、信じてたけどまさか誰よってすっごいやきもきした!w

  • もうなんなんでしょう!この半端ない奥深いおもしろさ!
    1・2であんなに完璧に終わってたのに、続編かいてみたらはじめからこの話も想定されてたような素晴らしい物語になってるじゃないですか!?
    もう、誰も彼も読んで!うまく説明できないから読んで!とあちこち言いふらして歩きたいくらい。もうめちゃくちゃ大好きです!文庫化したら絶対手元においてもう一回じっくり読みます。

  • 1,2巻から間を空けて読んだ3,4巻でしたが、読み出してみればみるみるうちに、この物語世界が一気に蘇ってきました。懐かしい人々の生々しく感情にあふれた生きざまと、その先に控えているのであろう厳しい未来の予感を感じたこの3巻でした。
    その予感がひしひしと迫っているからこその、親子のあたたかい情の交わりがなによりかきがえなく思えて、切ないばかりでした。
    相変わらずの圧倒的な物語の牽引力、ダイナミックな語りで、この分厚さでもまったく苦になりませんでした。そして読み終えてすぐ4巻へ取り掛かりました。そうせずにはいられない!のでした。

  • 王獣を操り、平和をもたらしたエリン。
    エリンの元に闘蛇の大量死調査の依頼が届くところから、
    エリンは大きな権力争い・戦争に巻き込まれていく。

    前作でいったん終了している物語の後日談。
    11年後が舞台で、主要登場人物も全て登場するファンタジー小説。

    前作までは所与のものとされていた設定の
    真偽・真実を探すストーリーは大変面白く、ファンサービスとも言える。
    前作同様アニメ化されても、きっと人気が出るだろう。

    エリンとイアルが親としてジェシをどう守り、育てていくのか?
    家族という視点に重きが置かれている後編2作。
    いよいよ、最終巻に取りかかる。

  • あっという間に時間が過ぎていく。
    可愛らしかった子どものエリンは母親になりました。

    自分や自分の家族、国、王獣や闘蛇。
    色々なものの生き方に悩みながら進んでいくエリン。

    母親として、妻として強く運命に立ち向かうのエリンのかっこよさや、探究心を失わない研究者・医者としてのエリンのかっこよさ、ハラハラしながらどんどん読めてしまう。ああ、ずっと読んでいたいのに、朝読書が短い。

  • 獣の奏者シリーズ第3弾。
    少女だったエリンが一子の母に!驚きました。
    夫は想像通り。良かった~!
    妻となり、母となり、またエリンは逞しくなりました。
    でも、獣のことを第一に考え、自分勝手な行動を取るエリンには
    ちょっとイライラさせられる場面もあり。
    もっと周りの人を信用して相談とかしたらいいのに。。
    3人がずっと幸せに暮せたら・・・それを願うばかりです。

    【あの“降臨の野”での奇跡から十一年後―。ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。王祖ジエと闘蛇との思いがけぬつながり。そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…】

全338件中 1 - 10件を表示

上橋菜穂子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

獣の奏者 (3)探求編に関連する談話室の質問

獣の奏者 (3)探求編を本棚に登録しているひと

獣の奏者 (3)探求編を本棚に「読みたい」で登録しているひと

獣の奏者 (3)探求編を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

獣の奏者 (3)探求編を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

獣の奏者 (3)探求編を本棚に「積読」で登録しているひと

獣の奏者 (3)探求編の作品紹介

あの"降臨の野"での奇跡から十一年後-。ある闘蛇村で突然"牙"の大量死が起こる。大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、"牙"の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。王祖ジェと闘蛇との思いがけぬつながり。そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。

獣の奏者 (3)探求編のKindle版

獣の奏者 (3)探求編の文庫

ツイートする