- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156325
感想・レビュー・書評
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我慢できずに買ってしまった。
物語は、王獣編の11年後より始まる。
前編で置き去りにされたさまざまな疑問。
それらを解決するため、エリンは東奔西走。
もちろん周囲の人物も成長をとげているものの、主要人物以外はあまり絡んでこない。
純粋な続編というよりも、新たな物語として読んだ方がいいかもしれない。
国の統治者として、為政者として。
医術師として、母として、妻として。
国を覆う暗雲を眺めながら、彼女らは歩き始める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
闘蛇の死亡の原因を探り、追ってに追われて怪我をし、イアルと子供のジェシに再会するが、神々の山脈の残った人々の谷間を探しに行く、予定が王宮に行き、真王と大公に謁見し、王獣の軍隊と闘蛇乗りになるとは? 完結編をすぐ借りてこよう。
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13.02.2014 読了
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児童文学ではなく、大人用の文学のように感じました。主人公が大人になり、結婚して子も産んだからでしょうか。次巻も楽しみです。
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いろんな柵が人を締め付けていく様が読んでいて胸が苦しくなった。
どうか完結編でみんなが幸せになれる道を見つけて欲しい。 -
エリンの家族に幸せになって欲しい
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いよいよ闘蛇《牙》の全滅の謎に足を踏み入れ、秘密を知る。過去に本当は何が起きたのか…どんどん獣の奏者の世界に引き込まれる。
次で完結だが、早く続きを読みたい。 -
前巻から11年後のお話。
エリンがお母さんになってて、感慨深い。
夫が予想通りで良かったな。
でも、これからどうなっていくんだろう。
不安。3人で幸せになってほしいんだけど。
本当は2巻で終わってたみたいなんだけど、あれで終わりって全然思えない。やっぱり続きは必要だと思うわ。
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あの“降臨の野”での奇跡から十一年後―。ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。王祖ジェと闘蛇との思いがけぬつながり。そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。 -
まさかの展開から始まる第3篇。
起承転結というが、まさに「転」という感じで、少女の成長物語だったのが、家族を背負う母として、かつ獣たちの生態の探求者として、世界に翻弄されながら前に進む女性を描いている。
守り人のバルサと違ってエリン自体に物理的な強さはないから、だからこそ共感できる部分もあり、考えて考えてどうにか前に進んでいく姿はぐっとくる。いやぁ、息子のことを想いながらの主人公ってなかなかないよね、すごい発想です本当に。
起承転結の結がどういう結論になるのか、さっぱり予想ができない。だからこそ、早く次が読みたい。