バブルの興亡 日本は破滅の未来を変えられるのか (講談社BIZ)

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著者 : 徳川家広
  • 講談社 (2009年10月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062157124

バブルの興亡 日本は破滅の未来を変えられるのか (講談社BIZ)の感想・レビュー・書評

  • 今度来るバブルは空前の規模になる。
    そうなりつつあるのか?

  • 世界のこれまで、その成り立ち。過去から読み取る未来。歴史は繰り返されるというのは真実なのかも。

  • 現在は平成の時代ですが、今でも徳川家の方は活躍されているのですね。この本は徳川将軍家直系19代目の徳川家広氏によって書かれた本です。

    徳川氏の書かれたバブルの発生原因(p40)によれば、アメリカのサブプライムローン問題が解決するまで、日本が低金利を取り続けるのであれば、バブルの再来もあり得るのかと思いました、果たしてまたバブルが起きるのでしょうか。

    そのタイミングは2011~12年あたりで、2013年に本格化(p229)次のバブル崩壊で一番の被害をうけるのは、現在の特権層(p266)だそうです、価値観が変わることは覚悟しておく必要があると思いました。

    バブルが起きる前に対応すべきことは、実物資産(徳川氏によればゴールド)を購入すべきというメッセージを受け取りました。買うタイミングも解説されていますが、私にはその見極めが難しそうなので、毎月積立ていくのが良いのかなと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・日本が学んだ本当のバブル崩壊の教訓は、スピードの遅い速いに関係なく、バブル崩壊後の経済危機に対しては金融緩和は効果がないということ(p10)

    ・バブルの定義とは、ある社会において資産の価値が著しく過大評価されている状態である(p26)・資産価値とは、その資産から一定期間で得られる収入(期待収益)と、同じ期間に預金から得られる金利との比較から決定される(p28、32)

    ・バブルは、金利を司る当局(中央銀行)が、何らかの理由で利上げを行えない場合に発生する(p40)

    ・中央銀行が大幅な利上げを実行、市場の参加者を幻滅させるような事件が起きる、はいずれもバブル崩壊の原因だが、どちらが先に起きるという順番はない。(p58)

    ・第一次世界大戦においてイギリス、フランスがドイツからの賠償金取り立てに固執したのは、アメリカが戦時中の融資の返済条件の緩和に応じなかったから(p83)

    ・アメリカでのITバブルにおいて消え去った資産額は、7兆ドルでありGDP比較で見ると1930年代の大不況、日本の不動産バブルさえも上回るものであった(p93)

    ・1994年にロシア政府は多額の資金を高利で借金をしていた、外貨建で1400億ドル、ルーブル建で600億ドル、GDP(4400億ドル@1997)の半分程度、1998年8月にIMF再度救済支援を断られて、ルーブル切り下げを表明した(p101)

    ・住専に出資している農協系の金融機関などが、総額で6兆円を上回る債権を放棄することで、不足分の6850憶円を公的資金で補填することになった(p153)

    ・村山社会党は、「そもそも国家には非常事態が存在しない」という前提に立って非武装中立論を展開していたので、村山は地震にもテロにもなすすべが無かった(p154)

    ・長期信用銀行の仕組みはアメリカへのキャッチアップ段階では機能したが、1990年代には存在価値を失った、アメリカの経済攻撃で滅んだのではない(p179)

    ・2007年時点で、アメリカの対外債務はGDPの18%近くの2.37兆ドルに積み上がった、これはイタリアのGDPに相当する(p193)

    ・日本経済が回復しようとも、サブプライムの傷跡から回復できないアメリカを支えるために、日銀はゼロ金利を続けざるを得ない、これはバブルの原因(p40)となる(p198)

    ・2007年9月から金融商品取引法(証券取引法及び金融先物取引法を総合した法律)は、銀行業と証券業を事実上撤廃する効果を持つ(p202)

    ・過去を振り返ると、バブルが発生するのは、危機の2年後である、今度くるバブルは史上空前の巨大規模になると予想される(p205、208)

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  • 徳川家広著「バブルの復興」BIZ講談社(2009)
    *リーマンショックから一年以上がたって、アメリカ経済は小康状態を取り戻してように見えるが、実は、その内実は恐ろしい程に弱い。金融危機の根っこにあった「ドルの信頼問題」が解決されないまま、さらに大量のドル資金が後先を考えず金融システムに注入されただけというのは、アメリアにおける危機克服の真実である。一方ヨーロッパも大型の不動作バブルがはじけた直後であり、しかも金融緩和や財政出動に慎重になっているとあり、打ちのめされた状態である。つまり、ドルもユーロも内実はきわめて貧弱である。
    *通常であれば、バブルなどおこりようがない。バブルの兆候が出るとともに、利上げを行えばそれでよいのだ。利上げによって、資産価値上昇を続けるという期待が生まれる余地をあたえなければバブルは発生しない。では、バブルとはなぜ生まれるか?それは、中央銀行が何かしらの理由で利上げを行えない場合である。それは、危機にあるときだ。社会の成員にはわかりづらい危機であり、例えば、密接な関係にある外国の経済危機。あるいは国家の存亡に関わるような突発的な事件がおこったときも中央銀行は利上げをしない。今でいえば、アメリカがそれの原因となっている。アメリカの株価の暴落、そしてドルの円に対する際限のない下落。そんなアメリカ経済を目の前にして日本銀行が利上げをすれば、アメリカから日本へ更なる資金移動を宇アガシ、いっそうの円高ドル安に直結するからだ。金利はお幅に引き下げられバブルの芽の肥料となる。そして危機はバブルをうむ。
    *デフレの後にインフレが続くものである。利益が伸び、手持ち資金の値段もあがり続けている企業には銀行は喜んでお金を貸す。物価上昇というには、つまりお金の価値が下がっていく状態でもある。価値が下がり続けているお金だけに、借りる方も貸す方も無頓着になっていく。そうやってお金の価値が下がり続けると、最後には社会不安が高まっていく。そしてインフレつぶしの声が起こり、政府が強引な金融引き締めを行う。インフレつぶしの後nおこる最大の問題が、担保資産の価値下落である。銀行が債権の裏付けを失う。さらに不況は悲観論を蔓延させ、期待を下向きにしさらに資産価値を押し下げる。銀行は不良債権の重みに耐えかね、破綻が続く。信用通貨が消滅して、マネーサプライが爆縮することになる。国内の資産総額が実際にへることになる。財の総量とサービス労働に従事する総数がかわらないまま資金だけが少なくなるのだから需要関係からいってお金の価値はあがり、物価は下落する。つまりデフレである。
    *バブル発生と崩壊のサイクル(1)何らかの理由で国民がその国の経済の将来について、夢物語のような楽観論を信じている。さらに、何かしらの理由で中央銀行が金利をあげるべきときにあげられないでいる。(2)バブルが発生する。(3)バブルが過熱し、インフレの兆候がでる。(4)中央銀行が大幅な利上げを実行する。市場の参加者を幻滅させるような事件がおこる。(5)バブルが崩壊し資産価値が下がる。(6)不況nなる。銀行システムに不良債権が発生する。
    *1980年代の日本の不動産バブルの場合、日本経済が先進国で唯一パフォーマンスを示したことが国際的に注目され、さらにそれらが多くの欧米人の著書によって賞賛されたことが期待の面で重要となった。為替レートの大幅な円高調整も輸出企業にとって打撃を与えたが、日本の経済力をドル建てで一挙に倍増させ、世界nおける日本人の自信を深めさせるという働きをもっていた。日本のこの場合、インフレの兆候を最も顕著に表していたのが経常黒字の減少である。海外からの輸入を多くするためである。しかもこの間、日本経済は絶好調だったためGDPそのものはどんどん大きくなってきた。その後、超低金利政策が... 続きを読む

  • 2010/7/6:
    前半、バブル​の基礎の本として分かりやすい。​
    後半は予測だから、どうなるかな​ぁ?”

  • [ 内容 ]
    未曾有の大暴落は、いつ日本人を襲うのか?
    欧米の金融マフィアに精通した著者が病んだ資本主義の終末を予言。

    [ 目次 ]
    第1章 バブルはどこから来て、どこへ行くのか
    第2章 四つのメガバブルから未来が見える
    第3章 「失われた二〇年」の正体
    第4章 空前の狂乱経済へ、起爆剤は出揃った
    第5章 巨大バブルが復活したら、日本はこうなる
    第6章 巨大バブルが崩壊したら、どう身を守るのか

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バブルの興亡 日本は破滅の未来を変えられるのか (講談社BIZ)の作品紹介

未曾有の大暴落は、いつ日本人を襲うのか?欧米の金融マフィアに精通した著者が病んだ資本主義の終末を予言。

バブルの興亡 日本は破滅の未来を変えられるのか (講談社BIZ)はこんな本です

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