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みんなの感想・レビュー・書評
素晴らしい!
ストーリーが面白くて、メンタル描写も上手で
すんなりと主人公の感情に入り込むことが出来ました。
リーマンショック以降の現在の日本の状況を背景に
人間の弱さ、愚かさがリアルに伝わってきました。
何よりも今の不幸を招いているのは自分自身が原因という現実を
つきつけられます。しかし、じと~っという暗い感じではありません。
読後はむしろ爽快感が残り明日への活力がわいてくる。
自分も頑張ろう!という気にさせてくれた小説でした。
おすすめです。
2月-8。4.0点。
大学を出て、あっという間に就職先を退職。
それから、主人公の転落人生。
筆力があり、あっという間に読めるが、中盤までは「いいかげんにしろ」
という感じ。終盤、一気に良い感じに。面白かった。
杏菜のちからがすごい。「地のはてから」を先に読んでいたので、そこは良かった。
久しぶりに読んで良かったと思った。なんか、前向きにさせてくれる本。自分が弱っているだけかな。
序章は主人公にイライラ・・・
乃南さんにしては苦みが薄めの印象。
やっぱり女性の主人公を描いてほしいという個人的希望。
一歩踏み外すことがとてつもなく恐ろしくなる内容だった。でもさすが乃南さん。こんな分厚さなのに、こんなキツい話なのに、グイグイ読めてしまう。さすがに何度もバカを見る主人公に、この小説はハッピーエンドなのか度々心配になったけど、前向きなラストにひと安心。おばあちゃんがお見舞いに来たシーンは涙なしにはおれなかった。主人公は最終的に周囲の人に恵まれたのが良かったな。
ニサッタ…アイヌ語で「明日」の意
上司が気に入らないという理由で会社を辞めてから、次の会社は倒産、派遣、ついには、住むとこまで失くなりネットカフェ難民へ。気づいたら多額の借金…。どんどんと転落していく主人公の人生に読むのが辛くなる。
おばあちゃんの、「今日のことだけ、考えでな。」という言葉が、とても優しい。
明日のことなんか、考えたってわからない。怖い怖いと思うんなら、今日やることだけ。あとは何もかんがえるなー。なかなか難しいけど。
北海道は斜里から上京し新卒で入社した会社の上司とソリがあわずに転職した耕平だったが、ある日いきなりその会社が倒産してしまう。
社長は夜逃げ、給料は未払い。
唐突に失業した耕平は、派遣に登録して仕事を探すも、どうにも気に入らないことが多く長続きがしない。
環境が悪い、人が悪い、ついていない、そもそも親が悪い、と自分以外に長続きしない理由を求めてケチをつけ続ける耕平の姿は情けなく時として苛立つくらいだが、自分にもこういうところはあるよなぁと思う。
落ちるところまで落ちた耕平が「生きること」の自分なりの答えにたどり着くまでの物語。
登場人物の誰のことも好きになれなかったです。
ここ数年の乃南さんの作品、なかなか感情移入できず、残念。
大卒の普通の青年がちょっとしたことで坂道をころがり
落ちるように人生を誤り、そしてまた頑張って頑張って
その坂道をはいあがってくる話。
ネットカフェ難民とかホームレスとか遠い話かと思って
しまうけど、本当に普通の青年でもちょっとしたことが
きっかけで、そっちの世界に転がりこんでしまうことも
あるんだと、ちょっと怖い気持ちになった。
今平穏に暮らしていけることって、本当にありがたい。
主人公が北海道の出身なのでアイヌのことなども
話に出てきてとても興味深かった。
主人公の祖母の存在や言葉と竹田杏菜がとても良かった。
祖母の精神は今の時代にとっても大事なことだなって思った。
最後は明るい兆しが見えてきてとても気持ちのよい読後感。
つまずいてから、どんどん転落していく様は、なんとも悲惨。
「明日」を見据えて、自分の足でしっかり生きようと考えることが
できるようになるまでの耕平の姿は、自分を当てはめて見れると思う。
何度も何度も繰り返される失敗は、
誰もが持っている気の緩み・甘さゆえのように思ったから。
500ページ以上ある長編だけど、一気に読み終えた。
訳ありの女の子の生きる姿がとてもいじらしくて、可愛い。抱きしめたくなった。
最初の会社を勢いで辞め、二番目の会社が突然倒産し、派遣先をたて続けにしくじったときでも、住む場所さえなくすことになるなんて、思ってもみなかった。ネットカフェで夜を過ごすいま、日雇いの賃金では、敷金・礼金の三十万円が、どうしても貯められない。失敗を許さない現代社会でいったん失った「明日」をもう一度取り返すまでの物語
どこまでもツイてない主人公の物語
ツイテないというか、現代の子って
自分に甘いって言うのもあるんじゃないかな
共感出来る所が少なかった
耕ちゃんにはイライラさせられっぱなし。ネカフェ生活でも底つき加減が不足していたのか、失敗を繰り返す、懲りないやつ。でも憎めない。帰れる田舎があって、耕ちゃんは救われた。杏奈ちゃんのいじらしさに涙。
図書館で、意外と早く順番が回ってきました。
主人公の耕平くんは、何をやっても最悪の事態になって、まあ自業自得というか、もっとしっかりしろよ! と言いたくなるような子で、このままで行くと、もしかしたら最後まで救いようのない展開で終わるのか……、この人の他の話で、そういうのあったよなぁ……と、ドキドキしながら読んでましたが、最後はおばあちゃんに救われました。
耕平君も、おばあちゃんのことはいたわってる感じが伝わってきてよかったです。
おばあちゃんいいなぁ。
私の祖母は遠く(北海道と大阪)にいるので、滅多に会えないから寂しい。
お年よりは大切に!!
ジジババものに弱い私としては、好きな作品でした。
かなりの厚さだったが、この先どこまで行くのかとついつい読み進み、いつもの読書時間をオーバーさせた感じで一日で一気読みしてしまった。忙しいのに・・・。
片貝耕平の不幸。
天から降ってきた不幸プラス身から出たさび的な不幸の織りなす不幸ハーモニー。

結局のところ、主人公は運が良いと思う。何度も希望が見えては打ち砕かれるパターンが続いたけど、不運も自業自得というかその原因は自分自身にあるものだったから。それでも最後は立ち直って前を向けているのも、周...






