15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法

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著者 : 金田一秀穂
  • 講談社 (2010年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160094

15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法の感想・レビュー・書評

  • 子供に読ませようと思って借りてきた。

    読み易い文章。
    全体の構成も良くて、秀穂氏にとても好感が持てた。

    言葉というのは、文章を上手に書いたり上手に話したりするだけでなく、自分の頭の中で物事を考えるために必要。語彙が豊富だとそれだけ思考が明確になる。

    絶対に子供に読ませよう。

  • 久々に出会った良書。
    言葉のハウツー本ではない。

    言葉とはそもそも何か。
    なぜ、言葉をつかうのか。
    言葉がなかったらどうなってしまうのか。

    専門的な内容を中学生が理解できるよう、
    わかりやすく書いてある。

    日本語上達法というよりも、言語の教科書。

    金田一の名前と、講談社の本気を見た。
    講談社創業100周年記念企画

  • お父さんの金田一春彦先生がとっても好きだった。
    この先生は若者の言葉の乱れを追及する番組で
    「言葉は変わるものですからね。
     長く使われれば、それが当たり前の表現になる。」
    と、サラッと言った人。なんて、おおらかなんでしょう、なんて柔軟なんでしょう。
    その先生を父として、さらにはおじいちゃんが金田一京助。
    すごい家系だ。
    15歳でこの本に出会っても、正直あんまり感銘はうけなかったかも。それくらい15歳は、いろんなことに大忙しだ。
    だけれど、こんなことを言った人がいる、
    ということを知っていること、それで、いいのかもしれない。
    人を傷つける言葉も、人を救う言葉も、
    どちらも使えるけれど、使うのは自分だ。
    言葉に傷つけられるのも、救われるのも自分。伝えたいことを、伝えたい人に、伝えられる言葉を選ぶ。

    そんな風になれたらすごく素敵。すごく豊か。

  • 日本語の話よりも著者の学生時代の話が印象深かった。

  • なかなか良き日本語入門書

  • 会話術、なんかではなくてもっと根本的な話。なので会話のコツとかノウハウを求めている人には期待はずれかも。私はこの手の話が大好きなのでとても興味深く読めました。読みやすく書かれているけど、その中身はなかなか難しいこと言ってるな〜と。
    「言葉」というのは人間が生きていく上でなくてはならないものだからこそ、とても大きな力を持っていて、使う方も注意しなければいけないし、それを受け取る側もきちんと考えた上で受け止めなくてはならない。後半、温暖化のくだりと外国語の話はハッとさせられました。自分がいかに周りの言葉に影響されているのか、一つの視点からしか見ていなかったのか……。
    ティーンだけでなく大人が読んでもとても読み応えのある本だと思います。

  • 言葉に関するあれやこれやのお話はぜひ15歳で知っておいてほしいものだけど、著者の生き方までマネされたら困るよなあという印象。著者が自称不遇な少年時代を過ごしながらも今ここまでの大家になれたのは、著者の生まれが良かったからってのが最も大きい要素だと思うので。

  • 学者の家に生まれ当然のごとく学者になったと、思っていたが、実は全く違っていた。こんなところが興味深い。

  • なんというか、こういう中途半端な本を書いてはいけないな、と思った。ただでさえ祖父と父の威光で高名ではないのかと思われてるんだから、子ども向けの本でも、もう少しちゃんと書くべきでは。
    エピソードは面白いけど突っ込みが足りなすぎ。
    この程度の日本語研究者なら山ほどいる。
    有名なだけあるね、と思わせないと。

  • 「言葉とは何か」に、端的に答えた一冊。

    日本語上達法、と銘打ってはあるけれど、実際は言葉で考える技術の磨き方が述べられている。
    私たちは言葉で捉え、考え、発する。それをどう使いこなしていくかが「日本語力」。そういう意味での技術を、これからは鍛えていかねばならない。

  • 気持ち(読書感想文など)を書くことが多すぎる日本の教育だけれど、事実を書く訓練も大切。

  • 言葉(文法事項など)について書かれた本かと思いきや、自己の生き方について考えるための本だった。
    読んでいるとなんとなく、古今和歌集の仮名序を彷彿させる。言葉というものは、自分の思いを表現するための重要な道具なのだと、改めて認識させられる本。

  • 日本語力を上げるには。
    ①外国語を学ぶ
    ②古典に親しむ
    ③正確に伝える訓練をする
    外国語を学ぶ意義について考えさせられた。つい最近「仕事で使わないから、英語を学ぶ必要性がないです。」って英会話教室の勧誘をしてきたお姉さんに答えたばかりだ(汗)

    分かりやすくて面白かった。これは授業で使える。

  • 「大切なのは漢字を記憶することより言葉で考えることだ!」という表紙の言葉通り、言葉を考える意味について書かれている。
    とても読みやすい本なので、言語学の初めの一歩としてよいのかもしれない。

    1)言葉ってナニ?
    お刺身と死んだ魚~どうして言葉ひとつでこんなふうに違って感じるのでしょう?
    人間にとって「言葉」は伝達手段であると同時に、人間は「言葉」で感じ、「言葉」で考える。

    同じものを見ていても、それをどう言葉で表現するかによって、そのものに対する考え方、感じ方がまるで違ってしまう。

    しかも言語というのはその国によって、違います。だから物事の「考え方」や「感じ方」も国によってまったく違ってしまったりするのです。P21

    例えば、アメリカ人の肩こり
    言葉を知ってしまうとアメリカ人でも肩こりになる。

    2)正しくなくても伝わる言葉

    言葉を使ってコミュニケーションしています。でも、ぼくたち日本人は読み書きを大切にする反面、音声言語によるコミュニケーションはあまり得意ではありません。P30

    会話で使っている言葉には、その言葉本来の意味とは違う使い方をしているものがとても多いです。
    例)授業中の携帯電話「それは何だ?」と言った場合、「携帯電話です」と答える学生。

    *人類はどうして言葉を持ったか?
    「お互いに一緒に生きていこう」という認識のため。

    *語彙を増やせば、心の整理ができる
    「自分の使う言葉の意味をちゃんと把握しておきなさい」

    言葉にならない言葉
    意味のわからない外国の唄に感動できる
    映画は吹き替えより字幕~と思ってしまう。p53

    4)考えるための言葉

    5)十五歳のための日本語上達法
    *外国語を身につけよう、外国で過ごしてみよう
    *古典にアタックしてみよう
    *目にしたものを言葉にしてみよう

    道に迷ったアリスが
    「わたし、どっちに行けばいいの?」とチュシャ猫にたずねる
    「おまえはどこへ行きたいのか?」と聞きます。
    「どこへ行ったらいいのかわからないのよ」とアリスが答えると、猫は
    「じゃあ、どっちへ行ってもおんなじだ」と答えるP90

  • 全体的にまとまっていない印象を受けた。

  • 15歳ではないけど、読んでみました☆

    日本語の勉強をしてる感じは、あまりないんだけど

    読んでて、なるほどな~と思うことは結構あったよ。


    なんか言葉って深いな。。ってネ!

  • 子供向けに書かれた本は難しいことを簡単な日本語を使って説明してくれるので、肩が凝らずに読めます。アメリカ人は肩が凝らないと本書に書かれていたので、アメリカの本は簡単な英語で書いてあるのが多いんでしょうね。会社の報告書を如何にかっこ良く書こうかと思っている人には即効薬としては効かないかもしれませんが、人に心を伝えたいと思う人には湯治の温泉のようにジワジワと効能を発揮すると思います。

  • 日本語の上達のために

    ①外国語を身につける。外国で過ごす

    ②古典にアタックする 普遍的なものがある 万葉集と宇多田ヒカル

    ③目にしたものを言葉に置き換えてみること
    正確に、簡潔に、論理的に

  • 筆者は西高校の卒業生。でもまじめでなく学校をさぼっては本を読んでいたそうだ。ふざけるな、勉強しろ、って感じ。そんなことを中学生に言うな。西高校がそんなに偉いのか?嫌味や学者だな。

    アメリカでは風邪をひいて医者に行くと、耳は痛くないか?と聞かれるらしい。
    言葉がないと人間は生きていけません。僕たち人間は言葉を通じて世界とつながっています。
    言葉の意味を理解すること。そうやって人は自分の心を整理することができるようになる。
    自分探しなんて考え方はうそっぱちで、人は自分自身から逃れることはできない。

  • やわらかく、読みやすい。
    しかし、本質的なことをついている。

    言葉を愛する人には、お勧めの一冊。

  • 今日、図書館で見つけ、借りようかとも思ったのですが、思ったより薄かったので、その場で昼ごはんも忘れて読み切ってしまいました。言葉の重みにすごく気がつかされました。
    まさに、今の子育てにとっても、講師という仕事での教壇でも、言葉の重みを感じながら話さないといけないんだなぁと実感。

  • 言葉で考えよう

  •  
    ・徹子の部屋 2010年7月5日(月) テレビ朝日系列にて
    著者出演、書籍の紹介あり


    「お刺身」と聞いただけで生ツバを飲みこむ私たち。でも「死んだ魚」と聞くとどうですか?
    どうして言葉ひとつで、こんなふうに違って感じるのでしょう?
    毎日、何気なく使っている言葉。そもそも言葉ってナニ?
    金田一先生が楽しくお話ししてくれました。日本語力をアップさせる秘訣も伝授。

  • まず自分の気持ちを書きなさいという国語教育の不合理さったら!ずっとおかしいと思ってたことなんです。心の動きなんて繊細微妙で流動的なものを文章で捕らえるのはすごく難しいことで、平気で代わり映えのない作文の常套句をたらべたて自分の気持ちだと嘯くやつらに辟易して、だから読書感想文なんか書かなかったけど、そのころこの本を読みたかった。確信をもって反抗したかった。だけど「ゆっくり大人になるというやり方もあるんだよ」ともあるのです。まだあきらめない!

  • うーん。伝えたいことはわかるんですけどねぇ・・・。
    いかんせん、論の展開にムリがあったり、話がつながっていなかったり、内容に間違いと思われるものがあったり。
    なんか説得力に乏しい感じ。もうちょっとしっかり書いてほしい。
    金田一さんの本を読んだのは初めてですが、手を抜いているようにも感じたな!

    個人的には、こんな本で「15歳」の方々を惑わしてほしくはないね☆
    こういう本に手を伸ばすほどの見所ある15歳ならなおさらだよね。


    【目次】
    編集部からみなさんへ
    まえがき ぼくは学校が嫌いだった
    一 言葉ってナニ?
    二 正しくなくても、伝わる言葉
    三 言葉にならない言葉
    四 考えるための言葉
    五 十五歳のための日本語力上達法
    あとがき ゆっくり大人になっていいんです

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15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法の作品紹介

「お刺身」と聞いただけで生ツバを飲みこむ私たち。でも「死んだ魚」と聞くとどうですか?どうして言葉ひとつで、こんなふうに違って感じるのでしょう?毎日、何気なく使っている言葉。そもそも言葉ってナニ?金田一先生が楽しくお話ししてくれました。日本語力をアップさせる秘訣も伝授。

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