血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2 (100周年書き下ろし)
- 講談社 (2010年3月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062161220
感想・レビュー・書評
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大好きな楡さんの小説をまたまた図書館で借りて読破。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京の続編です。
前作は主人公とその両親の生い立ちが半々というところで
終わってしまいましたが、
今回はエリート街道から脱落した主人公が選挙戦に出馬し、
復活をかけるというストーリーです。
当初の予想とは違った展開が楽しめて、
手に汗握る話の流れでした。
人間の欲望や嫉妬がよく小説内に表れていて、
面白いのですが、人間の怖さが垣間見れる、でも面白い小説です。
この終わり方はまた続編があるのか!?と少しばかり期待しつつ、
そんなことは関係なく、
楡さんの小説なら何でも読んでしまうのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一作目に比べれば平凡
でも小説としてはこちらのほうが好きかな -
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京』の続編だ。
崇が反撃に出る。妻の尚子も今回は夫の力になるようだ。
選挙区で崇が勝利して万々歳かと思ったが、そうはいかなかった。となると、また先が気になってしまうじゃないか〜。
それにしても、眞一郎の執念ってすごいわ。で、なけりゃ大物にはなれないか。 -
面白かった。続編を読みたい。
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度重なるスキャンダルをプラス思考で乗り切って、いざ「血戦!」。政治の裏側の血なまぐささが伝わってきて一気に読んだ。
男社会がメインの物語だから、女性は添え物の感が強い。三奈は有川会の会長とはいえ、結局は子供を思うように育て上げることに情熱を注いでいるとわかる。その生き方は尚子にしても同じだ。それが日本社会なのだな、と改めて感じた次第。
お受験をめぐっての姉妹の確執が、「血戦」のきっかけの一つと思うと、世の中の対立の発端はどこにでもあるような気がした。
某家具メーカーの骨肉の争いが話題になったが、血族だからこそ、より激しい「血戦」に世間が仕立てあげていくのだな、とも思った。 -
・あらすじ
どろどろ。俺をなめるなー!戦じゃー!
・かんそう
落ちぶれたエリートのがむしゃらさが面白い。
民主党は復活出来なそうだから続編は厳しい?
読みたいなーさみしい。 -
軽くて読みやすいけれど、テレビドラマみたい。お勧め度は低いかな。
続編へと続く終わり方で、その続編のほうに興味あるな~(^_^)v -
うん!
いいです。面白かったです。
スピィーディーに惹きこまれるストーリー。
続編として満足です。
途中、家族の絆が深まるシーンなどもありつつ
親子の決別もある
政治家、国会議員にかける想い
権力とは・・・
よく出来すぎている話がやはりテレビドラマのように感じますがライトに読めて、選挙などの側面も見ることが出来る面白い本です。
さらなる続編も期待しております。 -
続編。また、次がありそうな終わり方。