ステルス・ウォー 日本の闇を浸食する5つの戦争

  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161244

作品紹介・あらすじ

日本とアメリカで、「9.11」で始まった「ストーリー」が、なぜか、「9.16」で終わっていたのだ。いったい、この「暗号」は、何を意味するのか?IMFに奪われた10兆円の謎!?中川昭一元財務相を殺した「闇の支配者」が日本の富を収奪する。

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • 28.11.25
    どこまで本気にするか迷う所

  • 序盤は面白く読めたが途中からついて行けなくなった。

  • 私は影響を受けやすいのか。
    読後の焦燥感がすごい。
    すべてが真実ではないにしろ。
    流し読みしてしまったので、メモしながら読めばよかったって、思ってる。

  • 一時「オカシイ」と感じ読まなくなった著者、どうせ、と手に取ったら期待外れにパズルが組み合わさった一冊。著者も書いていたが、バラバラで理由が解んなくなった時を過ぎた後に辿り着いたモノらしく、唸る。「成長の限界」のコメントを参考にして欲しいんだけど、バカなとは否定できない。

  • 2011/11/02:読了
    ステルス・ウォー:5つの戦争
     マネー・資源・食糧(水)・ウイルス(医療)・麻薬
     TPPは、4つまで包含している
     「マネー・資源・食糧(水)・ウイルス(医療)」
     

  • 一読して俄に信じられない話のオンパレードでした、これが1995年から時々読んできたベンジャミンフルフォード氏のものでなかったならば、最後まで読み通していないかもしれません。

    この一年間に日本では政権交代があり、予算がいつの間にか膨張していて、国債発行額も自民党政権時代よりも多くなっているのが不気味に感じているのは私だけでしょうか。この本では彼が、マネー・石油・ウィルス・麻薬・食糧について日本の闇で繰り広げられている戦争(動き)の内容を解説しています。

    以下は気になったポイントです。

    ・飛行機が衝突して火災が起きたくらいでビルが崩壊するならば、ニュートンの万有引力を否定する必要ありと、ジョーンズ教授はコメントした後に職を解雇された(p30)

    ・ペンタゴンは乗員等合わせて189名が死亡したが、ビルにあいた穴はわずか直径5メートル(p31)

    ・911当日にはオサマ・ビンラディン家族はアメリカ(ブッシュ家の別荘)にいた(p32)

    ・中川氏は酩酊会見をする前には、「バイアメリカン条項」に反発して、サミット期間中に各国首脳間の取りまとめに奔走、伊メディアから「最も活躍した蔵相」と絶賛された(p51)

    ・中川氏は、IMFに対して「10兆円」を無償で供出する署名を、酩酊会見前にしていた(p51)

    ・金が値上がりした理由、誰かが買い占めているから(p68)

    ・欧州を中心とした第一次世界対戦のときの戦費、戦後の復興資金をヨーロッパ列強国がアメリカの銀行、政府から借り受けた支払いに金が充てられたために最大の保有国となった(p79)

    ・FRB当時の株主たちに、リーマンやゴールドマン・サックス、チェース・マンハッタン銀行等も連ねている(p91)

    ・王室連合は、イギリスヴィクトリア女王を頂点に、ドイツ皇帝・ノルウェー王・スウェーデン王・スペイン王等の王室連合ができ、これがEUの母体となった(p96)

    ・ロックフェラーは1890年にはアメリカ市場の石油の90%を独占、その時代には石油が重要な物質ではなかったから(p103)

    ・アングロペルシャ石油会社として統合した旧スタンダードオイルは、イギリス・オランダ王室が経営する、ロイヤルダッチシェルと、フランス系CFP(トタル)の3社で、イラクを中心とした油田権益を独占した(p105)

    ・ドイツのコッホ研究所で「血清療法」を開発した北里氏は、世界中からとどいた破格の条件をすべて断って、日本に帰国して、伝染病研究所を設立、慶応大学医学部設立をした(p117)

    ・モルガンとゴールドマン・サックスは、油田は持たないが世界の石油取引量の大半を手中に収めている、それが可能なのは、1983年以降原油は、ニューヨークの「原油先物市場」で取引されているから(p153)

    ・失業率の統計は、クリントン政権時代にデータの取り方が変更、以前の見方では17.5%、しかも1ヶ月36時間以内の労働人口は26.9%(p182)

    ・アメリカでAIGが総資産:200兆円の巨大企業になったのは、アメリカには国民医療保険制度がないから、2009年末に通ったのは、民間保険会社(AIG)に委託して公的保険の肩代わりをするも(p185、187)

    ・2009年4月18日、タミフルに関する危険性を指摘しようとした矢先に、メキシコで新型インフルエンザ発生(p193)

    ・スペイン風で亡くなった人のアスピリン服用者は8~9割程度、被服用者の死亡者は1%未満、服用者の30%は死亡、つまりスペイン風邪は薬害により死亡者増加(p194)

    ・1977年にガン克服敗北宣言をニクソンがした後に、黒人を狙ったHIV、東洋系に感染しやすいSARSが世界にばらまかれる(p226)

    ・新聞特殊指定とは、威圧的な訪問販売、物品による景品勧誘、クーリングオフ適用外等、普通なら違法となる行為が許容されている(p237)

    ・ミツバチが大量死した原因は、殺虫剤「ネオニコチノイド」による、虫の中枢神経を狂わせる(p259)

    ・東レのろ過技術は世界一(p281)

    2010/11/7作成

  • 描かれた事が全部真実か?それは分からないが、狂信的な陰謀論者ではないベンジャミンさんに、多くの話題を提供してもらっていると思えば、楽しく読める。昔の本も読みたくなって、探しています。

  • スケールの大きい陰謀論が展開される。信じがたいが、以前読んだ「マネーを生みだす怪物」を違った視点で見直し、昨今の世界情勢も反映するとこうなるかも。となると、あながち間違ってないのかもな。ぼーっとしてると食いつぶされる、そんな読後感なり。

  • すごい!の一言に尽きる。
    ここまで陰謀史観を展開した人はいないんじゃないかと思う。
    そういう本が大好きな人にはおススメの1冊と言えるかもしれません。

    新型インフルエンザやSARSの流行をマンガの『20世紀少年』と結びつけて話を展開しているところには絶句しました。

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著者プロフィール

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』(清談社Publico)、『一神教の終わり』(秀和システム)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)など多数。

「2023年 『ディストピア化する世界経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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