小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

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著者 : 宮部みゆき
  • ¥ 2,052
  • 講談社 (2010年05月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162227

小暮写眞館 (書き下ろし100冊)の感想・レビュー・書評

  • 何も知らないままで読んだので、最初は心霊写真謎解きミステリーか、と読む速度が遅かったです。でも真ん中あたりからこれが家族が抱えた苦しみの物語だと分かってどんどん引き込まれていきました。折しも子宮外妊娠で入院中の時に読んでしまったので、亡くなった子供への思いを感じて涙が止まりませんでした。きっと一生記憶に残る本になると思います。

  • ほっこりするお話です。
    最初は、現実にある話なのか、ちょっぴりSFが入っているのか、分からずなかなか進まなかったのですが、
    途中から、小暮写眞館を中心に動く世界にどっぷりはまりました。
    心が温かくなるような、そんなお話です。
    すごく分厚いので、読みきった時の充実感もあります。でも、もっともっとこの世界に浸りたくなる、そんなお話です。

  • 長い、ただいたずらに長い がんばって、ディテールを今風に書いてる だからといって、すごく面白いわけではない ラスト以外は特段面白くなかったかな 人の命を扱うことも多かったけど、ずいぶん軽かった

  • 家族とともに古い写眞館付き住居に引っ越ししてきた高校生の花菱英一。変わった新居に戸惑う彼に、一枚の写真が持ち込まれる。それはあり得ない場所に女性の顔が浮かぶ心霊写真だった。不動産屋の事務員、垣本順子に見せると「幽霊」は泣いていると言う。謎を解くことになった英一は。

    写真の謎を解くと、それをきっかけにまた謎の写真の原因を解くことになってゆく。

    高校生の英一が年上の不動産勤務の垣本さんを気になり出すのはわかるが、その人が心を病んでいる感じが英一とあってないかんじがした。でも、垣本さんは英一のおかげで再出発できたけど、きちんとその後再会なりなんなりしてほしかったなとも思った。
    最初は
    写真に幽霊が写って、それの謎解きかよ、とお化け系が嫌いだからどうしようかと思ったけど、登場人物がとても興味深い人たちばっかりだから良かった。弟のピカ、友達のテンコとコゲパン。。

  • 物語の展開に圧倒されながら、読み飛ばすのを許さない筆力に押しつぶされました。すごい、の一言です。この小説。

  • 長かったけれど、読んでよかった。

    快速列車が通過するはずの駅で、長いこと停車していたようにおもう。
    この本を読んで心に吹き抜けた風を背に、私も走り出せるだろうか。

  • 読むのは2回目。1回目は第2話で挫折。再挑戦で読み切りましたが、最初から最後まで宮部ワールドにはまれないまま終わってしまいました。ふうちゃんを含む花菱兄弟の絆にはじわっときたし、テンコやコゲパンなど主な登場人物は優しくて個性があっていい人たちなのに、なかなか作品に馴染めず読むのに時間がかかりました。宮部さんは大好きですが、この内容だったらもう少し短くても良かった気がします。

  • 2014年9月西宮図書館

  • 心霊写真の謎解きのようなお話でしたが、最後はなんだか話がそれてるような感じでスッキリしなかった。

  • 少し間延びした感じもあったが、想像と違う、でもこれはこれでいいなぁと思う結末。一気に読めた。

  • 久々の宮部みゆき。

    電車好きとしては、ちらちらと鉄のにおひがするのがたまらない!!
    そして、今親になったからからこそさらにしみじみと読める部分もありました。

    宮部さんのこういう下町人情系を読んでいるといい事も悪いことも、人生には必ずあってそれを悲劇のままにするのか、消化させようと努力して笑いながら生きていくかは受けとる人間次第だと力がわいてくる。

  • 2012年7月25日読了。
    めっちゃよかった!!!人間の姿がすごく生々しいんだけれど完全に落としたりはしないのが、余計に、切ない。

  • 読む前は、なんとなくほかほかしか話なんだろうと想像していた。読み始めると自分の嫌いなホラー系かと思ってちょっと抵抗を感じた。読み終わったらほかほかしていた。

  • 古家「小暮写真館」に引っ越してきた花ちゃんこと花菱英一とその家族・友人たちの物語。前半は、心霊写真の謎を解いたり、花ちゃんたちの紹介が淡々と進みますが、それが後半の過去が明かされる展開に繋がります。 ... 続きを読む

  • 私、宮部さんの作品4作品目ですが
    新たな感動をしています。

    今までの作品はミステリー的でした。がこの作品は日常生活にありそうな人間模様がとてもコミカルで安心して読書できた。
    最後の4章は、心温まるそして切ないが、いいお話だったと思いますよ(ありふれているのですが、それが良かった)。
    しかしながら、何度かこんなものなのかねーと、思いつつ俺は鈍感だったんだなーおもいました(笑)

  • 挫折。読み進まない。

  • ちょっとファンタジーがかった、心温まる日常話。
    読後、ほっこりした気持ちになれる。
    続編が読みたい。

  • 大きく4話に分かれて構成されていましたが、長かった~。 店舗兼住宅の小暮写眞館。持ち主の小暮泰治郎が亡くなった後、この家に移り住んできた花菱家のお話。物語は高校生の長男、英一の目線で描かれています。 実はこの花菱家、3兄弟の真ん中の風子ちゃんが4歳の時に亡くなっています。「死」というものに敏感になっている家族と、この写眞館に強い想いを残している小暮おじいちゃんとの魂の共鳴というのでしょうか... 続きを読む

  • すべてが風子に戻っていく、その家族のさまはよくわかる。人物像もうまく描かれ、つまらないわけではない。
    でも、地の文の威力が弱い…この長さは必要かな?
    宮部みゆきをむさぼり読んだ頃の期待があるからか、心に届かなかった。

  • 登場人物が魅力的に描かれているんだけど、本が分厚くて中だるみ、というか間延びした感じ。
    主人公の花菱英一、弟のピカ、その両親、英一の親友のテンコ・・・、みな魅力的なだけに、間延びした感の有る物語がもったいない。
    四話構成の本書は、一~三話は淡々と物語は進むのだが、心霊写真?が物語の主要な骨格になっていて、少々、馴染むのに苦労した。他の題材でも面白く掛けたんじゃないかと思うが、この辺は好みの問題かも・・・。自分的にはイマイチ感が否めない。

    最終話は、さすが宮部みゆき。しっかりと読ませる。
    英一とピカの兄弟愛が描かれてる場面はウルッときてしまった。

  • 最初の部分が淡々としていて途中で飽きてしまったが、中盤から目が離せなくなった。日々の平凡な日常の中でのちょっとした出来事(小さな事件)をきっかけに、それぞれが心の奥に仕舞い込んでいる闇から少しずつ成長し変わっていく姿が描かれている。「自分は一人じゃないんだ。自分を大切に思っていてくれる人がいる」って事は何にも代えがたい大きな力(希望)なんだなって改めて思いました。

  • 主のいなくなった写真館、心霊写真、幽霊、家族。
    何となく間延びしてるかなという印象はあるけれど
    各駅停車でゆっくりといろんなものを見てきたからこその、最終章での、あの感動だと思うのです。

  • 高校生にしては頭いいなー思ったけど、物語としてはそれが正解だった。
    ゆるーい日常と、その陰に隠されている冷たい何かを現実に溶かしていくバランス感覚はさすが。
    もう一つの人生をじっくりと味わえたよう。

  • 古い写眞館付き住居(小暮写真館)に引っ越ししてた花菱家。 心霊(?)写真をキッカケに、長男、英一くんの謎解きが始まる。 親友テンコ、友人コゲパン、橋口くんらと共に成長する、英一くんのお話。 ... 続きを読む

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