本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162340
感想・レビュー・書評
-
読物として、普通におもしろいです。これをきっかけに仏像の世界に入っていけたら良いね、という感じです。
内容は仏像についてから、造像背景など、わかりやすくまとまっています。個人的に、挿絵があまり好きじゃないな…安っぽくなっちゃってる感が…
仏像ミステリーというより、仏教ミステリーといいましょうか。
前半は仏像について、後半は仏教に関わる人やお寺などの逸話です。
著者の方が宗教学者さんなので仏像も宗教的視点で見られています。美術的視点ではありません。
なんというか、歴史宗教民俗学でもあるなーと思いました。
私はこういう視点から見るのも面白いので好きだけど、
仏像を美術品として見たい人にはお勧めしません。
美術としての言及がほとんど無いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示