- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162869
感想・レビュー・書評
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養護施設で育った血のつながらない姉弟と、それに惹き寄せられて不幸になっていく人達。共依存。芳子はこれで幸せなんだろうと思うと後味が悪い。誰も報われない。でもわりと好きな本。映画にするにはぴったりだと思う。
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うん。やりきれない。この不幸のループを断ち切ろうとする(そう見える)人物からことごとく次の不幸を被せられる。ただ、怖かった読後。ダメ男に依存してしまうのが芳子。しないのが「天上の青」(曽野綾子)の雪子。どちらの生き方を選ぶとしたら…言わずもがな。
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せつないお話
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不幸オンパレード。
救いようないです。
男をダメにする女なのか、
男がダメだったのか。
肉体関係のない愛の物語。
内容は暗いけど、さすがの唯川恵さん。
最後まで飽きずに読めます。 -
唯川恵らしい本
幸せになれない女の話。 -
なんて救いがない話。。。読んでて苦しさばかりだけど、夢中になって読んだ。
あと一歩でいい方向に向かうところで、どうして。。。
周也が成長していく様子が嬉しかったし、カオルを思う気持ちの強さに感動もしたけど。。。読み終えてホッとしたのは、これ以上悲しさが続かなくて済むからかな。 -
唯川恵のイメージと違う作品だけど、読み応えありとても面白かった!