- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062163446
感想・レビュー・書評
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19:シューマンをシューマンと意識して聴いたことがないし、初の奥泉作品ということで誤解を恐れずに言うと、これは奥泉さん流の「幻想曲」の解釈なのかなと感じました。確立された物語世界、現れては消えゆく懐かしい日々の幻影。読み終えてふっと現実に戻る瞬間、今まで本を読んでいたのだという「気づき」は、舞台の幕が下りて客電が点るあの名残惜しさそのものでした。目覚めた瞬間のような。シューマンを聴いてから、もう一度読みたいな。読み終えて表紙を見てタイトルを目にして、はっとする。
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最後まで読んでそうだったんだって感じ。
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クラシックを知らない私には難しい小説でした。
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【大妄想】
小説です。
そういうオチか。。。 -
(2016/5/13ギブアップ)
「王様のブランチが恋した本」で、「唸らせられる本」として文庫本が紹介されていた。
最後にどんでん返しがあると書かれてあり、どうにか読み続けようと頑張ったけど、無理でした。
2/3は、流し読みしたので、どういう話だったかはわかるけど、うーん、他のサスペンスと比べたらどうかなぁ。(この程度で)読者は満足するのかなぁ。
ピアノが好きで、よくピアノの曲を聴いたりするけど、音楽に対する専門的過ぎな部分が多過ぎて、すごく読みづらかった。みんな理解して読んでるのだろうか。。。
(内容)
シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「私」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、指にピアニストとして致命的な怪我を負い、事件は未解決のまま30年の年月が流れる。そんなある日「私」の元に修人が外国でシューマンを弾いていたという「ありえない」噂が伝わる。修人の指に、いったいなにが起きたのか。鮮やかな手さばきで奏でる“書き下ろし”長篇小説。 -
1009--
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最初の方は音楽の話ばかりで、読みづらかった。
少しミステリーが加わってきて、おもしろくなってきた。
最終章では驚かされた。ただ、頭の中がちょっと混乱。