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この作品からのみんなの引用
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かわいそうにねー。若いってほんと気の毒よ。今、つらいでしょ?正直言って。
― 215ページ -
おれさ、ケンカってしたことないんだけど、もしなんかおれにできることがあったら言ってよ
― 181ページ -
「はい。教科書は、しゃくじゅうにピーシ」
― 175ページ
みんなの感想・レビュー・書評
あるクラスの一日を切り取った、生徒一人一人が主人公の短編集。
中学校の頃は恋愛、クラス、いじめが色々あって難しいなーと思いながら読んでいました。
中学時代の思い出が蘇るような作品でした。
あぁ、中学生が詰まってる!と思った。
2年C組の生徒ひとりひとりが主人公の連作短編。
一日に、たくさんのことがある。嫌なことも、楽しいことも、全部その日だけに起こる些細で特別なこと。
過ごしていたら、やっぱり気づけないものだよなー
時間が経ってみて、わかる。
面白く読めた。
ある中学校、あるクラスの、ある日の一日。
時系列で生徒ひとりひとりにランダムにスポットをあて、
語らせる描き方が、おもしろいなあと、思った。
雑多な感情の箱なんだよね、中学校の教室は。
人生で一番、エネルギーが渦巻いていた気がする。
今に満足することも、なくて。
もうすこしでいいから、小説らしくなんか起きたり、
それぞれの想いがからんだりするのかなあと、思ったけど・・・
どうということもない物語だけど、
最初と最後の一文が、ちょっと特別にしていました。
とある学校の、とあるクラスの、とある一日のお話。 クラスメイトがその瞬間感じていることを切り取って、一日に仕上げているという少し変わった群像劇。 かといってクラスで大事件がわーっと起きる、とか、ミステリ展開になる、とか、そういうことは無く、ただひたすらに、あぁ中学生ってこんなこと考えているよなぁってことが淡々と綴られていました。 そこには確かに自分が中学生の頃考えていたようなことが詰まっ... 続きを読む »
登場人物は三十八人、主人公も三十八人。
二年C組の十月十九日月曜日、その一日をそれぞれがごく短時間切り取り、「普通の」一日を過ごしている。
中学二年。複雑な年頃と一括りにしてしまえばそれで終わってしまうが、中学生のクラスメイトのあの微妙な匙加減で全てが変わってしまうあの、もやりとした感覚は、今でもわかると思う。
一つの教室の中で渦巻く無視という名の無言のいじめ、クラスメイトにふと感じてしまう嫌悪感や、淡い恋、厭世観、芸能人への憧れなどのカオス状態を丁寧に描いていると思う。
ただばつん、ばつんと途切れてしまい、彼らのその先はわからない。わからなくてもちょうどよいのかもしれない。
私たちが中学二年生の頃、「大人はなんにもわかってない」と憤っていたのだし。
クラスの中の一人一人がそれぞれ中心となって書かれている。さくさくと読めるけれど、中には問題を抱えている子どもがいて、この先どうなるんだろう…と思わせられました。現代の等身大の中学生が描き出されているように感じました。また、自分の中学時代はどうだっただろうと振り返ってみないではいられませんでした。
痛々しい中学生の日常が時系列で描かれている。
おもしろい。
ただ、もっとキャラクターの絡みが欲しかった。
あるクラスの、ある1日における、それぞれの内面を描いたもの。描かれているのはあくまでも一人称で、その人物自身の視点でしかなく、現状認識のみで、なんの解決もない。日常といえば日常の、どこにでもある中学生や教師の話というわけで、自分に似た人間を見つけて安心する人もいるだろうし、不愉快になる人もいるだろう。そこから一歩踏み出せるか。読み手の意識が問われる。
2年C組のクラスメイトの1日の数分を切り取った物語。
中学生のクラスってこんなだったかも。
一話の長編を読むような手ごたえはないけど、クラスの中に自分を探してしまう。
友達になれる子、好きな子、嫌いな子…自分がどこかの席に座っていて、クラスを見回したような感覚でした。
明日があっけなく来てしまう。学生時代の1日。
たった1日でも、クラス全員揃えればこんなにすごいドラマになるんですね!たいそうなことは起こらないけど、中学2年という、微妙な年齢の彼らの現実が描かれてます。いじめとか恋愛とか勉強とか。生の声が聞こえます。 たびたび前のページに戻って確認したり、巻頭にあった座席表見返したり。誰が誰とか眺めては、ふむふむ〜でした。初めて読んだ作家さんだけどよかったです。
題名のとおり、10月19日月曜日に起きた2年C組の生徒38人、それに加えて担任教師が時間ごとに感じたことが描かれている。ただひとり荻野さんだけ彼目線での物語はなく、荻野さん事件として描かれているのがまた不思議だった。
とても読みやすかったです。
とある中学の一学級の、「10月19日月曜日」を切り取った連作短篇集。
語り手が順番に変わり、彼らがそれぞれに見つめるクラスの様子で
語り手ではない他の生徒のこともなんとなく分かる。
中学って確かにこういう雰囲気だったなと思い出した。
「誰も、完全にはハッピーじゃない」という時代。ぴりぴりして
もやもやして、悩んで、急に落ち込んだり嬉しくなったり。
”思春期”という言葉ひとつで片付けられないほどに、人生に
おいて、暗黒な時代なんじゃないかと過ぎ去った今感じる。
ただ、ちょっとしたことで親友になれたり人を好きになったり
するのもこの年頃の特権でもあるのだ。
この本のなかに、かつての自分や友人たちがいるような
気がした。
タイトルの通り、2年C組全員のそれぞれ1日のひとコマを描いた物語。
みんながみんなの一日を、せいいっぱい悩みながら生きています。
微笑ましかったり、悲しかったり、やるせなかったり・・・。
でも、1日は同じようにまた訪れる、そんな物語。
最後の井上慎吾くんの家族の物語が、ほのぼのさせられてよかったです。
2年C組の生徒たちの10月19日の朝から夜まで日記。
豊島ミホの『初恋素描帖』にちょっと似ていると思った。
一人一人それぞれの短編だから、朝読書にピッタリかも!
タイトル通りです。
2年C組のとある1日をそれぞれの視点から描いております。
何でもないことばかりなのですが、それが非常に愛おしい。
中2っていいなあ。ドロドロしてるがキラキラしている。
荻野さんがお気に入りっす。

市立第二中学校2年C組の38人の、10月19日の朝から夕方までの物語。
憧れの人との甘い時を夢に見ては、目覚ましとともに現実に戻り…。ある者は朝練で汗を流し、ある者は前髪が決まらないと鏡に向...






