日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛「天、我に味方せず」

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165839

感想・レビュー・書評

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  • 地元の図書館で読む。読みやすいです。しかし、何かが足りないのです。

  • なかなか面白い一冊でした。木村剛さんはもともと尊敬していましたが、銀行を経営され始めてからおかしくなり始めたなと 感じていましたが、銀行の最終局面の内部状況など、非常に興味深く読めました。ブックオフの100円コーナーで買った1冊でしたが、読み応えがありましたね。

  • ルポとしてかなり読み応えがあった。木村剛というカリスマになりたがった落陽の人物と、取り巻いた人々の関係性が鮮明に描かれている。経済新聞等では報道されないえぐい裏事情も明かされており、転落までの過程がわかりやすい。単なる企画マン、もしくは経済評論家どまりであったら、かれは今も成功者として名をなしていたかもしれない。泥沼の最中でも「自分は傑出した人物」と自認していた様子が容易に想像される。

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。日本経済新聞で経済記者を30年間務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』『社長争奪』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

「2019年 『日産 独裁経営と権力抗争の末路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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