刑事のはらわた (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165891

感想・レビュー・書評

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  • 鑑識課1係の係長が主人公。警部にならないと係長になれないのだ。
    こんなことやっとるから、アカンのね。
    それはさておき、司法解剖の描写は迫力がある。今までに読んだことのないところだ。また、鑑識課員のつらさも書かれていて、この作者は関係者?と思ってしまう。
    今までにない、警察小説だが、中程からだんだんとふつうの犯人追いつめものになってくる。
    で、最後がまた予想と大違いの結末で、なかなかおどろいたし、面白くもあった。
    いろいろな小説家がどんどんと出てくるのは良いことだね。

著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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