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この作品からのみんなの引用
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もしこの世に本当に神が存在し、その神が真に万物の創造主であるならば、救いは期待しないほうがいい。万物の創造主に、どうして人間だけを救う道理があるだろう。そろそろ他の生き物たちを救うために、人間に罰を下そうとしていてもおかしくはない頃だ。
― 379ページ -
「どこで間違ってしまったんだろう」そうすれば、安らかな呼吸が足りずに潰れそうな肺が少しは軽くなると思ったのだが、肺の重さは変わらなかった。むしろ言葉の分だけ重くなった。
― 311ページ -
苦行をしたかったのだ。何かを変えたかった。馬鹿な話だが、自分が適当に作った講習プログラムにすがりついたのだ。本当に心と体を浄化できないか、メディテーションで導きの声が聞こえはしまいかと。
― 336ページ
みんなの感想・レビュー・書評
大変おもしろかった。ただし星5つは多すぎたと反省。
一人称視点と三人称視点が混ざる点や、教団が急に大きくなるのがちょっと不自然だなあ、とおもわれることや、教主がそこまで魅力的か、という疑問を感じることなど、結末できちんと伏線が回収されていたのが見事。
作りだされた虚像の上に、見る間に膨れ上がってゆく「大地の会」。会員たちの熱狂は創設者の思惑をも越え、やがて手に負えないものになった。人の心を惹きつけ、操り、そして―壮大な賭けが迎える慟哭の結末。
自分が作りあげたと思っていたものが一人歩きしていき、どんどん自分の手にはおえなくなっていく感じがよく描かれていた。後半は手に汗握るサスペンスで、読んでいて恐かった。
一気に読みました。
上下巻ですが、ページを捲る手が止まらず。
壊すために創られた、壊れやすいはずの砂の塔を造っていくお話。
荻原さんやっぱりすきです。面白かった!
ホームレスから新興宗教を立ち上げて、人生うまく行き始めたと思いきや、裏切りに合い命までねらわれる羽目に。ホームレスに逆戻り。見た目は元に戻ったが、精神的に強くなった木島改め山崎がいた。山崎はこれからどこへ行く?
面白かったし、確かに砂の王国だった。
でも、もうちょい先のところまで描いてほしかったなー
タイトル的にはここまでで十分なんだろうけど
上下巻読み終わるまで、時間は掛からなかった。後半からは、さらに加速して読み終わった。残りのページが1枚になったのに、終わりが見えない。最後の1行には、ビックリさせられた。おもしろかった!
上巻を読んでからしばらく間が開いたが、やはり面白かった。終わりもやはりそういうことなんだろうなとは思ったが、がっかりする落ちではないと思う。この作者の他の本ももう少し読んでみたい。
こういう終わり方になるのか・・・といった感想。
途中あたりから、ハッピーエンドではなさそうだなぁと思っていましたが・・・
子供のころのトラウマ?人生の目標は、塔?それとも塔を壊すこと?下巻はなんだか救いがない感じでした。
上下巻を一気に読ませる力は、さすがだなぁと思います。
面白かったです!!
ペースがグングンあがって読み込んでしまいました。
結局のところ最終の着地は
上手く終わっていまして
荻原さん、さすがです!
やっぱり、終わり方はこのように
ならざるを得ないんですね。
人は、何が大切なのか?
人は、どこで間違っていってしまうんだろう?と
少しあらためて考えさせらます。
全体的にかなりGOOD!です。
ホームレスから大地の会が発展していくなかで、絶対に最後はダメになるんだろうな~と思いながらも、木島さんに感情移入。がんばって!という気持ちで一気に読み進めた。頭の中で映像が広がっていく感じ。

なぜ人は宗教に依存するのか。マルチやネズミ講と一緒にしてはいけないのかもしれないけど、どこかに共通するものを感じてしまう。
結局、主人公はお話の最後のほうにはひどい目に会ってしまうけど、少し希望も残...






