ミッドナイト・ラン! (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062166959

感想・レビュー・書評

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  • 山岳冒険小説の名手 樋口明男氏のもう1つの顔、ハチャハチャ破れかぶれ極道、汚職警官もの。

    設定はハチャハチャ、簡単に銃をぶっ放し、証人を、ヤクザをぶっ殺して、クルマは空を飛ぶ。
    ま、でも、そこそこ面白い。
    樋口氏の作品にしては詰めが甘い感はあるが、まあ、Rock’n Rollだから、いいんじゃネ!

  • 勢いのみで書き上げた印象が強い。

    DJの登場がちょっと遅かったかな、とも思える。

    話自体は飽きさせることない、無難な仕上がり。

  • R3/3/1

  • 映画「バニシングポイント」を思い出した。ジェットコースタームービーさながら、楽しく読めました。

  • 樋口明雄作品。今回は山と犬には全く関係ない、純粋な娯楽小説。ハチャメチャで主要登場人物みんな何かいかれてる。
    映画にするならアクションコメディーといった作品。

    ネットで集まった5人。彼らは年齢も性別もバラバラ。集まった目的はただひとつ…心中である。山の中、車で一酸化炭素自殺を結構しようとする矢先、一人の少女が助けを求めてきた。その少女はヤクザに追われていた。成り行きで助けた5人は、今度は未成年者誘拐未遂の罪で指名手配されていた。ヤクザ、悪徳警官、そして彼らの背後にいる謎の人物。
    そして4日目、ヤクザ、警察、FMラジオ局、一夜限りの祭りが始まる。

  • 主人公たちもヤクザも被害者も悪徳警官もFMパイレーツの面々もハチャメチャだけど、独特の疾走感があって、一気に読ませる。映像化向きの内容。
    ガンマニアで、トリガーハッピーの三下ヤクザの加藤だとか、元暴走族で空色のタクシーで宙を舞う運転手鴨下だとか、組員の頭を金属バットでかち割る覚醒剤と麻薬でいかれてしまった組長の田辺だとか、ユニークな人物が次々に登場。内容は暴力的だが、どことなくユーモラスで、深刻な感じがしないで、楽しく読める。

  • ハチャメチャ。
    たまにこのような小説を読むのも良いな。

  • 集団自殺サイトで、知り合った男女が少女を助けた事でヤクザ、警察から終われる事に…
    2011.11.16

  • ネット心中で集まった5人が,少女を助けると,
    どういうわけかヤクザと警察から追われることになる。

    将来のない主人公が後先考えずに大暴れするという,
    分かりやすいストーリー。
    ヤクザと警察がまんがっぽくてリアリティがない。

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著者プロフィール

1960年山口県生まれ。明治学院大学卒業。雑誌記者を経て、87年に小説家デビュー。2008年『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年刊行には『ミッドナイト・ラン!』で第2回エキナカ大賞を受賞。山岳救助犬の活躍を描く「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの他、『狼は瞑らない』『光の山脈』『酔いどれ犬』『還らざる聖地』、エッセイ『北岳山小屋物語』『田舎暮らし毒本』などの著作がある。有害鳥獣対策犬ハンドラー資格取得。山梨県自然監視員。

「2022年 『南アルプス山岳救助隊K-9 それぞれの山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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