UFOはまだこない

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著者 : 石川宏千花
  • 講談社 (2011年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167055

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UFOはまだこないの感想・レビュー・書評

  • 「死ぬなっつーの!」の油性マジック言い切りのエピソードはいいなあ。
    この手の小説の主人公はどちらかというと、いじめられていたり、孤立していたり、もしくは落ちこぼれていたりする子が多いんだけど、それも確かに重要なんだけど、私としては、「そうじゃない子もいたのに」といつも歯がゆく思っていた。
    こういう、ちょっとだけ上の方にいる男の子の他愛も無いやりとりがとても楽しかった。
    そして、タイトルの意味がラストでわかる。
    胸の奥がつんと痛くなるようなラストだった。

  • 2人揃ってイケメン、スポーツも勉強も出来て発言力もある無敵の最強コンビだった亮太と公平
    ところが中学に入った途端公平がUFOと交信する電波キャラになってしまい…

    同じ団地で育った少年たちの物語。自分の信念がしっかりあってそれにまっすぐな子達ばかりでとてもかっこいいです。
    ひとつふたつ年が違っても先輩後輩ではなくあくまで友達!って関係もすごく素敵でした

  • 無敵の中学生男子が同じ団地に住む親友や先輩とつるんでなんやかんやするおはなし。
    主人公とその親友は人気者で周りに大きな影響力があって、それを自覚していて、気に入らないと感じること(例えばクラス内のいじめ)を潰して生活している。けれど、無敵に思えた自分の立ち位置でもどうしようもないことがあると気付きながら大人に近づいてゆく。
    タイトルのUFOに関しては序盤で片付いたかと思いきや最後まで繋がっているので、うまいなと思った。
    (元)彼女だったりクラスメイトだったり女の子もちょこちょこ出ては来るけれど、話の大筋はあくまで男の子たちだけのコミュニティが描かれていて、一人ひとりのキャラが面白く、現実の中学生男子がこんな感じかどうか女の私にはわかりませんが微笑ましく愉快な一冊でした。

  • イケメンだらけの団地ともお。映像化すればとても需要がありそう。

  • 学年で目立つ存在の男の子が主人公。幼なじみの団地仲間と過ごす日常が、男の子たちの空気感がなんとも眩しい。団地仲間がみんな揃いも揃ってカッコよすぎる(見た目も性格も)のは出来すぎ!と思いつつも、なんだかんだと楽しく読めた。軽くサラッと読めるのもいい。
    無敵だ無敵だと繰り返していたのは、自分たちの無力さをも知る伏線だったんだなぁ。男の子たちの成長を垣間見せてもらった。
    でも刺青の件はどうかと思う…。相当な火傷じゃないと誤魔化せないだろうし、治療中にバレて余計話が大きくなるような…。あれは必要な話だったのかなぁ。

  • 2014年2月14日

    装画&扉絵/平沢下戸
    装幀/城所潤(Jun Kidokoro Design)

  • 小学校の頃から無敵だったオレ(亮太)と公平。オレらの名前は別の小学校にまで知れ渡るくらいで、クラスでもオレらに対抗できる奴はいないし、先生だって例外じゃない。
    でも中学1年の3学期、公平が突然、変わった。宇宙人と交信するとか言っちゃって、別の世界の人となってしまった。
    親友だった公平の変化にとまどうオレ。公平が変わってしまった訳とは・・・?
    同じ団地のスバル先輩や、一緒につるんでいた仲間達。
    それぞれの思いと、青春の日々。

  • ちょっとしたことの細かさ、リアルさが物語を支えているなぁ。そういうとこ好きだなぁ。

    先輩と、くん付けの差とか。
    みたらし40円だすから一本ちょうだいとか。
    おみやげの品が写メとか。(私は常々、小説の中高生のお小遣いの多さに疑問をもっているのだよ)

    主人公は、そこそこなんでもできて、顔がよくて、同じくらい強い友達とつるんでる。かっこいい先輩たちとも仲良くて…なんて、運がいい部分もある。
    無敵であるが故の、少年の勝手さとか残酷さとかもあるが、自分に勝手なところがあることも、順位付けなんてくだらないってこともわかってるので、ま、しょーがないか。


    あと、単純に、年齢とか性別とかが主ではなく、みんなでアホみたいに仲良く笑ってるっていう関係がもう、だいすきだよー。
    あ、学校のなかの順位付けを書いてる作品です。
    最近増えたね。

    UFOのくだり、ちょいちょいはさむのが私好きです。

    スバルくんはできたひとだわ。

  • 「草食系男子」なんて言葉が流行って久しいですが、日本男子たるもの、ナヨナヨせずに格好良く生きていきたいところ……。
    この本は、そんな草食系男子の対極にいるような「肉食系男子」が主人公の小説です。

    主人公の亮太とその友達である公平は、小学校時代から無敵の存在。周りには一目置かれ、中学に入ってからも圧倒的カリスマと人気を誇り、女の子にはモテまくる。そんな肉食系男子の2人。
    だが、ある日突然、公平が「宇宙との交信」を開始。いきなりの友達の豹変っぷりに亮太は頭を悩ませて……。

    中高生向けの小説ですが、大人が読んでも楽しめる、中学生たちの熱くて格好良い青春小説です。読後感も良く、読み終わった後は爽やかな気分になれます。
    登場人物のみんなと一緒に、ともすれば忘れてしまいがちな熱い心を呼び覚ましてみましょう!

  • いいなぁ、男の子たちの世界。

    感動したわけじゃないけど、最後、うるっとした。
    戻ってこない時間を懐かしむ感じかなぁ。

  • 読後一発目の感想は、スバル先輩がすごく大人だなって。
    「死ぬなっつーの!」に対しての考え方とか、刺青の隠し方とか...
    とにかくスバル先輩の内面に強く惹かれました。
    近くにいたら惚れる(笑)

    あと、団地の暖かさがすごく良いと思った。羨ましくなるくらい。
    「UFOを撮ってるみんなの写真を撮りたい」なんて言ったら、
    普通「は?」って一蹴されておしまいだと思う。
    けどあんなノリノリで撮らせてくれるの、きっとここの団地だけだ。

    あーあ、私のところにもスバル先輩の乗ったUFO来ないかな。

  • 男の子たちの青春物語。無敵っていうのが、ちょっと嫌味っぽく聞こえてしまった。クラスを牛耳る存在であるのに、必要以上にそれを鼻にかけないところはいいと思うんだけど。
    スバル、公平、亮太の三人でつるんでいる図が好き。スバルくん……。

  • 中学生男子が主人公の長編小説です。中学生が主人公だと斜に構えたり問題のある子が出てくるのかと思いきや、学校のスーパースターたちがひたすら正しいことをするスカッとする青春小説でした。さらっと読めて心温まる展開、悲しみを友情で乗り越える男子たちに癒されました。

  •  亮太と公平は、小学校のころからクラスの中心的な存在。スポーツもできるし、勉強も必死にやらなくてもソコソコ出来る。ルックスも悪くない。無敵だ(と本人も自覚している)。そんな二人を中心とした、中学生男子が、子どもから少年になっていく過程の中学時代を描く。

     大きな事件が起こるわけでもなく、二人の住む団地の男子仲間や、同じ中学の女子たち。淡々と描かれる日々。それなりの起伏はあるものの、こうして彼らは成長していく…。
     ハズレではなかったけれど、絶対イイ!!というものでもなかった。

  • 「無敵なオレたち」って設定がおもしろい!
    いろんな友だちや仲間がいて、嫌なことや楽しいこと、理不尽なことを「無敵なオレたち」で突っ走ってく。
    香月日輪さんの小説にでてくる男の子たちもそうだけど、ちょっと突き抜けてる子ってかっこいいなぁ。

  • 亮太と公平は小学校の時から最強でした。中学生になって公平が急に宇宙との交信を始めたことで、周囲から浮いた存在になってしまいます。なんでそんなことを始めたのか亮太には理解できませんでした。
    そんな時、団地で仲の良い先輩の○○が急に倒れて入院する事件がおきます。亮太は、仲間との時間はいつまでも同じように流れては行かないのだと気づきます。
    公平の奇妙な行動、○○が野球部を辞めた理由、小さい子にしか興味を持てない○○、みんな亮太の周りはどんどん日々変化しているのです。
    そして亮太は今を切り取るかのように、UFOの写真をみんなで撮ろうと屋上に誘うのでした。

  • 中学生の男の子たちの日常

  • みんなの会話がおもしろくてかわいい。

  • 男の子、いいなあ。

  • 『園芸少年』とならぶ、こころのなかでのジャンル分けではあちら側になる児童書

  • 読了感が、ものすごく気持ちいい?

    読んでる途中も、何度も、あぁ、いいなぁ、こういう男の子同士の付き合い!

    って、あったかい気持ちになった?

    女性の視点から見た、ちょっと少女マンガ的な甘さが、逆に心地よい?

    現実は、もっと、クールだからこそ、この仲間たちが光っている

    あぁ、いい本に出会った時は、本当に幸せ?

  • 亮太と公平は小学校時代から人気者で、クラスのリーダー的存在だった。
    中学生になっても二人の無敵キャラは続くはずだったが、
    冬休みが終わると公平の様子がおかしくなった。
    本気でUFOと交信できると思ってるらしく、次第にクラスの皆から浮き始めたのだ。

    自分を無敵キャラと言って自信満々の主人公は、ちょっと苦手だな~。
    作者が何を言いたいのかわからなかった。

  • 設定にんー?と思うところも
    あったけど
    かなりおもしろかった!

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UFOはまだこないの作品紹介

オレと公平は、小学校時代から無敵の存在だった。中学に進学してからもその「絶対的な力」を誇示したまま、二人でおもしろおかしくやっていけるはずだったんだ。それなのに-。最強中学男子の青春を描く会心作。

UFOはまだこないのKindle版

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