澪つくし 深川澪通り木戸番小屋

  • 72人登録
  • 3.46評価
    • (4)
    • (8)
    • (13)
    • (3)
    • (0)
  • 17レビュー
著者 : 北原亞以子
  • 講談社 (2011年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062168045

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋の感想・レビュー・書評

  • 深川中島町にある木戸番小屋。
    そこにいる笑兵衛とお捨を中心に画かれる市井物語。
    起承…くらいでスパッと終わってしまうのが気持ちいいような、物足りないような…。でも、それがリアルなんだろうな…とも思いつつ。
    所々、読みにくいな…と感じるところもあったけれど読ませる作品。
    シリーズ最初から読んでみたくなりました。

  • 深川澪通りシリーズ第5弾八篇の短編集。木戸番小屋に住むお捨と笑兵衛の夫婦は、町の人たちをいつも優しく包み込んでいる。孤独や後悔を抱え生きる人達にそっと手をさしのべるぬくもりに満ちたやさしさ、問題解決にはいたら無くてもお捨と笑兵衛の夫婦に、相談するといつも優しく包み込んでくれる。講談社 (2011/6/8)購入本。

  • 大好きなシリーズだが、今回は全体的に内容が寂しい

  • 切ないですね

    でも他の作品も読みたくなる

  • 人生に色々問題を持つ人々が
    木戸番夫婦の優しさに包まれてホッコリする、という話。
    でもほとんどの問題は何も解決されてなくて、
    結局のところ、所詮は他人事、最終的には本人の気の持ちようですねって事らしい。

  • とってもお久しぶりの深川澪通り木戸番小屋シリーズ。私も早くお捨と笑兵衛の夫婦に会いたかったよ。派手な立ち回りがある訳ではないけれど、ちょっと心がほっこりする素敵な短編集。次に木戸番夫婦に会えるのはいつかなあ。

  • どれもほのぼの人情話であるが、ちょっとテンポが悪いような気もする。

  • 深川澪通り木戸番小屋シリーズ
    この夫婦の過去なんかも少しだけ
    書いてあって・・・やはり訳あり
    なんですね~

    ふっきれない気分になったら木戸
    番小屋にいって お捨さんに手を
    握ってもらうことにします

  • L 深川澪通り木戸番小屋5

    相変わらず素晴らしいずーんとくる話がいっぱい。
    第一話いま、ひとたびの…顔を手にヒドイ火傷をおったおゆうと、火傷をおわせた彦太郎。
    第二話花柊…嫁と舅。
    第三話澪つくし…手跡指南所の婿となった雄之介と建具職人の妻になったお才。
    第四話下り闇…男運のないおときの荒れ様。
    第五話ぐず豆腐…百姓が嫌で江戸へ出た息子を独りになった母親が探す。豆腐屋一家のとの対比。
    第六話食べくらべ…女50歳。独りの不安、生き方。
    第七話初霜…母親を折檻する気立てが良かった嘉一。その理由は。お捨頼り。
    第八話ほころび…いつだったかもあった女独りもんの悩み。いつかは、と思って機会を逃し気づけばみんないなくなっている。
    最後のお捨の言葉に救われるけれどそんなお捨だっていつまでも、ってわけにはいかないと思うと…。

  • シリーズ物のようですが、チェックしていた新聞書評に出ていたのでこの作品から読みました。木戸番小屋のお捨と笑兵衛夫婦の人柄にひかれて集まる人々を描いた短編集。ただそこに行って話すだけで心を軽くしてくれるお捨夫婦。こうやって相談できる人が身近にいたらいいなあと思う。どうやら二人も訳ありのよう。前の作品も読んでみたくなった。

  • 人の心は複雑で、単純で、どうしたらいいか手に負えない。
    という時に、主人公の夫婦が出てくるといつの間にか解決してしまう。
    解決?というか、”まぁいいか”という気分にさせるらしいのだ。
    こんな人達が身近にいたらいいですね。

  • 北原さんのこのシリーズ気になっていたので読んでみた。ほのぼのまったりなお話しで、盛り上がりに欠ける。好きな人は好きそうだけど、僕には合わない。うーんイマイチ。

  • うん、やっぱりお捨と笑兵衛の木戸番夫婦のお話はいいなぁ・・・。

    深川に暮らす市井の庶民たち。それぞれ幸せになりたいと日々真っ当に生きているはずなのに、なぜかどこかで何かずれていく・・。

    2人は、ばっさばっさと快刀乱麻で事件や揉め事を解決していくわけではない。お捨がふっくらした手で困っている人の手を優しく取り、話を聞く。無口な笑兵衛にいたってはそんなお捨を信頼し、ぼそっと何か呟くか、差配と将棋を指しているか。根っこの困りごとは実はなくなっていないのだけど、2人と触れた人々の心持ちがふっと楽になっていく。

    長老みさわさんが、起承転結の中で、「起から承となった辺りでスパッと話を切り上げる手腕」と言われているのが凄く頷ける。この手腕って、「慶次郎縁側日記」にも通じるよね。読者は、うんうんと読んできて、まだ話は終わってないよ!と思うところで、なんか投げ出されてしまうのだけど、人生ってそんなもんじゃないか、と、そのもやもや感がとてもリーズナブルに思えるところが北原さんの力量なんでしょう。

  • 深川澪通り木戸番小屋シリーズ4冊目で、「小説現代」の8連作の単行本化。
    シリーズは「とおりゃんせ」というタイトルでテレビドラマ化されてます。

    顔にやけどを負い婚約者を恨む女、男に裏切られてばかりの女、江戸へ出奔した息子を捜す女など、人間関係に傷つき疲れた女たちが、江戸深川の木戸の番小屋に住む笑兵衛とお捨夫婦に係わって、そのさりげない優しさ、ひとがらの柔らかさに少しずつ癒されていく。

    それぞれの女の話は決してハッピーエンドにはならないけれど、希望穏やかな気持ちで終わる。

  • 短編集のせいか、どれも同じ様なお話で
    読んでいて飽きてしまった

  • 銚子などを舞台とした作品です。

  • 7年ぶりとなる「深川澪通り木戸番小屋」シリーズの最新作。正直、木戸番小屋シリーズの続刊が描かれるとは思ってもいなかったのでとても嬉しかった。笑兵衛お捨の夫婦は以前と全く変わりなくここに居てくれた。やはり北原亞以子さんは短編・掌編の名手だ。起承転結で言えば、起から承となった辺りでスパッと話を切り上げる手腕はもう名人芸。今日も澪通りの木戸番小屋には悩みや事件を抱えた人々が通りすがる。笑兵衛とお捨は、八面六臂の活躍をして事件を解決する訳ではない。ただ話を聴いてやるだけだったり、手を握ってくれるだけだったり。でも、この二人に係りあうだけで、生きていく心を取り戻す事ができる。そんな珠玉の掌編集。

全17件中 1 - 17件を表示

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋を本棚に「積読」で登録しているひと

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋の作品紹介

江戸深川。人の心に灯をともす木戸番夫婦の物語。孤独や後悔を抱え生きる人達にそっと手をさしのべるぬくもりに満ちた八篇を収録。

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋の単行本

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋の文庫

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋のKindle版

ツイートする