スティーブ・ジョブズ I

  • 5887人登録
  • 4.06評価
    • (633)
    • (718)
    • (386)
    • (59)
    • (9)
  • 635レビュー
制作 : 井口 耕二 
  • 講談社 (2011年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171267

スティーブ・ジョブズ Iの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 本著は、スティーブ・ジョブズの出生からAppleを追われピクサーが軌道に乗るまでの伝記である。

    私は、スティーブ・ジョブズ関連本として、本著よりも「Think Simple」が好き。

    本著はスティーブ・ジョブズが追求していたシンプルさが足らない。
    スティーブ・ジョブズの陰の部分は興味をそそる。
    Appleを追われた前後も詳しく知ることもできた。
    ビジネス権化のラリー・エリソンと仲がよかったのも意外だった。

    でも読む前に期待していたワクワクさの方向性が違う。
    スティーブ・ジョブズの破滅的人間らしさがもたらすワクワク感が違った。
    伝記だからかな。

    ま〜、大切な言葉を知ることはできた。

    スティーブ・ジョブズは素晴らしい。
    間違いない。
    さらにスティーブ・ジョブズについていった人たちも同じく素晴らしい。
    スティーブ・ジョブズのビジョンを実現したんだから。

    続巻Ⅱに期待。

  • iPodやiPhone、iPad、Macなどを生みだした"Apple(アップル)"の創業者の一人、スティーブ・ジョブス。
    先日、10/5に癌でなくなった彼自身が公認した自伝との事で、発売前から話題でした。

    読もうかどうか悩んでいたのですが、店頭に平積みされていた表紙の視線に負けて購入。
    全2冊のうちの前編にあたるのかな、アップルの創業からピクサーでの「トイ・ストーリー」を出した辺りまで。

    余談ですが、アメリカ版は全1冊で定価35ドルとの事ですので、上下合わせて4,000円というのは手ごろに感じました。
    この厚さであれば分冊してもらった方が読みやすいですし、、2冊同時発売にして欲しかったところですが。。

    個人的には、情報の一元化だけならいいのですが、それ以上のUI全てをも統一規格に包み込もうとする、、
    その志向性が肌に合わないことが多く、アップル製品はiPod touch しか手に取ったことがありません。

    本書で綴られているエピソードを読んでいくと、まぁ、変わってます。
    一言で表現するなら"奇人"、でも強烈な"想い"に皆が引きずり込まれてしまう、といった所でしょうか。

    そのカリスマ性は"現実歪曲フィールド(原語:reality distortion field)"と表現されています。
    言わんとする事はわかりますが、もうちょっとこう、なんというか上手い訳しかたはなかったのかなぁ、、なんて。

    それでも非常に面白く楽しく読めたのは、光も影も余す所なく全てを、描いているからかもしれません。

    彼の言葉で好きなフレーズは"stay hungry, stay foolish"、シンプルに染み込んできました。
    元ネタはホールアースカタログという雑誌らしいです。

    - 人文科学と技術の交差点で生きるのが好きなんだ

    このフレーズにいろいろと考えさせられながら、後編を楽しみに待ちたいと思います。

  • 正直なところ、書籍と一緒にiPhoneやiPadでも読めるように電子書籍としても出して欲しい。なんとなくだがそれがジョブズ氏に対するお礼のような気もするからです。

  • 宇宙に衝撃を。
    何度も読み返したい。

  • 取材嫌いで有名だった故スティーブ・ジョブズ氏が初めて全面的に取材に協力したといわれる公認の評伝です。この本には様々な評価がございますが、彼の矛盾に満ちた人物像が浮き彫りになっていると思っております。

    いわずもがなこの本はジョブズ本人がその作成に全面協力し、本人や関係者への詳細なインタビューをはじめとする膨大な資料を基に作られたものです。本人が他界してしまったので、その話題性だけが一人歩きしているような気がしましたが、一読して、訳が数々の「ジョブズ本」を手がけてきた井口耕二氏の手によるものだったので、すっとその世界に入っていけたということと、アメリカの中でも飛びぬけてぶっ飛んだ人たちが集まってくるというカリフォルニア州で、その中でもビジネスの分野で特に優秀かつ変人が集まってくるといわれるシリコンバレーの住人の中でも、ジョブズは生涯、彼らの中でもいろいろな意味で飛びぬけてぶっ飛んだ存在だったんだな、ということが改めてよくわかりました。

    象徴的だったのは収録されてある彼の写真の中で、20代の彼と、妻であるローリーン・パウエルと二人で写っている写真の中でジョブズは裸足で写っているものがあって、西欧の人たちは普段、ベッドに入る以外は靴を脱がない、と聞いたことがあったので、
    「あぁ、やっぱりこの人は変わっているんだなぁ」
    ということをまず思ってしまいました。

    肝心要の内容ですが、ここには彼の前半生。生い立ちから幼少期、高校から大学時代。中退してのアップル・コンピュータ(後のアップル)創業。最初のヒット作となったアップル2の製作秘話。彼の前半生最大のハイライトといえる初代マッキントッシュの誕生。しかし、彼の専横によりジョン・スカリーと対決しアップルを去る。で、彼が「アップルを見返したい」一心で設立したネクストとジョージ・ルーカスから買い取ったピクサーがトイ・ストーリーで成功を収めるまでのことが描かれています。後半はアップルに戻っての「華麗なる復活」です。

    ここまで読んでまだ半分かと思いたくなるほど浮き沈みの激しい、ジエットコースターさながらの人生と、彼が「無能だ」と感じた人間に対する人を人とも思わない言動や、自分が
    「このまま一生砂糖水を売り続けるか、それとも僕たちと一緒に世界を変えるチャンスを得るのか?」
    とまでいってペプシから引き抜いたジョン・スカリーに対して対立が深刻化したときに彼の目の前で泣き出したり、そういう場面を見ると、やっぱり、彼の存在はアメリカ。しかもシリコンバレーだったからこそのことで、もし彼が生まれた場所が日本であったら、まず企業社会ではやっていけなかっただろうな。というのが読み終えての感想でした。

    ほかにも、生みの両親や生き別れになった妹であるモナ・シンプソンを長じてから探したり、禅に傾注したり、インドに旅をしたりと、青年期の自己を確立しようとする時期に関しても、興味深いものがございました。彼の人生や存在そのものには、やはり、多くの矛盾が含まれているということを改めて知りました。しかし、その多くの矛盾を抱え、ひとつになっているからこそのスティーブ・ジョブズであり、比類なき個性を生み出しているのかな、と考えております。

  • 上巻の読了が下巻の配信(11月1日15時)にぎりぎり間に合った。
    これまでの本人未承認の(伝記のような)書籍とは一線を画し、記載内容がとても深くてリアリティがあると思う。1970年代後半から80年代前半のマイコンブームで起きた事実、Windows、OS/2、NeXTに関してこれまで語られていることや、2005年のスタンフォード大学でのスピーチと照らし合わせて読むと、ジョブズの視点、アップルの視点、アップルを取り巻く外部環境からの視点の3つから事実を観ることができ、これまで外面的に語られてきた出来事の背景がより深く理解でき大変興味深い。
    また、特にジャン=ルイ・ガセーについては、BeOSの開発者としてこれまで捉えていたが、Mac事業部門を統括していたジョブズが追い出されたあとの後任であった上に、Mac OS Xにつながる後継OS選定(NEXTSTEPかBeOSか)時の負けっぷりからも、ジョブズとの明暗の対比が鋭角的に描かれており、後継OS選定時のPC雑誌の記事をリアルタイムで読んでいた記憶と照らし合わせると、これまた大変感慨深い。
    パーソナルコンピュータを、その成立の背景を深く理解しながら一連の歴史として理解できる貴重な一冊であると思う。

  • Jobs関連の本はいくつか読んだけど、これほどに詳しく書かれたものはないでしょう。間違いなく「伝記」として代表される1冊になると思います。

    Jobs さん、やっぱりこの人すごいです。
    日本では「革命を起こした立派なビジネスリーダー」というイメージが強いのですが、欧米では、ビジネスリーダーというより「立派な職人」「アーティスト」というイメージで通っているように感じました。

    Jobsさんが、「日本」通であることは有名で、社員を日本の蕎麦屋に視察に行かせ、Apple本社に蕎麦食堂を開設するほどの日本食好きでした。

    日本古来の「伝統」や「禅」に見られる「シンプルな優美」が、iMacやiPhoneなどの革新的なデザイン製品を生み出すきっかけになっていると知り、日本人として嬉しい反面、それが外国人に実現されてしまったという情けない思いも感じました。
    日本をもっともっと知りたいと痛感しました。

    その他にも、インダストリアルデザインの巨匠ディーター・ラムスを崇拝するジョナサン・アイブのデザインなど面白い内容が盛りだくさんで、読み応えのある一冊。オススメです。

  • 本日発売の「ジョブズ唯一公認の自伝」
    逝去の何年も前からインタビューを重ねてきた著者の労作です。
    スティーブ・ジョブズを扱った評伝は数多く、自分でも何冊も読了してきましたが、いずれも彼の天才性を強調したようなものばかりだったので、正直あまり期待していなかったのですが、いわゆる「2人のジョブズ」が成功と挫折の中で多くの苦悩を経てきたことが随所に描かれており、大変好感を持ちました。
    成功者の評伝を記すのは大変難しい。その中で多面的に対象者を捉えようとする著者に敬意を示し、☆5つとさせて頂きます。
    (本書は英語版と比べかなり高価であると批判する方もいらっしゃいますが、本書の訳者である井口氏の訳述は徒に飾ることをしない、こちらも好印象を持てるものであったことを合わせて報告いたします。)

  • スティーブ・ジョブズの伝記と言える本。アップルを設立して大きくしたが、そのアップルを追放されてしまう。そのつぎになってNext設立とピクサー買収と続き、トイストーリーヒットと続く。その間に妻との出会いや様々な人間模様が描かれており、スティーブ・ジョブズを良くも悪くも知ることができた。トイストーリーヒットのところで前半終了し、後半がとても楽しみ。。

  • 天才というイメージが強く、神経質で難しい人というイメージが強かったけど、ジョブズはこだわりの天才であり人間だった。

    ピクサーから戻ってきて以降、経営の能力が格段にあがっている部分が印象的だった。
    彼がなくなったとき、世界中のアップルストアに花束が手向けられたわけだけど、プロダクトを通じてそこまでユーザーに強烈なインパクト・体験を生んだということに衝撃を受ける。
    後世、振り返ってみたときにアインシュタインやビートルズを超える偉人として残っていくんだろうと思う。同じ時代に生きたことは幸せだ。

全635件中 1 - 10件を表示

ウォルター・アイザックソンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
堀江 貴文
クリス・アンダー...
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印

スティーブ・ジョブズ Iに関連する談話室の質問

スティーブ・ジョブズ Iに関連するまとめ

スティーブ・ジョブズ Iを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

スティーブ・ジョブズ Iを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

スティーブ・ジョブズ Iの作品紹介

最初で最後の決定版伝記。いま明かされる、カリスマのすべて。

スティーブ・ジョブズ Iの単行本(ソフトカバー)

スティーブ・ジョブズ IのKindle版

ツイートする