スティーブ・ジョブズ II

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制作 : 井口 耕二 
  • 講談社 (2011年11月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062171274

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スティーブ・ジョブズ IIの感想・レビュー・書評

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  • 華やかなステージのバックステージに立たせてくれる。

    本著では、Appleが劇的によみがえる物語とジョブズの収斂が記されている。
    支えた人たち、戦った人たち、家族、会社への想いとともに。

    ジョブズは利益の前に、素晴らしい体験、製品、そんな価値を提供し続ける会社を求めた。
    日本の企業は利益を求め、手段の製品やサービスが次に来る。
    根本的に違うね。
    社員が創造メンバーを目指すのか、歯車をさせられるかの違い。
    どちらを選ぶかは個人の自由。
    法人が目指すのは利益より大切なことがあって、大切なことを実現するための利益の順であってほしい。

    ・パーソナル・コンピューターが生まれた
    ・GUIによって専門家だけのコンピュータが個人へと踏み出した
    ・デジタルの可能性をアニメーションで示した
    ・ブランドとは何かをIT企業にも示した
    ・音楽が健全にネットに溢れだした
    ・スマートフォンが生まれた
    ・個人が勝負できるグローバル市場を創った
    ・ノートブックとスマートフォンの間にあるタブレットを示した
    ・アップルの社名からコンピュータを外した

    たくさんのことを気づかせてくれた。
    コレだよ、コレ! 欲しかったの!!

    歴史の転換点をリアルタイムに感じることができた幸せ。
    スティーブ・ジョブズは偉大です。

    Appleがスティーブ・ジョブズが望んだような会社として続きますように。
    ジョブズの子どもたちの幸せとともに。

  • 「顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。」ジョブズに率いられることのないアップルは、いやIT業界は、これから誰が率いてゆくのだろう?顧客が求めているのは、情報やエネルギーを消費するためのシステムだろうか?それとも、情報やエネルギーを生み出すシステムだろうか?そのツールはシンプルだろうか?

  • とにかく、すごりの一言。優れたビジョン、リーダシップといった言葉が陳腐で手垢にまみれたものであると思える程である。これほど微に入り細に入り、製品開発、店舗開発に関っていた(干渉していた?)とは思わなかった。スティーブ・ウォズニアック、ジョナサン・アイブ、ジョン・ラセター達との関係はまさに奇跡であり、他に再現できるとは思われない。別の見方をすれば、ジョブズなきあとのアップルの行方はとても心配になる。(I・Ⅱ通じての感想)

  • iPhone、iPadあたりからようやく分かる話。がんの闘病生活は辛そうだった。

  • アップルに復帰後、iMAC、iPod, iPhone, iPadを開発したときの話と、家族、人とのつながりの話。
    がんと戦いながら、どんどん痩せていきながらも、仕事ではまったく妥協しない。
    長期療養を繰り返しながら、確実に死に向かっていく。
    アップル製品に、オン、オフスイッチが付いてないことについて語る最後の文章はとても印象に残った。

  • 完璧主義者のジョブズが自ら企画した伝記。

    ジョブズにかかると人は天才かまぬけだし、製品は完璧かゴミだ。
    大きな邸宅を買っても完璧を求めるあまり家具が買えない。全てを自分の意のままにコントロールと我慢ができず微妙な違いにこだわり続ける。

    ジョブズの意思はすごい製品を作ることに集中し続けたが、必ずしも成功ばかりではなく失敗を繰り返してもいる。
    例えばCDはスロットインが美しく、トレイは美しくないから使わない。
    書き込みができないために音楽CDを焼くというニーズを取り込めなかった出遅れはipodとitunesで音楽業界そのものをひっくり返した。
    次にデジカメが携帯に浸食されるのを見てipodも携帯にやられないためにiphonに集中する。
    製品へのこだわりは特に凄い。装置の中身の美しさにもこだわり、デザイン、ハード、ソフトの一体化した統一された世界にこだわる。

    禅の影響を受け考え抜かれ得たシンプルさを追求する。製品デザインのコンセプトは無くせる物を全て削り落とした上で直感的に操作できること。
    部下のそれは無理だと言う声はことごとく無視し現実歪曲フィールドを使う。まるでフォースだがこの人が暗黒面に落ちたら大変なことになっていただろう。
    そして間に合わないはずの改造は間に合うことも多いが、やはり無理な物もあるがジョブズはそれを認めようとしない。

    部下のアイデアをくそみそにけなした1週間後にまるで自分が思いついたかの様にどうだ凄いだろうと触れ回る。
    自分は世間のルールを守らなくて言いと思っていて身障者用駐車場に止めたり、2台分に斜めに停めたりする。パーク・ディファレントと呼ばれたらしい。

    itunesがウインドウズに移植されipod miniが出たときがappleを使い始めたきっかけだったがその後ipodは故障含めて3台、iphon2台、ipad、Macとバックアップ用のタイムカプセルと完全にappleに取り込まれてしまった。正直中国の携帯もiphonにした方が楽なのだが・・・
    技術と芸術の交差点を目指したジョブズの製品は使い慣れると空気のようにあたりまえになってしまっている。

    Think different
    Stay hungry , stay foolish

  • Ⅰとだいぶ間が空いてしまった。

    凄い。この一言だと思う。
    Appleを永く続く会社にするのと、素晴らしい製品を生み出すことに対する情熱が文章を通じて伝わってくる。
    マックワールドの所などまるでそこにいるかのように思い、鳥肌が立つ。

    一番興奮したのがデジタルハブ戦略の所で、今ではコンピュータが様々なコンテンツの中心となるのが当たり前だが、それを思いつくジョブズには脱帽である。

    最後の、ジョブズのオン/オフの台詞がグッときた。

  • 1より更に、ジョブズに魅了される。

  • 第一巻と全然違う。
    何カ所も泣けるところがあった。
    読みながら一緒に成長してきたような気分になった。
    自分自身ももデザイン系の職種なので通じるところと相容れない所がたくさんあって、いろんなもやもやがでてきた。でも決していやなもやもやではないから、いつかこのもやもやが晴れる時ってのは自分が成長してJobsの視点がちょっとわかった時なんだろうなと思いました。
    あとデバイス全般をappleに乗り換えたくなりました。

  • ジョブズ公認伝記の第二部です。ここでは彼がアップル復帰からその最期の直前までが記されておりますが、彼のたどった人生の強烈さと今回はじめて明かされた家族との深い絆に感動しました。これは必読の書です。

    ここに記されているのは彼がアップルに戻ってからその時価総額を世界一に会社にもっていき、私生活ではがんの治療に苦しみながら、寸暇を惜しんで全速力で駆け抜けていった一人の男の生き様が記されておりました。ビジネスの事に関しては他にもさまざまな方が書いているので詳しくは書きませんが、ここで初めて公開された妻のローリーンや子供たち、昔の彼女との間に生まれたリサや長男で自身の通っていた大学にちなんで名づけたリード。ローリーンとの間に生まれたイブとエリンの二人の娘との関係や、彼が膵臓癌に倒れたときの3度の闘病生活。一度目に膵臓を切除したときにはすでに肝臓に腫瘍が転移していて、2度目の病気療養をしてありとあらゆる手段を講じていたときにはいつ死んでもおかしくない状態であったということ。彼の『最期』になってしまった3度目の病気療養にいたっては全身の痛みに苦しみ、子供たちの誕生日を祝ってあげられないことに大泣きし、専属のコックが彼を思って作った料理を前にしても、じっと座って自分のひざを見つめている、という彼の描写は、本当に壮絶でした。

    ビジネスの面ではiPodの発表を皮切りにiPhone、iPad、そしてiCloudと立て続けにヒットを連発するその開発の舞台裏が描かれていて、その一線を越えたある種の狂気に度肝を抜かれたことと、ティム・クックや彼とともにデザインを考え出すジョナサン・アイブ、マーケティングを担当するフィル・シラーなどの幹部たちがよく彼のむちゃくちゃさについていけるもんだなと思いながら、『世界を変えるんだ』という情熱をジョブズとともに分かち合ったからこそ、アップルはあそこまで大きな会社になりえたのかな、とさえ思ってしまいました。

    僕にとってのハイライトは、ジョブズの寿命が燃え尽きんとするときに、盟友であり、またライバルであるマイクロソフトのビル・ゲイツ氏がジョブズの自宅に訪れて二人だけで会談した、という場面でした。ともに同い年で業界の先端を走り続けた人間同士にしか分かり合えないものが、行間からにじみ出て来るような気がして、胸が熱くなってしまったことを思い出します。

    有名なスタンフォード大学でのスピーチで
    「ハングリーであれ、愚かであれ」
    と卒業生を叱咤し、そのほかにも数々の名言を残した彼ですが、この本には数々の『彼の言葉』がちりばめられており、彼の、アップル製品のファンはもちろんのこと、彼の死後に彼のことを知った人間にも、ぜひ読んでいただければな、と思っております。

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スティーブ・ジョブズ IIの作品紹介

ジョブズのiPodの中身は?デザインスタジオで「3年先の未来を見る」、「宇宙に衝撃を与える」製品の開発秘話、禅、京都、イッセイミヤケを愛する日本通、はじめて明かされた家族との私生活、何度も命を落としかけた壮絶な闘病、終生のライバル、ビル・ゲイツとの最後の対面、政治改革から新社屋まで、亡くなる直前まで情熱を注ぎ続けていたもの、最後のカリスマ、ジョブズのすべてが明らかに。

スティーブ・ジョブズ IIの単行本(ソフトカバー)

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