炎の放浪者

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著者 : 神山裕右
  • 講談社 (2011年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062172134

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炎の放浪者の感想・レビュー・書評

  • 暗黒のヨーロッパの中世。フランス国王、騎士団、教会等等三つ巴、四つ巴に入り乱れての権謀術数、切った張ったの物語。それなりに面白かったとも言えるが、すっきりしない感は否めない。

  • 時代は14世紀初頭.フランス王フィリップ4世は世俗化した神殿騎士団を突然全員捕縛する.その際ただ一人逃げ延びた騎士アンドレをとらえるよう今は鍛冶屋となっているジュラールに命令が下る.アンドレを捜索するうちにジュラールはその隠された秘密、謎の羊皮紙とコインにたどり着く.王と教会のそれぞれの思惑もみえてくる.物語は出口の見えない終末に向かって加速する.

  • 中世ヨーロッパを舞台に描かれる、漢の物語。
    その高潔な生き様にホレボレする。
    ここに描かれる人々の殉教精神はすごいなぁ。
    ひたすら「神の…」「主の…」だもの。
    そこの所は移入しきれないけど、物語は面白いし、何より醸し出される”荘厳さ”みたいなものに圧倒され、酔いしれた。
    最後の一行まで納得した。

  • 14世紀初頭の物語はフランスが舞台です。国王と教皇の覇権争いの思惑の元で繰り広げられます。
    キリスト教徒、ユダヤ教徒、モスレムそれぞれ宗教や人種の違いから聖地エルサレムをめぐりる歴史的動乱により侵略や虐殺・略奪の根深い軋轢があります。
    そんな中、国王、教皇それぞれの密偵と神殿騎士達そして主人公との間で目まぐるしく物語は進みます。
    この世を創造した神は憎しみあわせるために人をお創りになったのか、それとも人が争い奪うために神を語ったのか主人公の身辺で巻き起こる物語はタイトルどおりのお話でした。

    読後感=ああ・・・神は一体何を望まれたのか・・・・

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  • 十四世紀初頭のフランスが舞台。
    イスラム教徒とキリスト教徒の混血児である鍛冶屋ジェラールは
    パリで妻と共に静かに暮らしていたのだが、ある日ふたりとも
    いわれのない罪で投獄されてしまう。

    妻を救うため、彼はフランス王の側近の依頼を半ば強制的に
    受けることになる。
    その内容とは、神殿騎士団逮捕直前に失踪した一人の騎士を
    捕縛してくることだった。

    その詳しい理由や背景も知らされぬまま、わずかな手がかりを頼りに
    厳しい旅路に出るのだが・・・


    いろんな立場の人のいろんな思惑が絡みあって
    次々に謎が浮かび上がっていくんだけど、
    アドベンチャーミステリーというほどにはワクワクしなかったな。
    登場人物の誰にも共感できなかったし。
    やっぱり宗教的背景の薄い日本人には不向きな題材なのかも。
    久々にちょっと読み進めるのが辛かった。

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炎の放浪者の作品紹介

14世紀初頭、端麗王フィリップ四世が統治するフランス。パリに暮らす鍛冶屋ジェラールは、ある日突然、妻と共に投獄される。無実の罪を訴える彼に王の腹心が出した解放の条件は、神殿騎士団逮捕直前に失踪した、一人の神殿騎士を探し出して捕らえるというものだった。妻を囚われたジェラールに選択肢は無く、わずかな手がかりを頼りに、謎の騎士を追う旅に出る-。

炎の放浪者はこんな本です

炎の放浪者のKindle版

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