- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062173315
作品紹介・あらすじ
おかしい。これって、絶対におかしい。わたしの胸はさらに激しく鳴りだしていた。じゃあ、東川さんはなんのためにここに来たのだろう。ここで、彼女はほんとうに足を滑らせたのだろうか。子どもは素直で、純粋で。そんなきれいごとは通用しない。現役教師が描く、リアルないじめの世界。
感想・レビュー・書評
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以前自分が友だちのいじめを見てみぬ振りしてたことが許せない主人公が、自分の正義を信じ、見えない敵に向かっていく感じが爽快だった。
実際の学校現場はこうなのか??
子どもたちから見た大人(先生)はこうなのか?
自分の生活と照らし合わせながら、子どもにしか見えない世界を垣間見た感じ。
正しいことを信じぬく気持ちを思い出させてくれた1冊(๑⃙⃘ˊ꒳ˋ๑⃙⃘)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教師である作家さんだからこそ、願いも込めて書かれたのかなと思いながら読んだ。転校した学校で、事故にあい入院している子が、実はイジメによる自殺未遂なのではと疑い、それを行動にうつす明里はすごい。きっと、現実はこんな風にはならない、なってほしいけれど。自分がやられない為、大したことないと思って、イジメる者は麻痺してるんだろう。明里はカッコイイと思う。
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仲間の後押しを得て、気持ちを奮い立たせクラスの問題に立ち向かう5年生の明里。その行動力には鬼気迫るものが。読み終えた後、明里のクラスの新しい日々が明るいものであるよう祈りたくなりました。
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小規模学校から大規模学校への転校初日、次から次へと声をかけられ「友だちができた」気になっていた明里だが、自分の転校前にいじめがあったのではないか、ということを学年集会で発言すると、周りの態度が一変して…
最初のほうの、先生と子どもたちのやりとりからすでに、決して表には現れないいじめの気味悪さのようなものが感じられる。
いじめられた経験のある子が、いじめる側に回る、またはその逆も。いじめの連鎖がなくなってほしい。
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少し現実離れしていると感じた。
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良本!
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「現役教師が書いた」という触れ込みでしたが、
本当に現場を知っているのか疑いたくなるようなリアリティのなさを感じました。
変に謎解き要素を入れていくのも興ざめでした。
しかし中学生からの反応はとてもよい作品でした。 -
とりあえず読む、で読んだ。
さっと。
いいかなぁ…。 -
ちょっと優等生なストーリーかなあ。