- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062173605
作品紹介・あらすじ
ブルー・ヴァン=ミアは、大学教授の父の影響で古今の文学や映画に精通している女子高生。幼くして母を亡くし、父の転勤にともないアメリカ中を転々として成長したブルーは、高校の最終学年で、ある私立のエリート校に転入する。人づきあいも恋も苦手な彼女だが、女性講師ハンナを囲む大人びた生徒たちのグループに取り込まれ、彼らとともに謎めいたハンナのプライバシーを探ることになる。衝撃の知的青春ミステリー。
感想・レビュー・書評
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タイトルと装画に惹かれて。引用、注釈がいちいち多くてとても読みにくい…。作者が書いた挿絵は味があるけど、いちいち視線を移動するのが面倒くさい…。作者自身の知識の量をひけらかす作品のように見える…。アメリカのティーンエイジャーはこんなことを考えてるのだろうか。2012/663
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突き抜けちゃっている系主人公かと思ったら、意外にもアンバランス系でした。これほどに知識や環境を持っていながら、まだ「悦楽の園」のようにはなれないものなのか…と。ただ、下でどうなるのか、と気になるところです。
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長かった! これぞ現代の「少女小説」。 引用がたくさんあるが知らなくてもなんとか読める。
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立ち読み:2012/5/27
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久しぶりの上下巻の小説である。読み応えありそう。
主人公は博識の文学少女。知識はありシニカルな視点をもっているが、当たり前だが、若くてアンバランスである。
タイトルの通りの出来事が何なのかは、プロローグで明かされる。それゆえの不気味さがある。ミステリというよりはホラーっぽいなぁ。
さて下巻はどうなることやら。
(久しぶりに上巻だけ読み終わった時点でレビューを書いた) -
幼いころに母を亡くしたブルーは、大学教授の父親に育てられる。父親の影響で、沢山の本と映画が身についているブルーだが、父親が大学を転々と変わるので、学校を何回も転校している。
高校生になったブルーが、新しく転校した学校はエリート校で「映画入門」を教える女教師・ハンナと彼女の家に集まる5人の同級生たちのグループに誘い込まれる。お酒やドラッグに染まるグループのメンバーたち。そして、ハンナの家で起こる事件。
ハンナから聞かされたメンバーの不幸な過去。
謎が何なのかが解りかけてくるところで上巻は終わり、下巻へ続く。
それにしても、引用や( )が多く、必読書は36では終わりません。 -
父親と放浪暮らしをしていた少女が、つかの間落ち着いた先で出会った人々に影響されて転落していく…ンじゃないの?
なんだこの話。
良くも悪くも先がまったく見えない。
かなり高い知的レベルを要求される。しかもアメリカ人として!
頻繁に出てくる注釈とかも読みにくいだけだなー。
頑張って下巻に行く。 -
めちゃめちゃ読みたい。さっそく図書館に予約しました。
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古今東西の文学から美術・演劇・映画に至るまですべてのエンターテインメントの知識を網羅・総動員。もちろん分からない箇所、多々ありましたが、ストーリー展開の面白さでぐいぐい!~~下につづく