97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣

著者 :
  • 講談社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062174558

作品紹介・あらすじ

「え、97歳!?なぜそんなにお若いの?」に答える、衣食住アイデアBOOK。話題の現役カメラマン、笹本恒子流「わたし、快適」「暮らし快適」の極意。

感想・レビュー・書評

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  • 数か月前にこの本を本屋さんで見かけた時は「へぇぇ」とパラパラと
    めくって棚に戻した
    少し前にNHKに出演されていた笹本さんを見て、あの本買わなきゃと思い立った

    番組に出演されていた笹本さんはとても97歳とは思えない溌剌ぶり
    歩き方も姿勢も話し方も、失礼ながらそんな高齢とは思えない
    どう生きたらこんな年齢の重ね方ができるのか、とっても知りたくなった(笑)
    私の目標「生涯現役」のスーパーモデルだ!

    本は大きな字なので、急ぎ足で読めば1時間もあれば余裕で読めてしまいます
    写真も豊富に掲載されているから目でも楽しめる

    「97歳、すごい!」
    と一言で言ってしまえばそれで終わりだけど、今日まで積み重ねてきた「一日」があるから
    97歳になったわけで・・・
    今日は過去からの積み重ねで、未来は今日からの積み重ね
    そんな特別なことじゃない
    ある日、びっくりするような大ホームランなんて全ての人にあるわけじゃない
    「今」をいかに積み重ねるかにかかってくると思う・・・
    何気なく過ぎ去っていっていると思う「毎日」がとても大事なんだよねぇ~
    そんなことに気付かせてくれた笹本さんの本です

    「自分を甘やかさない」と語る笹本さん、素敵です!

  • こんな人が近くにいたらいっぱい教わることがあるなあ。
    なかなかこんな素敵な先輩はいなくなってしまいましたね。
    人前で平気で携帯電話で話す人、
    顎をあげてペットボトルを飲む人、
    レストランで大声で話す人、
    スーパーの商品の前で立ち話する人…等々

    自分は一つ一つしないように心を配ろう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      97歳かぁ~凄いなぁ~
      笹本恒子って女性報道写真家第一号なんですってね、パイオニアだから色々と苦労して道を切り開いて来られた方だと思います。...
      97歳かぁ~凄いなぁ~
      笹本恒子って女性報道写真家第一号なんですってね、パイオニアだから色々と苦労して道を切り開いて来られた方だと思います。だから芯がシッカリされているのでしょうね。
      しかし個人的にはタイトルが、、、「ひとりで楽しく暮らす」。人は一人では生きていけないし、生きてると思うのは間違いでしょ(タイトルは編集者が決めていると思いますが)。
      2012/08/01
    • sobakasuさん
      この本を母はとても気に入って、一人暮らしの姉(伯母)にプレゼントするそうです。
      ただ、私は80歳近い人がこの本を読んで真似て
      生活習慣などを...
      この本を母はとても気に入って、一人暮らしの姉(伯母)にプレゼントするそうです。
      ただ、私は80歳近い人がこの本を読んで真似て
      生活習慣などを替えることは無理だしそんな
      必要はないとおもいます。
      2012/08/01
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「必要はないとおもいます」
      でも、気持ちの問題だから、思い出した時にシャンとなれば、それだけでも素敵です(こんな風に書くと、普段が宜しくない...
      「必要はないとおもいます」
      でも、気持ちの問題だから、思い出した時にシャンとなれば、それだけでも素敵です(こんな風に書くと、普段が宜しくないように聞こえるから、、、ダメですね)。
      2012/08/02
  • 97歳の現役写真家(!!)の日常を公開。「老前整理」なんてなんのその、アジアやアフリカの民芸品がかわいくたくさん飾られた自宅(マンションの高層階ですって)、エスニックな布をたっぷり使って自分で仕立てたワンピースにZoffのカラフルな眼鏡を合わせて。
    1914年、大正時代に生まれて戦争も乗り越え、いろんな苦労をしたはずですが、柔和な笑顔。
    ほんとに楽しく読みました。明るい気持ちになります。

  • アイロン掛けの前、アイロンが熱くなるのを待つほんの少しの間、目次だけ目を通すつもりで本を開きました。なのに、そこはまるで、笹本さんのお部屋で彼女と親しくおしゃべりしている気持ちになるほど自然で心弾む空間。アイロンのことなどすっかり忘れて、あっという間に読み終えてしまいました。
    読み初めから読み終わりまで、ずっと心は浮き浮き、ポカポカです。丁寧で自分らしい衣食住を楽しむ笹本さんの毎日に、たくさんの勇気さえもらえました。本人の心持や努力、潔さ、好きなものへの愛情で、人生って本当にバラ色になるのですね。
    「たくさん勉強はするわ。でも、ひけらかさない」…積極的に自分をアピールするのが良しとされる風潮の中、“自分”を出さない謙虚さが必要とのお言葉が、なぜかとても爽やかで印象的でした。

  • 「バラ色の人生」
    とても素敵な言葉!
    「いくつになっても輝ける」
    そう思わせてくれる一冊。

  • 日本人初の女性報道写真家、笹本恒子さん。東京の高層マンションの10階で、70歳で夫が亡くなってからは一人暮らし。ひとりで楽しく暮らす秘訣は、①「暖かい家」で暮らす。事務所風の机や背の高い家具は置かず、ローテーブルとソファで壁面を出す「低い暮らし」が部屋を広く感じさせる。②ちゃんと「食べ」てちゃんと「歩く」。三食手作り。歩けるので駅から遠くてOK。③身だしなみに手を抜かない。④年齢を悟られずに生きる。子育てが過ぎた50-60代は爛熟期。自分の興味があることを勉強し直す時期。⑤「読む」・「書く」・「仕事」・「恋」は一生続ける。

  • お手本にして、私なりのバラ色人生にしていきたい。

  • スキンケアはドクターシーラボのゲル!

  • 笹本さんならではの考え方ですが、すごくこれからの生活を豊かにする上で参考になることが多かった気がします。

    人生バラ色にするために、遅いということは何もないから始めてみようかな、色々と。

    そう背中を押してくれる一冊でした。

  • 高齢者向けで字が大きいのですぐ読めました。本日の徹子の部屋出演。しかし若い。

  • 2018年1月23日読了。図書館で借りた。

    笹本さんの本は初めて読んだ。
    沢村貞子のエッセイで知り、興味がわいた。
    1〜2時間ほどで読めた。字が大きめ、行間もとってあるから読みやすかった。
    冗長なところがなく、次々とページをめくってしまった。
    まだ数冊、著者の本を借りているので、読むのが楽しみ。

  • 老いることは、今までたくさん作ってきた引き出しを駆使できることなんだなあと、笹本さんから教えていただいたような気がしました。
    ご自分にとって心地よいものを長く愛でるお姿も素敵です。

  • 読みやすい本です。

    筆者、笹本恒子さんの「ひとりで楽しく暮らす」5つの秘訣が書かれています。
    1.”温かい”家で暮らす
    2.ちゃんと食べる、ちゃんと歩く
    3.身だしなみに手を抜かない
    4.年齢を悟られずに生きる
    5.読む・書く・仕事&恋をする!

  • ❤︎『老いてなほ 艶とよぶべき
    ものありや
    花は始めも 終わりもよろし』
    齋藤史

    ❤︎50,60代は女の爛熟期。
    それまでとらわれていたものから解放されて、
    自分になってくる。
    そこで初めて個性が顔を出すのです。

    ❤︎人生で、もう遅い という年齢はない。

    イギリス人の男やもめに恋心を抱いて、
    あなたに会いたいわ!とXmasカードに書いたけれど、翌年に彼は亡くなってしまった。
    というエピソードが切なくて好き。

    読んでいるだけで、わくわくしてくる名書だ。

    年齢を言い訳にせず、バラ色の人生を生きているすてきな著者に乾杯。

  • 良い勉強になった!読み終わって今の自分を振り返って、楽しく生きるためにどうすればいいか考えた。まだいっぱいやりたいことある!

  • ついつい、一気に読んでしまった。
    なんて素敵なかたでしょう。
    好きな物に囲まれた生活、97歳で現役で、一人で元気に暮らしている。私もこんな風になりたいなとロールモデルを見つけました。
    とっても素敵な生き方。

  • いきいきと生きている秘訣なんて全く気取らずに、自分の好きなように生きていくこと、それがすべてまわりから見るとイキイキと輝いて見えることなんだなと再認識します。
    自分自身が年齢を意識していなかったので、96歳まで公表もしていなかった著者。
    そして公表してからはあっという間にメディアに登場。おかげでこうして著者の存在をしることができてよかった。
    憧れの先輩です。

  • なんてパワフルでキュートでチャーミングなおばあちゃまなんだろう!

    この本を読んだまず第一声。そう、おばあちゃん、っていうよりも、おばあちゃまって言葉がぴったりなかんじ。
    お気に入りの部屋に住み、きちんと食べ、体を動かし、自分に似合う素敵なおしゃれをして、いくつになっても仕事をして、恋もする。
    なんて素敵な生き方なんだろう、ってとても気分が明るくなり、自然に私の顔に笑顔が浮かんでいました。せっかく生きてるんだもん、私も彼女のように、ううん、私らしくもっと楽しんで生きなきゃ、って前向きな気分です。笹本さんに伝えたいです、たくさんのありがとうを。

  • 歳を取ると、起きてからしばらく動けない....というのは衝撃だった。こころしておかねば....

    元気に生きてポックリ死にたいから、今をちゃんと生きる

  • 歳をとることが怖くなくなるかも。食事が大事!

  • 壁面をできるだけ出しています。それが部屋を広く感じさせるマジックなの 終の住処をもっと快適にしちゃおうー。こうして94歳でリフォームが始まったのです 住まいの空気を作るのは「色」なのです 食べることはいきること 毎朝の体操を侮ってはいけません 

  • とにかく元気が湧いてくる。97歳にして、こんなにもアクティブで輝いている女性がいるなんて。こういう歳の重ねかたをしていきたい。

  • いくつになっても、何かを始めるのに遅すぎることはないということが、どのような啓発本よりすんなりと入ってきた。
    ありきたりの言い方になってしまうが、本当に見習いたい。

  • 20代会社社長にいわれるよりも、97歳好きなことやっていきてますおばあちゃんのほうが、わたしにとっては重いしぐっとくる。97歳で写真家として働いて、独り暮らししている女性。無理しすぎず楽しく充実した日々を送ってきた、その軌跡をご本人が語る。50歳でインテリアの学校に行ったって。わたしも今年30歳。まだまだこれからだ!ってほんとうに思いました。そして、できるだけ人に不快な思いをさせないように気を付けつつ、でも人に助けてもらいながら、楽しく生きていきたいなーって思いました。

  • ■2012.09 新聞広告

  • 100歳近くになってもこんな風に生きられるなんて考えられなかった。年金をもらうようになった今、私も生き生きと生きたいと思いました。今からでも学んで活かすぞ。

  • 好奇心ガールの内容が薄かったのでがっかりしていたが、こちらの本は本人とお喋りしているような気分になって読んでいてとても楽しかった。とても素敵なお住まいと洋服に憧れた。白鳥は愛らしく見えて、やはり水面下で努力をされているのだなと改めて思った。

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著者プロフィール

日本初の女性報道写真家。日本写真家協会名誉会員。1914年9月1日生まれ。昭和15年、財団法人写真協会に入社。「社会派の写真」を手がける一方、さまざまな人物の時代の顔を、自ら口説き、撮り続け、国内外で数多くの写真展を開催。2011年、吉川英治文化賞を受賞後、一躍時の人になり、新聞、TV、雑誌などから取材が殺到。2011年、日本写真家協会賞功労賞受賞。2012年、札幌に「笹本恒子常設写真ギャラリー」誕生。2014年、「笹本恒子100歳展」写真展を全国で開催。同年、「ベストドレッサー賞」受賞。15年より、鎌倉・海辺の老人ホームに転居するも、取材、執筆活動など、元気に継続中。著書に『100歳の幸福論。』(講談社+α文庫)、『好奇心ガール、いま101歳』(小学館文庫)、『お待ちになって、元帥閣下』(毎日新聞社)、『99歳、現在進行形ね。』(小学館)、『笹本恒子の「わたくしの大好き」101』(宝島社)など多数。

「2016年 『[日めくり]笹本恒子、101歳。バラ色の人生 いつまでも楽しく生きるための毎日のヒント。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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