海賊とよばれた男 下

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著者 : 百田尚樹
  • 講談社 (2012年7月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062175654

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海賊とよばれた男 下の感想・レビュー・書評

  • 成功するって、こんな男なんだな。ワンマンなんだけど筋が通ってるのはすごい。

  • 2017_004【読了メモ】(170205 7:00)百田尚樹『海賊と呼ばれた男』(下)/講談社

  • なんと言うか…鐵造さん、すご過ぎませんか。
    鐵造さんの人柄の凄さがお話の一番の魅力なので、面白さ的には☆5だけど、小説のおかげという訳ではないのでは、という感じもしたので、☆は4つ。
    まあ、先に映画を観ちゃってたから、公平な評価はできていないかもしれません。

    とりあえず、感想としては…映画はがなり忠実に作っているなとまず感じました。
    映画になかったのは、最後の、イランに渡った後の、まだまだ続くメジャーとの攻防と、日本国内政策との闘い、鐵造個人としての引退後の在り方のみで、恐らく、伝えるべきメイン精神は伝わったと思う。
    あ、ぁと、強いて言うなら、戦争についての記載はかなり簡略化されていました。映画では。

    あと、思ったよか、本では東雲が優秀な男だった(笑)。映画では全然そんな風に見えないんだけど。あ、あと、息子の存在は映画では全くフィーチャーされてないけど。

    って、これだけ挙げていくと、結構映画とdetail違うな(笑)。だけど、精神は一緒!

    やっぱインフラってすごいな、規模が違うな、って思うし、すげーロマンだな、と思う。
    また、日々の生活を守ってくれている人たちに、本当に頭が下がる。ありがとう。
    これは間違いなく、来年の就活は、インフラ業界人気出るな(笑)。そして、小説版では、より詳しく、省庁や銀行のプレーヤーがプレイアップされていたから、逆に小説読んだ人からは、その辺りの希望者も増えるかも?笑

    そして、戦後すぐの彼らの頑張りを見てると、これはどちらかというと映画を観ての感想だけど、なんか、甘くてすいません、って気が引き締まる感じ。やっぱり、戦後の日本って本当に凄まじいし。皆の頑張りに、ひたすら頭が下がる。

    それから、少し思うのは、この労働環境の差で、もちろん、鐵造さんのやり方は、真に社員を思うものであったとも思うし、大義名分に突き動かされたものだから皆納得もしてて問題はないんだけども、やっぱり今の時代では絶対にできないことのオンパレードで、そういう意味では、時代だなぁと思う。
    戦戦争と比べたからこそできるものでもある。


    まぁ、面白い映画でありました!

    思わず、現在の石油業界を調べたくなった(^m^)

  • ただただ、感心するばかりだった。
    融資してくれる人も下について働く人々も鐵造さん本人も
    今の時代と比べようが無い。
    何もかにもが違う。
    映画はユキさんを上手に描いていたと思う。
    この時代の女性もまた、強い。
    何となく出光の看板を見ると、頑張れって思ってしまうのは、この本を読んだからなのかなぁ
    (^^;

  • 本屋大賞を取ったりして評判の高い作品を、ようやく読みました。少々、主人公を美化しすぎているのではないかと思う点はあるけれど、小説としては最高です。一人で会社を立ち上げ、戦前、戦中、戦後を通して、社員に対する愛と、お客のためを思う気持ちを終始一貫持ち続けたすごさ。勇気と元気に溢れる小説です。こんなに面白いなら、もっと早く読むのだった。現代の「竜馬が行く」であるという書評も紹介されていましたが、まさに。あと、出光という会社に対する印象がめちゃめちゃ良くなりました~♪

  • この本の主役は国岡鐵造か石油か。
    石油ってなんなの?どれぐらい埋まってるの?という無知な私が、石油に興味を持って面白く読めた良作であった。
    鐵造が言った、誘惑に惑わされず妥協を排した生涯。それを貫いた精神は本当に感服する。本を前にして平伏すレベル。

    後半失速してしまうのは、人間の生涯だから仕方ない。最後は静かに幕を閉じた。

    出光をモデルにして、実名で書いていないのはフィクションということなのだろうか。なんでノンフィクションじゃないのか。
    どの辺が事実で、どの辺が作り話なんだろう??

  • これからは石油の時代がくることを信じ、信念を持ち、石油開発に捧げた鉄造の姿にぐっと引き込まれ、読了。戦争が終わり、直後の混乱期から、高度成長へと遂げていく日本の背景と、鉄造に立ちはだかる経済的、国際的な壁を信念を貫き、課題に向き合い、店員一同と乗り越えていく姿が良い。日章丸の場面でイランとアメリカとの歴史的背景の深い部分を感じ、交渉、帰還の様子は感慨深い。社員を信頼し、会社を大規模までに成長させた功績は素晴らしく、自分の信念を信じ、正しいと思う行為を続ければ間違いないだろうという大切さを体感する作品。

  • すごい人生だ!戦いの人生。「人間尊重」の信念を貫き通し、自社の不利益になることであっても日本のためになると思えば迷わず行い、逆に日本のためにならないと思うことなら大きな組織相手でも断固戦う。並外れたリーダーシップと決断力。人びとを引っ張り本気にさせ、不可能を可能にする力。にしても石油ってこんなに大切なものだったんだな。彼が自分の人生に似ていると言った仙厓の「指月布袋」の画を見てみたら、思いの外ほのぼのしていてびっくりした!〈己の人生こそ、けっして掴むことができない月をひたすら追い求め続けた人生だった。〉

  • 下巻は昭和23年以降で、国岡商店が石油製品の小売から元売に進出し、既得権益を侵されることを恐れる内外の同業者から数々の仕打ちを受けながら、妥協して楽な道に進むことなく、自由競争のあるべき道などの原理原則を曲げずに危機を乗り越えていく。社内の反対論や慎重論も押し切る店主の国岡鐵造の英断は、数々の成功をもたらす。そのハイライトが日章丸によるイランからの石油製品の輸入で、当時は大事件だったに違いない。
    上巻から下巻まで、かなりのページ数だが、スペクタクルな転換で飽きることなく、一気に読んだ。

  • 2016.7.30読了。

    鳥肌が立つシーンが何度もあった!
    ほんとにこんな人がいたのかと信じられない気持ちです。

    12月公開の映画も楽しみです!

  • 上巻はなかなかペースが上がらなかったが、下巻にいくとペースアップ。徳山製油所を10ヶ月で完成させたのにはかなり興奮してしまった。出光佐三、凄すぎるの一言。過去にこういう人達が居たという事実を知らずに、当たり前の様に消費する度、ガソリン入れて、少しでも値上ってたら文句を言っている自分が恥ずかしく思える。(..;)「永遠の零」は映像では観たいとは思わなかったが、この作品は映像で観てみたい。難しいやろうなあ。

  • 【つぶやきブックレビュー】公開中の映画原作本です。http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB09705425

  • (2013.12.01読了)
    2013年本屋大賞!
    さすが、面白かった。
    それにしても凡人にはまねできない立派な人ですね。
    ちなみにガソリンは「出光」でいれていますが、そんなことすらなんとなく嬉しくなりました(^_^)

  • 昭和の歴史と戦争を学ぶには良書だと思う。働くことを美観とし過ぎではあるけれど、1人の商売人の人生をみっちり書いていて面白かった。

  • 出光佐三について、さらに深く知りたくなった。私はもちろん出光石油で給油してます。

  • ■ 1616.
    <読破期間>
    2016/2/21〜2016/3/11

  • 良かった!

    本当にこんなことがあったのか疑問は尽きないながらも素直に読んだ

    徹造が常に未来を見据えて一切の妥協をせず、人の力を信じ続けた姿はまわりを変えるものだったんだな

    働きアリの何割かは働かないと言う話を聞いたことがある
    働いていたアリを集めても何割かは働かなくなるらしい
    これは人間もそうでいかに優秀な人を集めても集団にすると何割かは怠けると言う
    徹造が周りに与える影響は多大なものだったのだろう
    徹造がいるからこそまわりが動く

    僕はカリスマと言う言葉になんとなく嫌悪感があるからか徹造はカリスマとは違う気がする

    人間が持つ力が描かれていた

    また僕が年をとったら読み直してみたい

  •  2013年度、第10回本屋大賞を受賞。そして2016年冬に全国で映画上映予定・・・絶妙なタイミングで読破する。この物語は民族系石油会社、国岡商店の店主、国岡鐵造の一代記である。戦後、焼け野原から再出発をする国岡商店が社員数千人の大企業と成長するサクセスストーリーは読んでいてスカットする。

     戦後、日本企業は生き残りをかけ外国資本を受け入れることで、石油によって外国に支配されかねない状況が現実のものとなる。「石油のために戦争を始め、石油がなくて戦いに敗れ、今度は石油によって支配られる」この状況に断固戦いを挑む男が現れる。そしてその勝負に男は勝のである。

     昭和32年、中国旧満州国の中で油田掘削が開始されるニュースが入る。戦前の出来事であれば歴史が違うものになっていたかもしえれない。

  • 下巻はボルテージが上がって、一気に読破。
    改めて国岡徹造の偉業に脱帽しながら、読まさせて頂きました。
    国岡徹造に比べたら、自分の悩みなんてちっぽけなものだなと思いました。
    国岡徹造が今の時代に生きていても、きっとすごいんでしょうね。
    まったく出光の社員でもなんでもないですが、見習いたいとおもいます。

  • 出光興産創業者、出光佐三を題材にした青春歴史小説。

    国岡鐵造が成功した最大の要因は彼が個人のためではなく、会社のためではなく、石油業界ひいては日本国全体の発展を目指した姿勢にあるのではないかと思います。きちんと会社の存在意義を定め、社員と共有し、夢を実現させていく。ビジネスとしても非常に勉強になります。

    一方で、戦後から高度経済成長期は労働力が溢れており、労働史上主義が成功を収めておりました。ただ、少子化で労働人口が減少している現代ではなかなかそれは通用しません。現代でも大切にしなければいけない考え方と、当時しか通用しない考え方があるのはきちんと意識すべきところです。

    「黄金の奴隷たる勿れ」。まさにその通りであります。

  • 出光興産創業者、出光佐三の物語。創業100年の時に出版された社史を読む機会があり、それが物語化された本作が出版された時から気になっていたが、出版当時は人気があったため、今になって、やっと読んでみた。全体的に物語と言うより、事実をただ文章で連ねたイメージが強く、面白いとか、そういう感想はなく、出光の歴史と共に石油の歴史を学び、為になった感じ。これがどんな風に映画化されるのかは楽しみ。

  • 2016.3.20 読了

    後半は、私的には 淡々と事実が書いてあった感じで、
    鐵造や 脇を固める人たちも 晩年に近づくため
    前半より勢いが 落ち
    それは 仕方ないとしても 前半の方が面白かった。。。

  • 強い信念を持って人生を送ることはとても幸せ。どんなに辛いことがあっても貫き通せる、そんな人生羨ましい。

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海賊とよばれた男 下の作品紹介

敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。敗戦後、日本の石油エネルギーを牛耳ったのは、巨大国際石油資本・メジャーたちだった。日系石油会社はつぎつぎとメジャーに蹂躙される。一方、世界一の埋蔵量を誇る油田をメジャーのひとつアングロ・イラニアン社(現BP)に支配されていたイランは、国有化を宣言したため、国際的に孤立し、経済封鎖で追いつめられる。英国海軍が警戒する海を、一隻の日本のタンカーがイランに向けて航行していた――。
「日章丸事件」に材をとった、圧倒的感動の歴史経済小説、ここに完結。

海賊とよばれた男 下の文庫

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