幻想電氣館

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著者 : 堀川アサコ
  • 講談社 (2012年4月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176323

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幻想電氣館の感想・レビュー・書評

  • 主人公は、ちょっと特別な能力を持つ少女。
    それは、幽霊を視ることができるというもの。

    といっても、お祓いなどができる霊能力者ではなく、
    せいぜい会話をしたり、ちょっと触れ合ったりできるくらいです。

    そんな少女が、どこか薄霞に包まれた街にある、
    「ゲルマ電気館」という映画館でアルバイトを始めます。

    きっかけはイケメンな映写技師というのが、なんともほのぼのですが。

    物語のキーの一つでもある、「走馬灯」というフィルム、
    それが持つ力に、個人的にはしみじみと感じ入りました。

    日常の中のちょっとした不思議を見出したい方に、なんて。

  • あー真理子さんっ主役級。
    居心地いいところ見つけますね。でも結局また怖い展開に。
    さまようよりあの世へさっさと行くほうがいいとしみじみ思います。
    でもレイトショーも観てみたい。

  • 『幻想郵便局』に続く第二弾ホラーファンタジ。シリトリが特技の古風な高校生、スミレは登校中に父の不倫現場を目撃して後を追い、駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。犯人探しを命じられたスミレは、
    不思議な女性、あの真理子と共に商店街へ……父の不倫、スミレの悩み、そして映画館の謎。幻想は真理子さんの成仏で完結?。功徳通帳・走馬灯とあの世繋がり。

  • 「幻想郵便局」の続編という扱いで良いのかな。
    《登天郵便局》は直接的には出てこないが、《登天郵便局》の気配、特にパンチパーマの青木さんの気配はあちこちに感じる。この《ゲルマ電氣館》にもかつて居たらしい。
    タマヱ奥様(ここでは主人公の大伯母様)も元気だし、真理子さんは相変わらず恋してるし、その辺りは楽しめた。
    ただやっぱりこの作家さんは残酷な展開が好きなのか、せっかくコミカルなドタバタで進んできたのに、厭な形になってしまう。
    いろいろな登場人物があちこちで繋がっていくところは良かったが、主人公がちょっと存在感が薄くなってむしろ真理子さんに食われてしまった感じがある。
    さて、真理子さんは今度こそ成仏出来るのか。

  • 幻想シリーズ第二弾

    幽霊が見えてしまう女子高生が不思議な映画館でバイトを始める
    そこは「この世」と「あの世」の交わる場所だった。


    コンセプトが同じなせいか前作ほどのインパクトはなし。
    真理子さんのその後がわかったのがよかったけど

  • 2016.3.6 読了

    不思議な話でした。

    1作目の 幻想郵便局と ビミョーに
    リンクしていますが、
    こちらは 電気館(映画館 どちらかと言うと
    名画座)の話。

    幽霊が見える女の子 スミレが
    ある日 たまたま 迷いこんだゲルマ電気館。

    そこで働いている 有働さんに
    一目惚れで 初恋をし、
    そこで 学校に行かないで
    アルバイトし始めるスミレ。

    そこで 起こるいろいろなことが
    最後 絡み合う。


    なんとなく 物足りない感じがしました。

    おばあさんが 悲しすぎるし、
    孫である 平井さんも 届かなさすぎ。。。

  • 幽霊が見えるためにクラスから浮いてしまった少女がちょっと変わった映画館でバイトを…と言う面白そうな設定だったのですが色々と無理な設定が目についてしまいました。
    幼稚園児が男の狡さに相槌を打つのはどうかと…とか映画館の技師に惚れて父親の浮気現場を目撃したショックがどこかに行ってしまったようだったり…リアルさに欠けている上に主人公のわざとらしい話し方が気になってしまいました。

  • 主人公の少女の口調がわざとらしくてあまり好きじゃなかった。それと全体的にご都合主義な感じで...良くも悪くもふわーとした感じ。

  • もしかして敬語JK萌えか(気づいた)
    真理子さん何してるんや~~~!!!
    今回もどんでん返しオチが・・・怖かった・・・・・・結局生前の怨念が一番怖いんや・・・・・・
    あとスミレちゃんと有働さんはもうこれっきりなんやろか・・・・・・

  • 幻想シリーズ2作品め読了。「幽霊が見える」と言ってクラスから浮いてしまったスミレは迷い込んだ映画館で映写技師の有働に一目惚れする。彼に近づきたい一心でそこにアルバイトとして働く事になったが、どうも普通の映画館では無いようだった。深夜のドタバタコメディドラマでありそうな感じを受けた。前作よりもキャラクター同士の絡みが薄くて物足りなく非常にたんぱく。感情移入できるほどの物語が無く、登場人物は好きなのに話は嫌いでつまらないというのが正直なところ。なんだかすっとしない、せめて背景をもっと知りたかった。

  • 『幻想郵便局』の続編というか姉妹編というか。『幻想郵便局』はあの世であり、『幻想電氣館』はあの世とこの世を繋ぐ境目と言うのか。『幻想郵便局』に登場していた真理子さんが登場。あのあと真理子さんはどうやらここに行きついたみたい。郵便局よりは読みやすく興味も持てたけど、ラストはやっぱりそういうオカルトな方向に行っちゃうのかーという感じ。この人の著作は3作目だけど、大体においてオカルトめいてるので、それが持ち味のひとつなのだとも思う。2012/372

  • 「走馬灯」という映画を月に一度上映するゲルマ電氣館という映画館で起こる、少し不思議な物語。
    観た人々が、人生を振り返りそして成仏する花畑へと導かれる映画館。
    さらりとは読めるものの、物語全体が少しバラバラな印象が否めない。
    前作の『幻想郵便局』の方が面白かった。

  • 幻想シリーズ第2弾。今回もちょっぴり怖くて、ほっこりした。

  • ホラーミステリー?
    ほっこりとしながらも、ドキドキさせる作品でした。

  • 読みやすいんだか、読みにくいんだか…。軽くホラーなんだけど、やっぱり全然怖くなかったな。前作の登場人物が時折出てきて、真理子さんのその後はこうだったのか、そしてそうなるのか、とちょっと切ない。同級生の女の子が意味不明過ぎて嫌い…次作はちょっと保留です。

  • 実際ほとんど覚えていないような。
    唯一覚えているのは、幽霊の女の人がいたこと。そんな感じ。読み直そう...気が向いたら

  • ホラーミステリーですね。前作の「幻想郵便局」の真理子さんが幸せそうで良かった。前作で怨霊を無事卒業しましたしね。

  • 面白かったです。前作の登場人物がちらりとカメオ出演(?)してるのも効果がある気がしました。引き続いて登場している彼女はとてもいい味出してます。
    今回の女性の語り口も面白く、新鮮な語り口のように感じました。もう少し一人しりとりがストーリーにグワッと絡んでくるとよかったでしょうか。
    最後は思いがけなくホラーでしたが、もうそれはそれでよい締めくくりかと思います。
    この作家、もう少し続けて読んでみたいです。

  • この前読んだ幻想郵便局が良かったので、こちらも読んでみました。

    今度は、不思議な映画館。

    登場人物なんかはかぶっていなくて(真理子さん除く)まったく別のお話になっています。
    個人的には、郵便局の方が好みでした。

  • 真理子さんが成仏できてよかった
    前作より怖いところもあって、雰囲気も違ってたけど
    『走馬灯』の映画館というのがおもしろかった。

  • 前作の『幻想郵便局』が気に入ったので第2弾も手に取ってみました。
    前作同様、ファンタジー色が強くそこが好みの分かれるところかも。
    でも読んでいて画が浮かんで、それがとっても鮮やかな色で映画「パコと魔法の絵本」世界観に似てるのかも。

    前作とちょっとしたつながりがあるところもよかった。


    【シリトリが特技の古風な高校生、スミレは駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。父の浮気、スミレの悩み、そして映画館の謎。まるく収まるか、大惨事か?―。 】

  • 幻想郵便局とリンクするところがある。話の雰囲気も少し似ている気がする。
    2013/12/26

  • 『幻想郵便局』の姉妹編。
    前作から続けての読了。前作では郵便局が舞台でしたが、今作ではどこか懐かしさを感じる街の片隅に佇む電氣館(映画館)が舞台です。
    新月の夜に限り、死者に走馬灯を見せ成仏させるというこれまた素敵な設定。
    正装して訪れるというのがなんとも良いなぁ。
    前作でお馴染みの真理子さんが出てくるのが嬉しい。
    今回の主人公スミレちゃんも前作のあの人との繋がりがあって、作品同士が緩やかに繋がりをみせる。
    後半駆け足ぎみにドタバタでしたが、設定の魅力で読ませてくれた印象です。
    更なる『幻想~』が読んでみたいです。

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幻想電氣館の作品紹介

シリトリが特技の古風な高校生、スミレは駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。父の浮気、スミレの悩み、そして映画館の謎。まるく収まるか、大惨事か?-。

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