野球小僧

著者 : 島村洋子

• 講談社 (2012年7月31日発売)

感想・レビュー・書評

[cozyconanさんの感想 · 2015年1月3日]

『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台を甲子園にしてみました。甲子園のメンテナンスをする主人公が出てくるから、話として成立しているけれども、まあ☆２つでしょ。神宮球場を舞台に六大学野球の英霊たちが還ってくる的な話でもアリかなあ。

[saekaさんの感想 · 2014年6月16日]

あー私はどうしたってあの中には入れんのんだろうなーずっと応援し続けるけぇ！腐るな野球小僧！

[igechan22さんの感想 · 2014年1月10日]

日本版「フィールド・オブ・ドリームス」ともいえる内容。
甲子園球場が聖地、約束の地であり、そこに先の大戦で命を散らした野球選手がやってくるというストーリーは共感が持てるとともに、平和な時代に野球を楽しめることに感謝しなければと感じました。

[drunkenstein1978さんの感想 · 2013年6月26日]

熱血スポ根ストーリーを想像していたが、そうではなかった。
それでも、なかなか面白くて一気読みした。
野球と人生の諸事を重ねて読むと、本来は第一義に浮かぶはずの「好きという感情」や「動機、目的」などが、私自身も忘れてしまっていることが多くなったなと感じた。
何事ももっと単純な思考を持って臨むのも大事かもしれない。

[hinankunさんの感想 · 2013年2月23日]

8

[youkeyppさんの感想 · 2013年1月13日]

　現代っ子×ブローカーの高校野球。それを暴く小説なのかと思いきや。
　あまりに懐かしい高校野球の伝説の選手たち。開会式前夜の夏の夜の夢。
　それを時間軸でつないでいく、タイガー園芸のグランドキーパーたち。
　さらには、麗しのカオリ。
　とても素敵な野球小説だ。(「ランティエ」で、今年のベスト５として紹介してくれた西上心太氏に感謝)