山テントで、わっしょい! 極める「山女子」のヨロコビ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 178
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176835

作品紹介・あらすじ

女だってきっと叶えられる「テント泊縦走」-大人気コミックエッセイ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • テント泊登山に憧れてるけど、テント高いし、ハードル高いなと思ってて…とりあえず知識を付けるために読んでみました。そんな私にピッタリな本でした!

    テントや調理道具の選び方、買う時は高いけれど山小屋泊よりは宿泊費が安かったり、見える景色が違うこと。やっぱりいつかやってみたいなーと思いました。

    いきなり1人では担げる気がしないので、まずは調理器具から少しずつ揃えて日帰り登山から始め、山小屋泊をたくさんやってみて。出来そうと思ったら、テントのツアーに参加してみてと、少しずつステップアップしてこうと思いました。

  • わ~鈴木みきさん、どんどん進化していく~
    って登山歴は長いんでしたね。
    とうとう、「テント担いで編」ですよ。
    アニメ仕立てになっています。
    本当のテン泊入門書なのですが、鈴木さんがこれからテントをはじめる後輩にアドバイスするというストーリーになっているので非常にわかりやすい。
    読んでたら私にもできるかも・・・って無理無理!
    3泊も4泊もテント担いで縦走・・・それも単独で。無理無理!

  • いつかテント泊するぞーってなったら、グッズを選ぶ前からこの本を読んでおきたい。

    道具の選び方や、何が最低限必要かが分かりやすかった!
    テントや寝袋は色々種類がありそうなので、初心者はどんな視点で選べば良いかがイメージしやすかった!
    私だったらお店の人に勧められるまま全部買っちゃいそうだけど、これはゴミ袋やレジャーシートで替えが効くのか!とかわかった。

    あと、テント泊の様子が面白かった。
    女性ソロテントならどこら辺を選ぶかとか、周りに声聞こえちゃうんだーとか。
    あと、小石とかも気になるんだなあとか。
    天候による厳しさもあるのもわかった。快適に過ごすコツなども紹介されてた。

    やっぱりアウトドア用品って、防災に繋がるんだなあと思った。
    食べ物とかも非常食になるものが多いし。

    テント泊デビューするときは、この本を読んで予習してからお店に買い物しに行こう。

  • ああ、なんか大きい荷物背負ってる人たちはこんなことしてたんだ、と、新しい世界を見た思い。いつかわたしもそうなるだろうか。

  • テント泊と山小屋泊の違いを説明。
    テント泊が初めての助手君の用具選びから指導、実践する。
    今まで鈴木みきさんの山の本を読んできて初めてみきさんの厳しい姿が見えた本。
    山の本をいくつか読んでいると山ブームということもあり簡単に自分だって登れるかもという気になってくる。が、浮かれていては命を落とすことだってあるよと諭している。一歩ずつ一歩ずつ着実に歩を進める慎重さと強さが必要。私はやっぱり机上で山を楽しみますv^^

  • 「あした、山へ行こう!」で山女子デビュー。「ひとり登山へようこそ!」で一人登山デビュー。「山小屋で、会いましょう!」でつい一週間前に山小屋初体験!
    で今回の「山テントで、わっしょい!」。
    気がついたらきっと私はテントデビューしてしまっているのでしょう。鈴木みきさんの登山エッセイは押し付けがましくなく、人を自然と山に向かわせる何か決定的な魅力がある。

  • ウルトラライトな荷物でテント泊がしてみたい。

  • テントの選び方やテント泊登山の体験記などが描かれているコミックエッセイ。
    女性目線のソロテント泊の情報は他ではあまりないので参考になりました。

  • デントが崩壊して何年も経つ。それ以来テント泊をしていない。そろそろ新しいテントを購入すべきかもしれない。最近のテントの軽さは、驚異的。

  • 山小屋泊とテント泊の違いとか。テントやシュラフ、バーナーやコッヘルの比較とかもあり実用的な上、全体的に楽しい。

  • 登山の本でも、テントに特化した内容のコミックエッセイ。
    テントの説明は所感的ではあったが、それが逆に分かり易いというか、鈴木さんの本は気取っていなくて、良い意味でゆるく、ストンと素直に入ってくる内容で好き。
    初心者中の初心者の私には、まだまだ先の話だけど、参考になる話も多かった。

  • どうして 不便な思いをして
    山に登るのか
    自分がテント泊をしたら
    どんなことを考えながら
    登るんだろうか
    孤独を感じながら
    大事なものは何かを考える
    そんな時間なのでしょうね
    私みたいな
    妄想山登り派にも
    楽しめる本でした

  • テントデビューも考えているので、その参考に。女子向けではありますが、男子にも結構有意義。

  • 面白かった

  • 女子じゃなくても面白い!楽しいテント泊入門書。読めば絶対山に登りたくなります。是非〜〜〜〜〜〜〜〜!

  • 前2作品も山登りするしないにかんけいなく楽しめました。今回も楽しみに読んだのてすが、こちらは特に、鈴木みきさんの山への気持ちと山へ向かう人達へのメッセージがとても心に響いてきました。他の方がかかれているレビューにも名言とりあげていらっしゃいますが、私も同じところでグッときました。
    山テントデビューの助手くんがバテそうになったときの、あえて厳しく接するシーンは、いままで経験されてきたみきさんの自然への敬意と助手くんへの愛情がひしひしとつたわり、助手くんへ目的地へついたときに「きつくいってごめんね。」のセリフで号泣してしまいました。
    とてもいい作品だと思います。

  • 既にソロでテント泊縦走してる私でも前2作同様に楽しく読めました。

    「山のテント暮らしのように 当たり前を失ってみると大事なものだけが見えてくるんだよ」

    「忙しい人こそ自分としか つながれない時間が たまには必要だと思うんだけど」

    「それが孤独の先にあるものだよ。(中略)だから ちゃんと下山できるんだよ。帰りたい場所が あるから、会いたい人がいるから」

    …以上本文より抜粋。
    ↑なかなかの名文句だと思います。

    勿論、毎回クスっと笑ってしまうユーモアに溢れてますが、ビギナーの方にはキッチリ役立つHow toも満載の一冊。

  • 「いつかはテント泊!」と思ってる人には、最適な入門書だと思う。
    マンガでわかりやすいし、必要最小限のポイントは押さえてるし。
    みきさんのマンガの良いところは、
    「結局のところ自己責任だけど、好きに選んでいいんだよ」
    というメッセージが、端々に感じられることかも。
    ガチガチのマニュアル書だと、縛られて楽しめないからね。
    …私は無理です。重いの苦手だもの!

  • 三部作のラスト。前回の『山小屋で、会いましょう!』は早々に購入した後でICIスポーツ登山本店にてサイン本を発見して残念だったが、今回は無事サイン本GET。コンタクトレンズと清潔なトイレの問題を解決しない限り小屋泊りもままならない私ですが、「悩んだときは山に行け!」の精神はしっかり息づいています。日帰り登山でも自炊したら楽しそう。

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ、札幌市在住。山系イラストレーター。20代のカナダ旅行をきっかけに山に目覚める。以来、読者モデルとして山岳雑誌に寄稿するほか、山小屋でのアルバイト経験をもとに描いたコミックエッセイで山の魅力を伝えている。著書『悩んだときは山に行け!』(平凡社)など多数。本書が初めての小説作品となる。

「2022年 『マウンテンガールズ・フォーエバー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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