- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062177054
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント1件をすべて表示
-
猫丸(nyancomaru)さん文庫化待ち。早く読みたい。。。文庫化待ち。早く読みたい。。。2012/08/03
-
-
文句なしに面白かった!
「こんばば」って久しぶりに聞いたな。 -
軽い気持ちで読むエッセイ。小説のほうが好きです。
-
「またみなさんを幸福か不幸か勝手にジャッジして、口出しをしてくる不埒な人が現れたら、でも世の中にはこんなに、どっちでもないことばかり考えている人がいる、とこの本を見せてください。相手を『のれんに腕押し』という気分にさせる手助けができると思います」。以上、あとがきより。
いつか「からあげ王子」のような存在になりたいと作者は言っていた。味方がいないとき、出口が見えないとき、へらへらした振りをしてるとき。もう一度、このエッセイを読みたいと思う。 -
エッセイを読んでいて、ごくたまに「この人とは圧倒的に合わないな」と思うことがあります。(例 益田ミリさん、小川糸さん)
今回も強くそう思いました。
やっぱりネガティブな部分が引っかかってしまい、何かを得られるような気分がしないからでしょうか。そういう癒しを求めている人には良いのでしょうが。
どうも津村さんのエッセイは読みにくいので、今後は小説を楽しみに読みたいと思います。 -
なんでなん? あんなに小説はおもしろいし、対談で話してるのもおもしろいのに。エッセイはそんなにおもしろくない。言ってることに賛成もしたりするけど、おもしろくないの。
-
へらっと笑えるエッセイ。一編は2〜5ページだが、4年分は多すぎる。
ぬるめのスープに、ゴロッとしたじゃがいも、やわらかい玉ねぎに、たまにピリッとするコショウという感じ。
「美味しいんだけど、量が多いかな…あ、この食感はイケる、いやでもやっぱりぬるいし…」と逡巡してたら食べ終わった気分。
テーマごとに三部に分けられてるのはいいとして、その中で時系列ではないことが少し残念。
年齢に触れている文章も、31歳→32歳→31歳など 「あれっ?」となるときがある。
特に問題はないのだけれど気になった。 -
エッセイでもやっぱり大好き、津村さん。
使ってみたいが使いにくい言葉に見る言葉へのこだわり、必要以上に感情過多になることを避けるのが、作品を通して感じる快い温度なのだと思う。
星占いで最下位が多い気がするみずがめ座のことも、とっても同意。
わりと論理的で筋道を通して考えるほうだと思うのに、星占いを見過ごすことができない、特定の信心は持たないのに神社めぐりとかしてしまう。
そういう自分と似ているところを文章に見つけて、にやにやと嬉しくなってしまうのでした。 -
芥川賞受賞作品『ポトスライムの舟』から始まって、なんとなく、世に出ている津村氏の作品は、ほぼチェックしている。お仕事(OL?)しながら作品を書いているんだったっけな、彼女の作品はそれが常に、根底にあるように感じる。しかしながら、この本はタイトル勝ちだよね、その通り、やりたいことは。