小さくてもいちばんの会社 日本人のモノサシを変える64社

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177085

作品紹介・あらすじ

「年間休日がいちばん多い会社」「年次有給休暇取得率がいちばん高い会社」「行列が途絶えない会社」「一人あたりの教訓練時間がいちばん長い会社」「社員の提案件数がいちばん多い会社」「いちばん障がい者が働いている会社」「サービスがいちばん素敵な会社」など、業界統計ではとらえられない、「ソフトないちばん」の企業。

感想・レビュー・書評

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  • 坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」の1番が一番感動したかなぁ? どうも1社1社のエピソード短すぎて感銘を受けない。 ああ、そういう会社もあるのかで終わってしまう。 それに大阪の企業が1社も載っていないは淋しい。 唯一、MOBIOが載っているぐらいか。

  • ・グローバル化・ボーダレス化の進行と、世界最高のコスト国であることを踏まえると、生き残るための「正しい経営の実践」は価格競争も重要だが、それ以上に重要なことは他社との「価値ある違い」を鮮明にした非価格面での差別化経営=自社ならではの特長をもつこと。ある分野でのオンリーワン・ナンバーワンといった商品を創造確保したり、自社独特のユニークなビジネス展開も含まれる。より具体的にいえば、「企業風土・納期・人材・サービス・社会貢献・生産性・スピード・ネットワーク」という面での独自性・ユニーク性。ハード・ソフト問わず、価値ある独自性・ユニーク性を保有していることは、それ自身、最大の情報発信効果となり、注目度を高めることになり、人財の採用や商品の販売に大いに寄与する。
    差別化経営には「トップポリシーの確立」「人財確保・育成」「研究開発費の充実強化」「外部有用経営資源の高度有効利活用」「販売力の充実強化」を重視した経営が強く求められる。

    日本人のモノサシを変える企業
    タマス
    https://www.butterfly.co.jp/about/company/
    小ざさ
    https://www.ozasa.co.jp/guide.php
    さいち
    https://s.tabelog.com/miyagi/A0401/A040105/4002202/
    杉山フルーツ
    http://sugikiyo.com
    夢ケーキ (菓匠Shimizu)
    http://www.kasho-shimizu.com/dream_cake.html
    日本ウェストン
    http://www.weston.co.jp
    植松電機
    http://uematsudenki.com

  • 20代の若者が地方から東京に移住し、地方の人口減少が問題になっている。その大きな理由が、地方に努めたい会社(雇用)がないというもの。地方自治体も新たな雇用を生み出そうと、企業の誘致、創業支援等を必死に行い、人口減少を食い止めようとしている。

    この本を読むと、小さくても素晴らしい会社がこんなにあるのかと思い知らされる。私もかつては、入りたい会社を規模や知名度だけで判断していた気がする。

    是非、職を探しているすべての人に読んでもらいたい本である。

  • 「小さな命のために開発された世界一小さいカプセル内視鏡」
    KABUSIKIGAISYAアールエフ
    中央タクシー
    地元密着 お客様満足度NO1
    海外への展開
    芦野温泉株式会社
    みんなで楽しむ学芸会のある宿、毎週第四日曜日
    楽器を準備して練習してお披露目旅行もありかも

  • 日本で こういう会社がもっと増えて こういう会社と取引したいと思う人が増えてくれれば・・

  • <閲覧スタッフより>
    「いい会社」が名の通った大企業とは限らない!日本各地のユニークな企業64社を取材し、各企業の自慢できるところ、社史、今後のビジョンを紹介します。どんな会社でどんな仕事がしたいか、そんなことを想像できる一冊です。
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    所在番号:335.35||サカ
    資料番号:10215266
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  • 法政大の研究室の社会人学生などが手分けして調査し、執筆。ユニークな素晴らしい会社が多く紹介されている。株式公開企業はマニー㈱、㈱エーワン精密の2社しかなかった。本当に零細な企業が多く紹介されている。焦点を絞って、いくつかの会社をもっと詳細に報告した方が読後の充実感があったように思う。もっとも印象に残ったのは日本一長い朝礼を行っているという㈱沖縄教育出版。毎日1時間以上の朝礼を行い、楽しみながら一日を始めるという。それによりやる気が出て一日取り組むことが効率を逆に高めているということ。「共感性」「成長の場」「コミュニケーション能力向上」がその効能だそうだ。素晴らしい会社だと思う。

  • 『日本でいちばん大切にしたい会社』とは,根本的に意味合いが違う本。前著が中小企業のケーススタディー的側面が強いのに対し,この本は優秀な中小企業のカタログといった面が出ている。要するに,読者として本に期待すべきものが,違う。

    この本をキッカケに,自分が興味を持った企業の取り組みについて,詳細に調べていく…というものだと思います。

  • 【閲覧係より】
    『日本でいちばん大切にしたい会社』のベストセラー著者坂本光司教授と、ゼミ生による本です。6600社以上もの会社訪問から厳選した優良企業を紹介!
    優良企業が守り続けている他の会社にはない”いちばん”とは何か?
    生きていくためにかかせないものは慎重に選ぶべきだということを学びました。
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    所在記号:335.35||サカ
    登録番号:10215266
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  • 読み終わってとっても爽やかな内容でした。

    内容は、第1章 求められる「人」を大切にする経営

    第2章 なぜ、オンリーワンになれたのか?

    第3章 なぜ、お客様に選ばれるのか?

    第4章 なぜ、この会社は“人財”が育つのか?

    第5章 なぜ、前例をくつがえせたのか?

    第6章 弱者にやさしい会社はどこが違うのか?

    となっている。

    坂本光司研究室が日本全国に点在する小さくても一番の会社を訪問しその内容を書き連ねた本である。

    経営者、従業員一丸となったミッションを実現するため日々精進する内容が書かれている。

    現今の底の浅い利益第一主義の経営とはまったく価値観がことなる経営だ。

    三方よしの経営がまさしく実践されている事例が満載でした。

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著者プロフィール

1947年 静岡県生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部・同大学院教授、法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長等を歴任。ほかに、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞審査委員長等、国・県・市町村の公務も多数務める。専門は、中小企業経営論、地域経済論、地域産業論。主な著書に『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)、『心の時代の感動サービス』(同友館)など。

「2023年 『いい会社には、活きた社内制度がある。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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