- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062177177
作品紹介・あらすじ
わかりやすい政治を国民に取り戻す。これが私が実現する政治です。それは一言でいえば……「超日本」ということになると思います。
戦前のわが国の多くの人びとは近代化を進めると同時に、石橋湛山などの一部の例外を除いて「大日本」を目指してひた走り、ついには無謀な大戦争を引き起こして国家を瓦解させてしまいました。その反省に立った私たちの先輩たちは「新日本」を築くべく必死に働き、世界を驚かせる復興をなしとげたわけですが、いま私たちはそれを超えた新しい地平を切り拓くべきところにきているのではないでしょうか。
「超」という漢字には“乗り越える”“克服する”“その先へ行く”といった動詞的意味があります。英語だとsupersedeでしょうか。これまでの日本を改造するのではなく乗り越えてゆく勇気、浮き足立って「脱日本」などとは言わぬ気概が必要です。
いっぽうで「超」には“極度の”“最高の”“かけ離れた”といった接頭辞の役割、英語でいうsuperの意味があります。この場合、「日本らしさを極めつくして世界をリードする」という方向性が見えてくるではありませんか。
大日本から新日本、そして超日本へ……。以下、六章にわたって私の考えを記します。
(「はじめに」より)
感想・レビュー・書評
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図書館にて借りた。
今話題の政治家・河野太郎氏の著書。
非常に読みやすく、自分の政治信念と同時に国民への依頼・思いが伝わる。今となっては10年近く前の本だが、読みごたえはあった。
めざすべきは、みんなで考えみんなで担う社会です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
河野太郎の政策は具体的で分かりやすい。彼に首相を任せてみたい。