「毒になる母親」を乗り越える11のリスト

著者 :
  • 講談社
3.06
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本棚登録 : 71
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177894

作品紹介・あらすじ

お母さん自身が「楽」になる世界で一番シンプルなコツ。不幸の連鎖を断ち切れば、男の子も、女の子も、子育てはみんなうまくいく!34年、3000家族の相談を受けたプロの結論。

感想・レビュー・書評

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  • 自分が育ってきた環境に共感できるところがたくさんあって、励みになりました。

  • タイトルを勘違いし、手に取った本だった。
    毒になる母親に、ならないようにするポイントが書かれた本だった。
    自分の親が毒になる母親で、その母親との関係を乗り越えるものだと思って手に取った。

    書いている内容はどこかで読んだことのある言葉ばかりだった。
    またITとの関わりや、母親のエピソードが古かった。昭和の母子関係のようなエピソードばかりだった。果たして現代の母子、悩んでいる母、は同じような内容で悩んでいるのだろうか、と思う内容だった。

    自分は自分の母親、父親しか知らないで育ったわけで、そういうことからももう少し他の家庭の親子がどのような関係性を築いているものなのか見ていきたいと思った。

  • 毒親に育てられ、ACだろうという自覚があるのでとてもためになりました。
    子供と向かい合った時、気持ちの余裕がある時は大丈夫だけど、気持ちが弱っている時は毒親に寄っていってるしまうので、日々この本に書かれていることを思い返したいと思います。

  • 借りたもの。
    子供の躾と称してやってしまいがちな誤った接し方の、具体的な事例を上げながらその問題点を指摘。
    そして対応の良い例を掲載。
    日本の子育ての暗い一面を垣間見る。母親の教育熱心は世間体を気にする劣等感の裏返しであることを意識させられた。
    キャリル・マクブライド 『毒になる母親』(http://booklog.jp/item/1/4864101191)とも併読。

    ネガティブな例は私も実際言われてきた事で、その時の恐怖や苦い思い出から、読んでいて涙が出てきそうになった。
    私はまだ子育てを経験していないが、ポジティブな指南を念頭に置いておきたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「劣等感の裏返し」
      良いも悪いも丸ごと、自分を受け入れた人が、子どもに対しても適切な距離感を保てるのかも知れませんね(偉そうでスミマセン)...
      「劣等感の裏返し」
      良いも悪いも丸ごと、自分を受け入れた人が、子どもに対しても適切な距離感を保てるのかも知れませんね(偉そうでスミマセン)。。。
      2014/04/09
    • 亞綺羅さん
      >nyancomaruさま
      仰るとおりです(^-^)
      >nyancomaruさま
      仰るとおりです(^-^)
      2014/04/12
  • 情報が古い本だと思ったら発行年もだいぶ前だった。
    タイトルから想像してた内容とだいぶ違った。

  • 自分の親と上手くいっていないので子供になんて声をかければいいのかわからない事がよくあるけれど、この本のシンプルなわかりやすい説明で子育てのハードルが下がったような気持ちになりました。

  • 「毒親」というキーワードが前々から気になっていて
    原書であるスーザンフォワードさんのものではないのだけど、教員経験のある心理カウンセラーである金盛浦子さんの視点からの「毒親」は非常に参考になりました。

    教育畑だけでは気付けない部分や、専門分野の違いからくる
    毒親になりうる要素を書いてくださっているので
    多くの気付きを頂けたかなと思っています。

    あなたも毒親になる危険性、ありませんか?

  • 子供ではなく親目線のAC関連本は意外とあまり無いので、親になってから気付いた人に特に向いてるかも。
    女の子と母親の共依存が描かれることは多くても、男の子について書かれているのは見たことがなかった。おもしろい視点だと思う。
    トラウマを深く抉られるような内容というよりは、これからどうしましょうかという方向に話が展開しているので、気分が重くならずに読めた。

  • カウンセラーによる著作。
    理詰めなところが自分向け。

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著者プロフィール

1937年、東京都に生まれる。青山学院大学文学部教育学科を卒業。小学校教諭を経て、東京教育大学教育相談研究施設、聖マリアンナ医科大学精神神経科、東京大学附属病院分院神経科にて研修生として心理臨床を学ぶ。1978年、東京心理教育研究所を開設。1990年より自遊空間SEPY(セピィ)を主宰。2002年、東京都よりNPO法人として認証を受ける。臨床心理士・芸術療法士としてカウンセリングにあたる。著書には、ベストセラー『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』(静山社文庫)、『伸びる子の9割は、「親の口グセ」で決まる』(PHP文庫)、『伸びる子・できる子の親の日常』(さくら舎)などがある。

「2016年 『家族病 夫の問題 妻の問題 子の問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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