こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロ

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著者 : あべ弘士
  • 講談社 (2012年7月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178099

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こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロの感想・レビュー・書評

  • 元・旭山動物園の飼育員であり、絵本作家のあべ弘士さんとほか10名のクルーたちの北極探検の記録です。

    あべさんが現地で描いた絵はのびのびとしていて、北極の自然や動物の姿を浮き上がらせます。
    巨大な氷河がきしんでたてる音や、60万羽ものウミガラスのコロニーなど、そのスケールに圧倒されました。
    ページから音やにおいまでが感じられるようなのです。
    シロクマやアザラシ、クジラやトウゾクカモメなどなど、北極が抱く生命の多様さにも改めて気づかされました。

    そしてクルーたちの旅の楽しそうなこと!
    呑んべえばかり勢ぞろいした探検隊、お酒が足りなくなったエピソードについ笑ってしまいました。
    海でとったワカメとありあわせの調味料で、ワカメの酢味噌あえを作ったり。
    旅を満喫している様子がいきいきと伝わってきました。

  • 元旭川動物園職員のあべさんが、2011年6月に1か月かけて、大型ヨットで北極へシロクマを見に行った時の観察日記。
    写真家・博物学者・TVカメラマンなど6名の日本人と、オランダ人の船長・スウェーデン人の船員・イタリア人の女性コックと一緒にめぐる夏の北極。
    それぞれお目当ての動物(プランクトン?)を求めて、氷の海をめぐります。
    あべさんの細かい観察と、シロクマやクジラなど北極海の動物たちに注がれる優しいまなざしとイラストに満ちています。動物園では決して見られない動物たちののびのびとした所作に感動しているあべさんに、感動しました。

  • 2017.01.09
    60万羽のウミガラスが圧巻! 稚拙?な絵だからこそ想像力をかきたてられる。

  • 旭山動物園のサインをデザインした人の本、というので。スケッチに添えてあるコメントがまた臨場感があって、自分も船から北極圏を眺めているような気分になれます。

  • 「どうぶつえんガイド」をこどもと一緒に読んで以来、大ファンになりました。あべさんの、動物に対する目線が好きなのです。この本ではこんちき号のメンバーもオリジナルな目線で(酒を飲むか飲まないかの分類)紹介しています。「安いカメラでいい写真を撮る」吉本さんって・・・(笑)
    さて、いざ北極へ。残雪にいろいろな模様を読み取ってスケッチしたり、いろいろな形の氷山、その音を表現したり、写真とはちがう、絵描きならではの視線が楽しめます。60万羽ものウミスズメを、こんなふうに描かれたら、写真では太刀打ちできないかも(笑)
    ゆるそうなスケッチだけれど、しっかり北極のリアルを感じることができます。
    探検は、一度だけ。だから北極はおしまい(カッコイイ!)というあべさんは、シロクマや北極の物語を紡ぎ始めています。

  • 独特のタッチの絵と素朴な語り口がマッチした素敵な本。
    動物たちへの愛とお酒への欲望がおかしみがある。
    日記のように一日一日ページをめくる楽しみもいい。
    青、黒、白で描かれた鳥やアザラシたちが可愛い。
    我が家の赤ちゃんに読み聞かせたところ、なぜか大喜び。

  • 北極に行きたくなった
    「絵を描く」って「観る」ってことだ

  • 思ったよりも旅行日記的だったかな。
    絵は簡単に鉛筆を走らせているように見えますが、そこはさすが動物を知り尽くしている人の描く線だけあって、動物の動きを感じます。
    白くまの親子の様子なんか、実際のほほえましい映像が浮かぶよう。

  •  野生のホッキョクグマを見てみたい。旭山動物園で飼育係をしていたあべ弘士さん。画材は、鉛筆とシャープペンシル、絵の具と絵筆と色鉛筆、そしてボールペン。スケッチブックとともに、北極圏への一ヶ月の旅。ノルウェー領のスパーバル諸島のあたり。船の名前“こんちき号”は、『コン・ティキ号探検記』から。

  • 準備段階からまるで自分が北極に行くみたいな気持で、
    わくわくして読むことができます。

    絵や、文章が自然体なので、すてきです。

    動くものを描くのは至難の業だと思うのですが、
    そこは、動物の生態をみつめてきたすごさで、
    あり得ない形なのに、鳥だったり、白クマだったり。動きが見えちゃいます。
    そんなところもいい。

    船酔いしそうだったり、凍りそうだったり、
    読み手も、ともに北極探検をしたみたい。堪能できました。
    きっと、わたしは12人目の乗組員。^/^

    ああ、楽しかった。

  • ★★★★★
    海が荒れると生き生きしてくる船長、美人シェフ、お酒大好き乗組員(あ。間違えた。写真家さんとか絵かきさんとか、自称研究者とか)
    北極へ向かっ一行の探検絵日記。


    あべさんの絵って不思議。
    線があんなにすくないのに、皮の下の筋肉がうねってるのとか、重心のある体の重さとか、ダルダル感とか緊張感とかも伝わってくるもんなあ。

    (まっきー)

  • あべさんのスケッチが存分に見れて、しかも北極という滅多に体験出来ないものを、まるで探検しているみたいに読めてとってもお得。
    極北をこんなに楽しそうに描けるヒトは他には居ないです。

  •  あべ弘士さんたち、絵本作家や動物写真家や、映像カメラマンやらが、21メートル級のヨットをチャーターして北極圏ノルウェー領のスバールバル諸島を探検します。このスバールバル諸島は、定住する人のいる最北の場所だということで、街の中にシロクマ注意の看板があるくらい。

     このスバールバル諸島をヨットで廻り、出合ったさまざまな動物を観察しイラストに描いたエッセイ。
     元旭山動物園の飼育員だったあべ弘士さんの動物を見る目は折り紙つき。
     シロクマ母子が他のオスのシロクマに出会ってしまってピンチの様子とか、氷山に乗って休んでいる海鳥の様子とか、主に色鉛筆で描いています。動物の生態に詳しいあべさんの描くシロクマたちは、躍動感に溢れています。

     この探検の間、実に楽しげな様子が窺える。北緯80度を越えたときなど、記録より悪天候で難儀していたり、白夜真っ最中の日の沈まない夜とか、とても興味深く感じました。

  • 阿部氏ら11名が1ヵ月の北極探検に行ったときの顛末が、阿部氏のイラストとエッセイでまとめられています。
    酒好き男たちの探検記。おもしろかったです。

  • 「北極探検記」となっているが、どちらかというと「北極観察日記」とでも要った方が良いような。
    絵本作家あべさんらしいスケッチ満載の楽しい一冊でした。

    氷河の立てる音に満たされたページは本当に音が聞こえてくるようで圧巻です。

  • 北極探険記です。

    独特の絵が素敵で、
    味があります。

    読後、自分も
    なんとなく北極に行ったような、
    そんな気持ちになりました。

    そして、この本を読んだ直後に、
    千原ジュニアさんが
    北極に旅行に行かれると聞き、
    勝手に嬉しくなってしまいました。

  • 【新刊情報】こんちき号北極探検記 297.8/ア http://tinyurl.com/8mnaydc 遠泳するホッキョクグマ、60万羽のウミガラス…。旭山動物園の飼育係を25年間勤めた絵本作家・あべ弘士が、北極で出会った野生動物たちの、ほんものの「いのち」の姿を紹介する #安城

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こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロの作品紹介

餌を求めて遠泳するホッキョクグマ、60万羽のウミガラス、4万年前の空気の音…。厳寒地に生きる野生の動物たちの、ほんものの「いのち」の姿。

こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロはこんな本です

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