内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

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制作 : 古草 秀子 
  • 講談社 (2013年5月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178594

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内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力の感想・レビュー・書評

  • 久々にすごく納得できる本でした。
    内向型の人は実は敏感すぎるのだとか、「回復の時間」が必要だとか、外向型の人は会話しながら考えることが出来るとか、でも内向型/外向型と協調性とはまた違う問題とか・・・。
    ひとつひとつ、今までの疑問が解けた気がします。

    ジャンルとしては認知心理学系の話題だと思いますが、とても読みやすいです。セリグマン氏の本以来ですね、このジャンルでこんなに良い本に出会えたのは。

  • 久しぶりに読みたい本が図書館にあったので借りてみた。読みたいと思ってから1年以上経っているがww

    書いてあった内容で、経験上激しく同意できるのが
    ・ぶっちゃけコミュ力高いやつとか無能、口だけ
    →行動力はあるが深い考察が出来ない。優秀そうに見えるのは声デカくて意見が通りやすいから
    ・ぶっちゃけグループワークとか超無駄
    →声でかい奴の意見が通りやすいってだけで、みんなで考える意味無し。んでもって声でかい奴は得てして無能
    ・ぶっちゃけブレインストーミングとか意味ない
    →みんなまわりの顔色伺いながらアイディア出すから突飛なアイディア出ないし、一人ひとり個別に考えたほうがマシ。

    って感じで人事部涙目www現行の新卒採用システムとかくその意味もないwwwwwwwm9(^Д^)プギャーって感じの内容が結構あっておもろかった。

    *本書はここまで外向型人間を蔑んでいませんのでご安心を。

    あとは、世の中リーダーシップ(笑)、コミュニケーション能力(笑)とか言ってるけど、内向型の人間は無理やり自分を外向型に矯正しようとしないでもっと自分を活かせる環境に身を置くべし。今の環境が居心地良くないならさっさと場所変えるべし。みたいに書いてあって仕事したくなくなったwwwどうしましょうwwww

  • 気になりつつやっと借りた本。
    自分が子供の頃感じていた事や、今子供を見ていて思うことが明確になった。
    しかし、学校というのはつくづく外向型向きに出来ているなと感じる。集団の中ではやはり押しの強い人の意見が採用されがちなので、この本を通じてもっと世の中に内向型、という言葉が認知されていけばいいと思う。

  • 読んでる途中だけれども…少しホッとできる本です。無意識の内にこれほどこうあるべき(外向型であるべき!!)と思っていたのだなぁと思います。

    また、私の学生時代は、何とかして外向型であろうとして、疲労していた時期だったのだと、腑に落ちました。立派な内向型タイプだったのに(笑)

    高校で、大学で、とても面白い授業をしてくださった先生方の中で、授業は大丈夫なんだけど少人数になると不安で一杯になる、とか、普段は基本何もしゃべらないよ、と言っておられた先生がいました。不思議に思っていたのですが、この本を読んで納得しました。

    そうか、これで良かったのか、と思う本です。

  • 一見、世の中は、外向的な人々の支配下にある。ましてや、このご時世、コミュ力偏重。意識(だけ)高い系の勃興。ほんとうにそれだけでよいのか。
    長年のもやもや、生きにくさのようなもんを、脳科学、文化人類学、集団心理、のような様々な方向からすっきりさせてくれた。レジ近くの新刊本平積みをチラ見して、あまり中を見ないで買ったのに、大当たり。

  • ◆外向型人間が評価されがちな社会に、そして内向型人間の人びとに、著者が静かに問題を投げかけます。

    ◆積極的なリーダー的人間、つまり外向型人間が理想とされ評価されがちなのにたいして、著者は、消極的にみえる静かな人間の力を強調します。静かな人間(内向型人間)の多くは、思慮深さはあっても内気ではないし、また病気なのでもなく、人間関係を作れないわけでもありません。彼らは、外向型人間以上の”のびしろ”を持っていて、場合によっては外向型人間以上のパフォーマンスをみせることさえあるのです。◆だからこそ、内向型人間と外向型人間の共生関係を築くことが欠かせないのだと著者はいいます。

    ◆内向型人間と外向型人間を分けるのは、自分の能力を最大限に発揮するために必要な(五感の)刺激の度合いの違いです。たとえば、内向型人間にとって、大勢の人間を前にしたプレゼンやにぎやかなパーティーなどは、自らの能力を発揮する環境としては刺激が強すぎるのです。反対に、外向型人間はそれぐらいの刺激によって最適な能力を発揮できるのです。

    ◆そしてその特性は、半分が先天的に決まるそうです。もしそうだとすれば、内向型人間にとって大切なこととは、その自分の特性を受け入れ、自分とうまく折り合いをつけてゆくことであって、自己(の特性)を否定して外向型人間になろうとすることではないのです。

    ◆外向型人間にとっては内向型人間という人びとの存在に気づかせてくれる本です。本書の厚みが示すように、それは「考え方の違い」というにはあまりに大きな違いです。◆いっぽう、内向型人間にとっては自分の存在を見つめ直し、心に力を与えてくれる本です。◆文章自体は分かりやすいので、比較的気軽に読む本として、職場の人間関係について考えたい人や、じぶんを内向型だと思う人などに広くおすすめしたいです。

    * 感想 *
    ◆この本の内容は、外向型人間の力ばかりを強調するアメリカ社会の文化を想定したものでしょうけれど、日本社会もそのように変化してはいないのでしょうか(アメリカ化とかいわれますけど)。いっぽうで、日本の歴史を考えると、大きな成果を上げた内向型人間の存在は多いのではないかとおもいました。


    * メモ *

    ◆1920年代アメリカ、人格の変化から性格の変化へ。ひとは、その人の内なる人格(高潔さなど)よりも、外なる性格(快活さなど)をみる時代へと変化した (p. 39-)。

    ◆オープンオフィスやブレインストーミングの流行が象徴するように、ビジネスの世界では「三人寄らば文殊の知恵」的な集団発想、組織力が注目されがちだけれど、じつは孤独なほうが作業や熟考を重ねやすく、内向型人間の意見が吸い上げられないなどの障害もある。個々人のアイデアと集団発想の組み合わせが重要 (p. 89-)。

    ◆内向型人間の乳児の多くは、刺激に対して”外向型人間の乳児よりも高い反応”をしめした(これはさいしょ意外だなとおもった)。また、内向性、外向性という生まれつきの気質のうち、40-50%は遺伝子によると考えられる (p. 134-)。

    ◆自由特性理論。ひとは、固有の特性(内向型・外向型)をもちながら、その特性を超えた自分をつくりだすことができる(ひとは自由特性をもっている)。それは、偽の(外交的な)自分を演じることだけれど、自分という人間にとってきわめて重要な事柄「コア・パーソナル・プロジェクト」があれば出来る。ただし、それでもほんとうの自分を回復する時間をつくることを忘れてはいけない。著者によれば「自分と自由特性協定を結ぶ」 (p. 258-)。

  • この本を読むことで少なくとも下記の効果がある。このレビューをご覧頂いた方は、是非読んでほしい一冊である。
    ・内向的な人の適性、さらに言えばその重要性が理解できる。
    ・内向的な自分が周囲とどの様に折り合いを付ければ良いかが分かる。
    ・内向的な家族や部下にどう接し、どの様に伸ばせば良いかが分かる。
    ・社交性が高く積極的な現代のリーダー像に疑問を投げかける。

    私自身が、やはり外向型の仮面をかぶった内向型であることも改めて認識した。

  • 親はどうしても、自分の子供には外交的であって欲しいと思ってしまう。それは自分が経験してきた中で、絶対的な優位性を外交的性格に見てしまうからだろう。日本ではアメリカ程には、外交的性格がもてはやされる訳ではなく、内向的性格もかなり認められている文化だと思う。

  • SNS全盛の時代。インターネットやメールで常時友人と繋がっていることが当たり前で、就職活動でもコミュニケーション能力が重要視される世の中だが、私はとにかく一人でいることが好きだ。
    金曜日の夜だろうが土日の昼だろうが連休だろうが、例えばレストランの中、グループで食事している人々を横目に一人本を読んでいる自分はおかしいのだろうか、周りからは寂しい人間に見えているのだろうかと時々考える。
    しかしどうしても、一人で読書したり考え事をしたりするのが有意義だという考え方を変えられないので、最近は開き直って、自分のようなタイプを正当化する本を書店で手に取ってしまう。
    先日『群れない力』を読んで、世の中には自分と同じ考え方をする人がいると分かって安心したものだが、この『Quite 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』を書店で見つけた時は、思わずタイトル買いをしてしまった。
    内向的な人にも「あなたにも良いところはあるはずだから頑張ろう」というような一般論で励まそうとする本ではない。
    それどころか、「物静かで思索的な内向型の人たちが社会を築きあげてきた!」と謳い、内向型を礼賛しているのである。
    本書は、様々な学者による研究を手がかりに、「外向型」・「内向型」人間のそれぞれの特徴や傾向を客観的に分析した上で、外向型と内向型がそれぞれの得意・不得意を補って良い人間関係を築いたり、社会で活躍していくことを提唱している。
    私たちの社会では、子どもの頃から、友達が多く自己主張がうまい「外向型」が良しとされ、「内向型」は劣等感を抱きがちだ。
    「内向的」という言葉は否定的なニュアンスを含んでいると思うが、「自分は「内向型」の人間だ」と言うと、ある性質・タイプ・傾向を単純に表現しているから、それだけでネガティブなイメージが緩和される。
    静かで孤独な自分に自信を持てないでいる人は、本書を読み、内向型の特性や能力を理解して、人付き合いや仕事に役立ててみては。

  •  著者は、古今の偉人たちを例に挙げて、「偉大なアイデアや美術や発明の一部は、自分の内的世界に耳を傾ける、物静かで思索的な人々によるものだ」と、内向型が内に秘めているパワーの大きさを強調しています。
     本書は、内向型人間を再評価し、内向型の資質をこれからの時代に活かしていく指針を示した一冊です。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=725

  • すごくよかった!
    私は自分のことを小さいときから内向型だと思っているけど、そのことをずっと恥じてきたし、嫌だなと思ってきたので、そういう人が実は人口の半分もいるんだよ、ということ、そういう人たちは自分を恥ずかしく思いやすいということ、内向的な人ならではのよいところもあるということが書かれていて、とても勇気づけられました。
    かと言って、外向的、内向的と人をステレオタイプに分けて論じる本でもなく、私は本当は内向的とも言えないのかもしれないという点にも気づかされる、自分のいる位置、自分の心地よい位置を知るために、よい本だと思います。

  • ●現代社会ではユングにより称された「内向型」より「外向型」の方が理想的とされる価値観の中で生かされているので、そうあるべきだと行動する偽外向型も多く、自分でも気付いていない。
    しかし、内向型は思索型と置き換えてもいい良さ(強み)がある。

    創造性において、外向型よりも内向型の方が優れた結果を出しやすい記録がある。同じ量のトレーニング時間を費やしても、結果はグループでトレーニングしている人々より個人トレーニングの割引が大きい人々の方が大きく優った。集中できる環境とオープンオフィスでの環境とでもアウトプットの質に明確な違いが出ている。つまり、人間のマルチタスクは神話だったということ。

    ●ブレインストーミングが効果的ではない理由
    1.集団的手抜き(綱引き理論)
    2.社会的生産妨害→一人以外は黙って座っている
    3.評価を気にしたアウトプットになる

    ●内向型は物質的、享楽主義的であるよりも、 哲学的精神主義的な傾向がある。職場やピアノの発表会などで他人に観察されたりデートや就職面接で評価されたりするのが苦手だ 。彼らは無駄話が好きではない。音楽や自然や天然の美を愛する。



    読めば読むほど自分が内向型だと確信し、同時にそれが許される事への安心感を感じた。自分は変わる必要はないのだと。この本を読んでから、周りの人が外向型か内向型かにアンテナが立つようになり、特性も理解しやすくなった。マネージメントにも生かせる本である。

  • 第4章で述べられた発達心理学者ジェローム・ケーガンの研究には非常に興味深いものがあった。高反応の乳児は内省的(内向型)に育つというのである。
    第5章の前頭前皮質と偏桃体の実験も興味をそそられる。
    第7章の「外向性が報酬系の過敏さに起因する」という理論はまことに府に落ちるし、心理学者チクセントミハイが名付けた「フロー」という精神状態が内向型にとっての報酬となるのも頷ける。

    第10章では「外向型は競争的な状況で出会った人を好む」
    と知って驚き、そして納得した。
    全体としては、高反応の子供(内向型)はランの花のようであり、「子育てに手をかければかけただけ報われる」という心理学者ベルスキーの一文が心に残った。

  • 自由特性理論によれば、私たちは特定の性格特性を持って生まれるが、自分にとって非常に重要な事柄、「コア・パーソナル・プロジェクト」に従事するとき、その特性の枠を超えてふるまえるのである。(263頁)

    自分のコア・パーソナル・プロジェクトを見つけるための三つの重要なステップがあることに気づいた。
    第一に、子供の頃に大好きだったことを思い返してみる。大きくなったら何になりたいかと尋ねられて、あなたはなんと答えていただろうか。
    第二に、自分がどんな仕事に興味を持っているかを考えてみよう。
    最後に自分が何に羨ましいと感じるか注意してみよう。人間はたいていの場合、自分が望んでいるものを持っている人を、羨んだり、妬んだりする。嫉妬や羨望はある意味で醜い感情だが、質実を語っている。(274頁)

  • 内向型の人間は、外向型に比べ、刺激に対する反応が大きい。従って同じ経験をしても、より強く刺激を受ける。

  • 人間は外交型と内向型の性格に分けられる。いままで、時代や歴史を切り開いてきたのは、外交型人間だったように思われるが、どうも、そうとばかりには、いえないようだ。社会を変えてきたのは、内向型の人間だったのかもしれない。自分を新しい視点でみれるようになるかもしれない。図書館分類番号 141.93/C12

  • 内向型のすばらしさについて、心理学や科学的なデータを数多く挙げながら、説明している。内向型はけして外交的に劣るわけではないし、むしろそれ以上だと言っているような感じさえ受けた。またなぜ今外向型が優れていると考えられているのかという歴史的背景なども説明されている。ボリュームもあるし、ちょっと学問的にアプローチしているため、気軽に読める本ではないが、貴重な本であるのは間違いない。

  • ●読むキッカケ
    ・釣巻が読んでいて面白そうだったから
    ・ネットの記事で内向型について記載されていてそれに自分がズバリ当てはまり、
    であれば内向型として自分を捉えてみると面白そうだと思ったから。

    ●所感
    ・内向型の根源としての高反応性には納得感があり、それに紐付いて色々整理できると思った。
    ・自分が悪いと思っていた特性も、まだまだ良く捉えることが出来るとのだと認識できた。
    ・自分の複雑性は、内向型でありながらタイプ3的な華やかさを求めるところに、
    矛盾さがあるんじゃないかなと思ったりした。
    得てして人はこういった矛盾さを抱えていて、それゆえに葛藤して成長するのかもなと。
    一方で、ひとかどに成功する人は、この矛盾が少なく、ストレートなのかもなとか思ったりした。

    ●メモ
    □内向性と集中について
    ・内向型人間は孤独に過ごすことが多いが、
    孤独は余計ないざこざに集中を妨げられず、フォーカスすることにつながり、
    集団で過ごす外交的な人たちよりも創造性に富むことがある。
    意識的に孤高の時間を創りだすことを心掛ける。
    ・また集団であると自分のやりたいことよりも集団としてやらねばならないことに、
    リソースを割かれてしまう。
    しかし、高い集中は自分がやりたいことをやっている時に発現するものである。
    なので、得てして集団行動は高い集中をもたらさらない。
    これは、音楽家などが集団練習よりも個人練習の時間に重きを置いていることにも裏付けされる。
    ・ブレストも3つの理由により生産性が下がる。
    1.社会的手抜き:誰かがやってくれるだろうという甘え
    2.生産妨害:1人がしゃべっている間、他の人はしゃべれない
    3.評価懸念:成果ではなく、他者の印象に力が分散される

    □内向性の由来
    ・内向型と外向型を分ける資質として刺激に対する反応がある。
    前者は高反応故にあまり刺激物を好まず、結果物静かで慎重な振る舞いを身に着けていくことになる。
    ・高反応であることは、よくも悪くも環境に依存して影響をうけやすいといえる。
    ただ、恵まれた環境に置かれるのであれば、その良い影響を強く受けることができ、
    また、高反応ゆえの共感性や配慮などソーシャルスキルが育まれるのを活かして、有能になれうる。
    ・この辺の性質はなかなか変えようが無いが、
    一方で自分がどこにコンフォートゾーンがあるのかを捉えるメタ認知ができていれば、
    それにそって困難に対処することは可能となる。
    例えばスピーチが苦手だとわかっているのなら、事前に準備時間をもらえるようにする、とか。

    □その他
    ・外向型の振る舞いが上手な内向型になるには、セルフモニタリング、
    つまりはメタ認知を向上させて、自分が必要な振る舞いを理性的にとらえて実行することをすれば良い。

    ・外向型に意識的に振る舞うことはできるが、根っこが内向型であるならば、
    その本来的な自分であれる時間を意識的に確保するようにする。

    ・内向型は得てして感情表現が苦手なことがあるが、
    それは感情が欠けているのではなく、コントロールを失わずに感情表現することが苦手で、
    それ故に感情を露わにできない。

    ・真面目な話しかできない内向型は、それを迷惑的と捉えるのではなく、
    そういう話が出来る有益な存在であることを自覚すると良い。

  • 内向的(introvert)な人と外向的(extrovert)な人との比較論。「思慮深い」、「神経質」、「小規模コミュニティを好む」等の性向は、都市化した社会では過小評価されがちだが、多方面の実証的な分析からこうした評価の不当性を論述した内容。
    内向的な人物が社会において果たす役割や重要性、外向的な人物との共存や分担の提言まで網羅的に描かれている。

  • 周りの変化に大きく反応する内向型性格。沈黙の中に考えを精査したり、相手の気持ちを察したりする性格。
    内向型の性格から、人付き合いが苦手だと自信をなくさなくてもいいし、反社会的だとも間違っているとも思わなくてもいい。今の時代、外向的性格がもて流行らせてるだけ。
    内向型性格を活かし、経営者やリーダーとなる人は多くいる。なにもイケイケの外向型性格だけがトップになれる訳ではない。
    自分がどういう環境にいる時に力を発揮できるかを知り、その環境に置く時間を確保できるようにするのも一つの手。静かな環境とか、トイレとか、などなど。
    外向型の性格を演じる必要がある状況になることもあるが、演じた後の疲労を回復できる環境を確保することが大事。ストレスは気づかない内に溜まっている。

  • 自分は典型的な内向型人間で、自己否定感が強いです。

    なので、どこかで自分を肯定してくれる材料が必要で、

    ※もちろん自分で肯定するのが1番効果があるのですが。

    それができれば苦労しないって話で、これは正しく
    自分が自分でいていいのだと言ってくれている、それを
    事例を持って言ってくれているのが嬉しかった。

  • 図書館カフェで開催されたビブリオバトルでこちらの図書が紹介されました。
    【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 141.93||CA
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=173303

  • 配置場所:1F電動書架A
    請求記号:141.93||C 12
    資料ID:W0174002

  • ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!

    内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。

    外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。

    同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。現代アメリカ社会の内部分裂を浮き彫りにする衝撃のドキュメント。

    外向的でなければ、リーダーシップが取れないとする一般常識は、ぴっしゃりと
    否定している。外向的性格だと、熟慮しないため、ミスリードも十分に考えられる
    からだ。

    今の時代こそ熟慮がますます必要であり、内向的性格の人間がもつ、「創造性」
    こそが新しい時代を切り開くのである。

    内向的人間は、感受性が豊かで、ちょっとしたことにも過敏に反応する。
    センサー感度が、外向的人間よりも高い、つまりちょっとした刺激でも、
    激しい騒音となるのである。故に、人を遠ざけ、安定して静かな環境を望む。
    そういった結果は、赤ん坊を使った実験でも証明されている。

    内向的で、人との接触を避けるだけでは生き辛い時代であることは、間違いない、
    内向的人間でも、外交的な仮面を被って生きている人たちもいる。

    そういった気質は別に悪いことではなく、むしろ前向きに働くことが多い。
    内向型人間であることを自分で受け入れられる事ができると楽になる。


    また個人的に印象に残ったのが、祖父の思い出で結ばれた終章です。
    「祖父は何よりも読書が好きだった。
     小さなテーブルの前で紅茶とケーキを置いて、いつも本を読んでいた。
     家族も読書が大好きで、本が溢れた我が家には温もりが満ちていた。
     静かな言葉で雄弁に語ってくれた祖父の思い出に感謝を込めて。」

    幸せに満ちた思い出が伝わってくるような名文で、評者自身がまさにこのような生活を理想としているので、共感を持って読みました。

    ・この社会は外向型が理想とされている。とくにアメリカはそうであるが、実際には1/3から1/2のアメリカ人は内向型である。内向的だと過小評価されるし、劣等感を感じやすい。

    ・しかし、ニュートン、アインシュタイン、ショパン、スピルバーグ、ガンジーといった内向型の人々は内向性ゆえに偉業を成し遂げてきた。

    ・ジェローム・ケーガンの研究によると、生後4か月の乳児期に刺激に対して高反応の子は将来内向的になり、低反応の子は将来外向的になる確率が高いという。ということは、内向性・外向性は生後ずいぶん早い時期に決まってしまうということになる。そして、刺激への反応性というのが重要なポイントである。

    ・大脳辺縁系の奥に位置する偏桃体は感情脳とも呼ばれ、食欲・性欲・恐怖といった根源的な本能の多くを司っている。外界からの刺激を受けて脳の他の部分に指令を出すスイッチになる。ケーガンの仮説では、この偏桃体が興奮しやすいと、外界の刺激に大きく反応し、人に対して用心深く接して内向型になる。

    ・内向型と外向型はそれぞれ特定のレベルの刺激を好む。自分にとっての「スイートスポット」を知って仕事も趣味も社交もそれに合うように設定すれば、より生き生きとした... 続きを読む

  • 『内向型人間の時代――社会を変える静かな人の力』(講談社 2013)


    原題:Quiet: The Power of Introverts in a World That can’t Stop Talking (2012)
    著者:Susan Cain(1968-) 弁護士、ライター
    訳者:古草秀子(翻訳家)

    ※2015年に文庫化。
     →『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』 (講談社+α文庫)



    【目次】
    はじめに――内向型と外向型 対照的な二つの性格について [003-023]
    目次 [024-029]

    パートI 外向型が理想とされる社会
    第01章 “誰からも好かれる人”の隆盛 外向型はいかにして文化的理想になったのか 
    セールスマンの誕生 034
    他人に見られる自分を意識する時代 036
    劣等感というコンプレックス 041
    外向性は成功を、内向性は悲惨な結末をもたらす? 045
    外向性を賞賛する歴史 048
    なぜ人格より性格重視に変わったのか 050

    第02章 カリスマ的リーダーシップという神話 「性格の文化」の一〇〇年後 
    自己啓発カリスマのセミナーにて 054
    発揚性気質 058
    ハーバード・ビジネススクールとリーダーシップ神話 061
    五五%しか自信がなくても確信を持って話せ! 063
    リーダーは雄弁でなければならないのか 069
    内向型でも有能なリーダーたち 072
    内向型リーダーと外向型リーダー 077
    陰と陽、補完し合う内向型と外向型 081
    ソーシャルメディアの普及で内向型もアピールできる時代 085

    第03章 共同作業が創造性を殺すとき 新集団思考の登場と単独作業のパワー 
    彼らはつねに単独で行動する 089
    創造性に富むのは内向型 093
    「新集団思考」がつみとる創造性の芽 094
    孤独なほうが「集中的実践」が可能になる 101
    オープンオフィスは生産性を阻害する? 106
    ブレインストーミング神話の崩壊 110
    集団であることのプレッシャー 114
    多様化された職場空間がもたらす恩恵 118

    パートII 持って生まれた性質は、あなたの本質か? 
    第04章 性格は運命づけられているのか? 天性、育ち、そして「ランの花」仮説 
    一〇年ほど前の私 124
    内向型か外向型かを分けるもの 126
    高反応な子供と低反応な子供 130
    生まれつきか育ちか 133
    なぜ人前で話すのは怖いのか 136
    遺伝子と環境 139
    高反応であるということ 142

    第05章 気質を超えて 自由意志の役割(そして、内向型の人間がスピーチをするには) 
    生まれ持った気質は消えない 147
    そのとき脳内で起こっていること 150
    人間は「最適な」レベルの刺激を求めている 153
    自分の「スイートスポット」をさがそう 158
    自分を伸ばす方法 161

    第06章 フランクリンは政治家、エレノアは良心の人 なぜ“クール”が過大評価されるのか 
    似つかわしくない組み合わせ 166
    「とても敏感な人」とは 170
    内気な若い女性がファーストレディに 177
    敏感さと良心 179
    クールな人と顔を赤らめる人 181
    進化のトレードオフ理論 185
    臆病と大胆、遅いと速い 189
    内向型のアル・ゴアはどうやったか 191
    内向性と外向性のバランス 193

    第07章 ウォール街が大損し、バフェットがもうかったわけ 内向型と外向型の考え方(そしてドーパミンの働き)の違い 
    報酬に対する感度が強すぎると 198
    外向型は経済的にも政治的にも報酬を求める 202
    金融危機をもたらしたのは押し... 続きを読む

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ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!

内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。

外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。

同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。現代アメリカ社会の内部分裂を浮き彫りにする衝撃のドキュメント。

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