日本をダメにしたB層の研究

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著者 : 適菜収
  • 講談社 (2012年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178983

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日本をダメにしたB層の研究の感想・レビュー・書評

  •  すこーんと少し刺激的な記述で切る?本。結構新しい視点が得られたのはよかった。無論、ある一人の見解であるため、独自に解釈をし直す必要はある。また広い視点であるため、各記事は必然?甘い、薄い分析になりがちにもなる。その点、明快な主張のわりに密度は薄い気もする。絞った的で、よりごつい主張のある続書が楽しみ。

  • これ研究なの?一体何が言いたいの?
    批判しかない主張に一体何の意味があるの?
    品のない文章に嫌悪感すら覚えた。
    時間を無駄にした。

  • 最初にある用語辞典で、

    カリスマ:キリスト教の概念。超自然的•超人間的な資質。近年の日本では髪を切ったり、コンビニ弁当をプロデュースしたりする

    とあった。
    こういう皮肉な言い回しは結構好き。
    私もB層に属すると思った。

    突っ込みどころもかなりあるけど、実名でいろんなこといっているので、ある種エンターテイメントとして読むにはおもしろかった。

  • これ私!あ、それも!…B層とは“マスコミ報道に流されやすいIQの低い人たち”…認めたくないけど、私も私の親もB層。期間限定ものとか弱いし…イカンイカン。ここから脱せるようがんばってみます。

  • B層というのは、もともと小泉政権時の郵政民営化政策において小泉支持基盤として想定されたもので、「IQ」が比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層のことをいう。
    「マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQが低い人たち」である。

    巻頭の「B層用語辞典」にある言葉は、B層をよく表している。
    例えば、「グローバリズム」「女子会」「数量限定」など。
    「モルツあります」なんていうのもあり、思わず笑ってしまた。
    中でも「民意を問う」「民主主義」「平等主義」というのが、著者が最も危惧しているものなのではないだろうか。
    「近代大衆社会において、政治はプロフェッショナルによる知的な活動であるという前提が破壊されてしまい」、素人同然の政治家が数多く存在する。
    そして、「民主主義の本質は反知性主義であり、民意を利用する政治家を除去しない限り、文明社会は崩壊する」という。
    確かに著者が言うように、日本は民主主義の中でも「議会制民主主義」であり(著者は議会主義という言い方をしているが)、民意が直接反映されるわけではない。
    そこら辺を勘違いしている人が多いように思う。

    手あたり次第書いている印象を少しだけ持ったのと、「悪人は悪人顔をしている」だとかあまりにも主観的であり、気分を害するような文章にも感心できなかった。
    きっとひねくれ者なのだろうなと思う。

  • 実はA層批判の書。産経新聞などに載せられたものをまとめた本。

  • なかなかつまらない本だった。読み切らなければいけないと思い読んでしまったが、その間他の本を読み進めれば良かったと後悔。次からの教訓としておこう。

  • B層や政治家など馬鹿にし過ぎ。

  • 呉智英さんが「そのへんの通俗保守じゃない」みたいな評価をしていたので読んでみたけど、うーん、「そのへんの通俗保守」とあまり変わらないという読後感。
    たとえば砂糖を大量に入れた食べ物をありがたがって行列を作る人を徹底的にこきおろすんだけど、ライブなどで口パクをしていることについては「そんなことくらい当たり前」と擁護する。
    これって、結局のところ、自分の感性に合わないものをこきおろしているだけのような。
    あと某政治家を「顔が悪い」と、半ば本気で非難してたり。なんじゃそりゃ。

    「昔からの智慧の積み重ねを一気に取っ払う」ことの危険性や愚劣さは充分に共感できるので、もうちょっと緻密な議論をすればいいのになあと残念な気になる。
    まあ呉さんお墨付きなので、本書以外も手を出してみようかな。著者の評価はそのあと。

  • B層てどういうものかしらと読んだら大体想像してた通りで、広告戦略を軸に立ちまわる政治家はホントに嫌なのでそこには深く共感します。しかしなぜフリージャズなんだと思ったら、後に出る文楽問題と通じる?著者はオリエンタリズムと洋楽の融合はイカスみたいのを嫌うのでしょう。でもその事と構造改革を好むB層との接点はあるのでしょうか?前座の人を本人と間違えたなんていつの時代でもどの国でも当事者同士でもある話なんじゃ…。それにしても便利な言葉ですよね。意味合いがふわ~としてますから。でも会話の中では使わない方が賢明です。

  • 研究してない。紹介(と文句)。

    「B層のよくする/言うこういうパターンに注意すべし」「ここがいけない」と語る本の中で、まさにそれらと似た様な文章構造もあった。
    どんな情報でもそのまま鵜呑みにするな・ということも実感しつつ読む。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:304//Te31

  • 研究はしてない。
    癒し系メディア。

  • 身内の話で恐縮だが、うちの親はなぜ朝から晩までテレビを飽きもせず見ているのか?番組のほとんどはヤラセだと自ら言っているにもかかわらず??積極的に見たい番組がなくても、ガチャガチャリモコンを操作して、探してまで見続ける。毎週日曜日の朝に「サンデーモーニング」をなぜ楽しそうに見ているのか?なぜ今もなお民主党を支持し続け、自民党が嫌いなのか?なぜ小沢一郎が好きなのか?某弁当チェーンの唐揚げ弁当が超美味いとタレントが言っていたので、実際買ってみたらまずかった。にもかかわらずテレビを見続け、ウソばっかりの情報を妄信し、メモまでとったりするのはなぜ?本当によくわからない。数年前に積極的にテレビを見ることを止めた自分とは、政治関係のトピックは特に話が咬み合わない。もしかするとこの本にヒントがあるかもしれないと思って読んでみた。B層とはマスコミ報道に流されやすい比較的IQが低い人達を指すらしい。新聞を丹念に読み、テレビニュースを熱心に見る。そして自分たちが合理的で理性的であることに深く満足している。。権威を嫌う一方で権威に弱い。テレビや新聞の報道、政治家や大学教授の言葉を鵜呑みにし、踊らされ、騙されたと憤慨し、その後も永遠に騙され続ける。あぁ、頭痛くなってきた。。昔は親が子供に対して「テレビばかり見ているとバカになるぞ」と叱ったものだが、今は逆のようだ。親の目を覚まさせるにはどうしたらよいか?その方法まではわからなかった。重要な研究課題である。。

  • なるほどと思える部分もあれば、極論や論点のすり替えに思える部分もある。

    自分が正しいと思っているのは著者もB層も同じ構造なんだよな。
    頭でっかちで、息苦しい論争が好きな人にはおすすめ。

  • ここのところ、集中して適菜さんの本を読み、概ね、伝えたいことの概略がわかってきました。それにしても、この本、まさに、B層狙いの本のような気もしますし、いずれかの前著で読んだことが繰り返されているように思われます。

  • 「B層グルメ」は実在してたんだ。自分で揚げる串揚げ屋なんてイヤ。
    B層が英語を勉強しても「英語ができるバカが増えるだけ」というのは納得。

  • B層とは、マスコミ報道に流されやすい IQが低いひとたち
    =近代的な価値を妄信するひと

  • 云っていることはもっともだが、文章に品がない。

  • 著者の定義する「B層」とは、「マスコミに流されやすい比較的“IQ”の低い人たち」。

    「IQ低い」とは、失礼な!と思う私もまたB層に分類されてしまう人間です。(政治に関する考え方は少々違いますが)。
    TVで紹介されていたアレ、雑誌で紹介されていたコレ、乗らなきゃ損でしょ、と踊りまくりです。裏に広告代理店の思惑が透けて見えようがおかまいなし。困ったもんだ。

    ネットでは以前から「スイーツ(笑)」と呼ばれていた層がここで言う「B層」に近い気がします。

    ともすれば、一方向に偏りがちなマスコミの報道の仕方にも問題あるようにも思います。ラーメンだの、スイーツだのなら、罪が無いと思うんですが、政治やら、社会問題でこれやられるのは恐ろしい。
    違った意見が言えない状況を作られているような気がして、とても怖いです。

    B層の中に居てTVが垂れ流す新しいグルメの情報なんかを素直に受け入れている時は良いけれど、どうしてもTVの情報に同意できなくて、安穏としたB層という集団からはじき出されると、途端にその恐ろしさに茫然とさせられます。

    ここ数年「民意」という言葉に感じていた何か得体のしれない恐怖の正体はこれだったのかと。なるほどなー。

  • 今からひどい事を書きます。

    著者がこの本の中で「ネットの中に信憑性を疑うゴミのような情報があふれ、そんなゴミ情報を真実だと思い込んで大騒ぎするのがB層である」と論じています。
    それは、ネット社会だけはありません、既存媒体にも多くのゴミがあり、この本も俺にとってはゴミ同然です。

    どういうゴミか、例えるなら、食えなくなった弁当みたいなものかな。部分部分食えないこともないけど(橋下評とかはうなずける部分もある)、全部食ってしまうと間違いなく体を壊して不快な思いをするという感じです。

    串カツ1本が国家崩壊をもたらすという部分で気分が悪くなりました。

    悪人面をしてる奴は悪いヤツだの、ブスは「生殖の対象にしてはいけない」という遺伝子学上のカテゴリーだのというあたりで、吐き気を催しました。

    敬体と常態の使い分けもできてない、巻末の煽動的偏向年表でじんましんが出ました。

    適菜さんあなたね、本文中で、バカがゴミのような情報を発信してバカがそれを過信している世の中を嘆いてるけど、この本はまさにそれじゃないのかな?

    人のことを悪く言うのは、その人のイヤなところを自分も持っていて、それに対して拒否反応を起こしているからだと聞いたことがある。作者はこの本で世の中のイヤなところに対してアレルギー反応をみせまくっている。俺はこの作者もこの作品もB層とやらの生き方も嫌いです。

    ってことは、俺の心には敵菜氏のような部分、橋下氏や原口氏のような部分、B層の人間のような部分を内包しているってことになるねんな。イヤになってくるわ。読むんじゃなかった。

  • 分厚い本だが、あっというまに読める。もうこれはネーミングの勝利という感じ。
    Bと言えば、バカ、B級などの言葉が直感的に浮かんでくる。
    そして、多くの人が身に覚えがあったり、
    身の回りで見る人間を思い浮かべたりして、
    あいつはB層だな、などと密かに思う。
    自分は違う、いや自分もそうかもしれない、などと大多数の人間の感覚に
    訴えかける構成。
    「バカの壁」と同じく、言葉のイメージ先行で広まったような気がする。

    ちなみに中身も興味深く、民主主義の本質などは、
    勉強不足の自分には新しい見方を教えてくれた。
    ただ、過去の哲学者の言葉を例に、現代の政治家の矛盾を
    細かく突っ込む部分は、すこしくどいかな。
    そして、この本を読んでまたそれに染まるのにも注意したいものだ。

  • 私もコストパフォーマンスを考えて買い物をするし、食べ物の味も良くわかってないので、食べ物の味をよりも店の雰囲気を楽しむ方だし、こうやって読者メーターの感想を書いている。ということは私もこの本によるとB層なのだろう。本の前半はそういうB層に対してこき下ろしており読んでてムカムカした。これは単に趣味とか嗜好の話でそういう人が多いだけだと思う。後半の民主党批判や、短絡的に政治を語る有権者、素人以下の政治家の話など読んでいて面白かった。この著者の本でC層の本が最近発売されたが、コスパを考えると図書館で借りたい。

  • 何とも言いがたい。オルテガの「大衆の反逆」をいくつかの出来事に当てはめたような内容。そういう見方もあるか、という感じ。研究と言うには観察が表層的に思える。

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日本をダメにしたB層の研究の作品紹介

B層とは、グローバリズム、改革、維新といったキーワードに惹きつけられる層。あらゆることに「参加」したがり、「コスパ」という言葉を愛し、社会の「幼児化」を進めている人々。近代において発生した「大衆」の最終的な姿。―なぜ日本人は「参加」したがるのか。

日本をダメにしたB層の研究はこんな本です

日本をダメにしたB層の研究のKindle版

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