美しい家

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著者 : 新野剛志
  • 講談社 (2013年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181808

美しい家の感想・レビュー・書評

  • 子供の頃の出来事は、経験が少ないだけに余計に印象的になるものなのか。
    中谷洋、友幸、亜樹にとっては、家族に対する思い出が強烈だったようで、満たされない何かを埋めようとする行動がこんな結末を招いてしまったのかも。

  • 【ネタバレ注意】
    疑似家族をテーマとした小説。
    作家である主人公の中谷が書いたという「夜の森」の書評(他ジャンルを装った家族小説、筆者の切実な家族感、空虚感)がまさにこの小説自身の印象というかんじ。

    一番驚いたのは途中で主人公死んじゃうこと。
    実は生きてたオチを予想してたのだけど、あたらず。

  •  読んでる途中ですが、このハーレムって事実なんでしょうか?調べたい、でも読み進めたい、もどかしいです。
     中谷視線で読み進めていたので、驚きました。もっと中谷の葛藤が見てみたいと思いました。彼はどんな本を書く予定だったのだろう。
     小島さんがいい仕事しているなと思いました。中谷の心情に一番よりそったのは小島さんだったはずです。もっと亜樹やハーレム組に食い込んだらいいのに!と歯がゆい思いがしました。

     亜樹は『美しい家』をみんなにばかにされたと思い違いしていましたが、そうではなかったことに気が付きます。この場面の”気づき”が、とても重要だと感じました。中谷は「家族の価値は明治以降に見いだされたもの」と考え家族と別れることになりましたが、娘の一件で、家族の重し(価値)に気がつきました。友幸は重しに気づきつつも掴めずに終わってしまった。
     亜樹が、この思い違いに気が付いた後も、『美しい家』を自らけなすシーンも印象に残りました。3人を比べるとそれぞれに不幸がありなんとも言えない読後感がありました。

     いろいろ思うことがあるのですが、書き記すことができず、読解力が足りず、ちょっと悔しい思いをしました。

  • 2015年1月西宮図書館

  • 起こった事はわかるのだが、文章にまとまりがない感じ。
    ひとりよがりと言っていいのかも。
    あの、軽快な「あぽやん」を書いた人とは思えない。

  • 「あぽやん」書いた人だから面白いのかと思って読んだら、全然違いました。
    それでも面白かったですが、救いのない話で落ち込みました。

  • 2月-1。3.5点。
    コンビニで若い女を拾った作家。スパイ学校に通ったと
    話す女。謎の生い立ちに興味を持つ。
    奇妙な共同生活の人々の、その後。

    まあまあ。暗い物語。
    ラストも暗いが、結構面白かった。

  • 中盤から一気にだれていく。読み終わるのに苦労した。
    人間てのは誰でも、「家族」というものを意識しなければ生きていけないのかもなぁ。というよりは「家族」というカテゴリがなにかで埋まっていないと駄目なのかもしれない。血のつながりがなくても、家族ではなくても。面白くはなかった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    その3人は誰も、「家族」を持たなかった。重なり合った孤独の先にあるのは光か、それとも―。高校時代に姿を消した姉の行方を捜しつづけている作家の中谷。「あたしが関わるひと、みんな死んでいく」という26歳の亜樹。子供のころに“教授”と目指した黄金の里に行きたいと願う友幸。一人で生きていながら、いつも誰かを求めていた。乱歩賞作家が喪われた「家族」を描く衝撃のミステリー。

  • 面白かったです。意外にも主人公と思われた人がが途中で死んでしまうのが想定外でした。

  • 途中までは面白かったです。

  • ・・・暗い。誰にも感情移入ができず、つらかった。
    読み終えるのが大変でした。。

  • 一夫多妻のような集団生活の中で育った女がある一人の小説家に出会い…

  •  後味は悪いが面白かった。

  • 序盤はどうやって展開していくんだろう!?とわくわくしながら読み進めましたが、だんだんとつまらなくなっていって残念。
    登場人物が誰ひとり魅力がない。
    小島は好き。

  • ん~・・・
    途中までは面白かったんだけどなぁ

  • 「家族」をテーマにした物語。でもタイトルの「美しい家」という言葉ともうらはらに、心温まる物語というわけではなかったりも……。
    それぞれに自分の居場所やよりどころを求めながら彷徨う人たち。偽りの家族に偽りの記憶、たどり着く先に幸せはあるのか。そして明らかになる、過去の真相。たったそれだけのことだったのに、人生を狂わされてしまった人の多さに暗澹としてしまいました。

  • 「あぽやん」シリーズの軽妙なタッチを期待すると裏切られる。

    本書そのものは骨格のしっかりした、硬質な人間ドラマ。
    読了時、重い余韻が残る。

  • 「八月のマルクス」に通じる筆致。登場人物が交錯する。
    夜の街に忽然と消えた姉を持つ作家、中谷。スパイ学校にいたと話す亜樹に偶然出会う。スパイ学校ではなく「花畑ハーレム」という集団生活を送る人たちの中で育っていた。友幸も「ハーレム」育ちで刑務所から出てきた。その指導者である岩田に出会い「黄金の里」を探す旅に出る。
    物語の根底にあるのは「家族」。

  • デビュー作「八月のマルクス」を髣髴とさせるような殺伐さ。
    「あぽやん」読んでこれを読むとびっくりしちゃうかも。
    私的には作風が戻ってうれしい限り。

    話半ばで主要人物のひとりがいなくなっちゃうのはびっくりしたけど
    これが新野流なんだろうな。

    家族って何だろうね…
    そんな疑問が最後まで残った作品でした。

  • あぽやんのイメージとは全く違。いきなりスパイ学校がでてきたり、人が死んだり。
    徐々に怖い話に変わってきて、そして物語の中に引きずり込まれていきます。

  • #読了。高校時代に失踪してしまった姉を捜し続ける作家の中谷。ある日彼はコンビニの前で飲んだくれている若い女性に出会う。彼女は「幼い時にスパイ学校で人を殺したことがある」とういうが。途中までは結構引っ張れるような感じで読めたのだが、中谷の伏線を含め、あの後が・・・

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美しい家の作品紹介

その3人は誰も、「家族」を持たなかった。重なり合った孤独の先にあるのは光か、それとも-。高校時代に姿を消した姉の行方を捜しつづけている作家の中谷。「あたしが関わるひと、みんな死んでいく」という26歳の亜樹。子供のころに"教授"と目指した黄金の里に行きたいと願う友幸。一人で生きていながら、いつも誰かを求めていた。乱歩賞作家が喪われた「家族」を描く衝撃のミステリー。

美しい家はこんな本です

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