せまいぞドキドキ

  • 講談社
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本棚登録 : 428
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181822

作品紹介・あらすじ

「せまい所」をテーマにしたお話「せまいぞドキドキ」をまとめた、狭所マニアの生態を描いたイラストエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 「せまいぞドキドキ」 ヨシタケシンスケ(著)

    2013 1/16 第1刷発行 (株)講談社
    2018 12/18 第6刷発行

    2020 9/17 読了

    ヨシタケシンスケ大好き店主のカフェには
    読書部メンバーの本がたくさんあります。

    ヨシタケシンスケの
    謎こだわりが炸裂している本書。

    やっぱり最高!

    きっとみんな持ってる謎こだわり。

    知りたい。

  • ヨシタケシンスケさんの初期の頃の本。日常のちょっとした事をほじくるようなユニークな視点は変わらないけど、若さというか初々しさを感じた。

  • 狭いところに惹かれる著者の思いと妄想爆発で面白かった。

  • ヨシタケさんがご自身の狭い場所が好きなフェティシズムを描く。ちょっとそれだけで1冊にはならなかったようで、「★特別ボーナストラック★」として「思い出し御膳」っていう食にまつわる思い出エピソードが入っている。その一編。ヨシタケさんの実のおばあちゃんと喫茶店に行ったとき、おばあちゃんがマンゴージュースを頼んだのだそう。聞けば、初めて飲むのだとか。戦争から帰ってきたおじいちゃんが、南の戦地はひどかった。でもマンゴーはおいしかったと話していた思い出があり、それから幾年月。初めてマンゴージュースを飲んだ。ちょっといいエピソード。

  • イラストレーターのヨシタケシンスケさんは、昔から狭いところが大好きだそうです。本書では11の狭い場所(狭いお店、狭いエレベーター等)が、かわいらしいイラストと、ほのぼのした丸い手書きの字で綴られています。出版社によると、狭所マニアの生態を描いたイラストエッセイの傑作、だとのことです。巻末には、狭さは関係のない、食にまつわる思い出をテーマにした『思い出し御膳』が特別ボーナストラックとして収録されており、こちらも楽しめます。
    実は、私は閉所恐怖症で、狭い所、特に狭くて暗い所には恐怖しか感じません。たまたま、昨日の外出の際、手頃な本がなくて、我が子用に借りていたものを鞄に詰め込み、読んでみました。ヨシタケさんの独特の感性で「せまいところ」がとても魅力的に描かれ、私も良い意味で『ドキドキ』できるかも?と思わせられました。

  • ヨシタケシンスケさんの感性で、「狭い所」のお話をしてくださってる感じです。ご自身の経験を交えて書かれているので、「分かるー!」と思うところもあれば…「そういう事をしていた幼少時代があったんですね」と新発見な部分もありました。内容全てに共感出来るという感じでは、ありませんでした。ヨシタケさんから「僕はは、こう感じてたんだよ。」という意思表示みたい(笑)
    個人的に好きな所が、『狭い場所は好きでも机は広い方がいい』というやつです。自分の中で一番の共感をしてしまいました。私自身、狭いところは得意じゃないんですが…机の広さに関しては、拍手したくなるくらい共感出来ました。

  • なるほどなぁ・一緒に暮らしている人は大変だぁ~~気になるとじろじろ見ちゃんだね。それがスケッチになる。妙な想像が広がるって訳だ

  • うんっ、そうそう。そんな共感できるエッセイ?です。

  • せまいところについて考えている。面白おかしく書かれているようで、深い。

  • イラストと言葉にじわじわくる面白さがあって好き。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(ともにブロンズ新社)、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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