図書館の魔女(上)

著者 :
  • 講談社
4.01
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本棚登録 : 1398
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182027

感想・レビュー・書評

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  • 初めは多分に状況説明などで物語がゆっくりと展開していたが,陰謀は水面下で着々と進み,後半の種明かしとともに,マツリカとキリヒトの関係も少しずつ変化し,ほんとうにどうなるのか下巻が楽しみ.

  • 図書館の魔女の世界観に入って行くのは面白いのだけど、政治的な説明と言うか世界観を把握するのはなかなか骨と言うか把握しきれてないというか…いろいろな事がきっと伏線となっているのかな。刺客が現れてキリヒトの役割が分かってやっと本当に物語が動き始めた気がする。下巻に期待。

  • とにかく厚い、重い(物理的に)、手首が痛い(電車で立ちながら読むもんじゃない)。
    描写が細かくてなかなか進まないなーと思っていたら、急にサクサク進む!
    いやぁ、おもしろい!

  • 2017/01/17

  • キリヒトが山からおりて図書館の魔女のもとに仕える。政治的な陰謀うずまく。
    はじめひとつひとつが深くもぐるから話の流れがどこに向かうのかみえなかったけれど全体でおもしろい。
    C0093

  • 好みな本です。本の厚さを圧倒するほどの吸引力のある内容です。後半が楽しみ

  • 様々な人の私欲が絡み合って、陰謀がんでい進く渦巻く話がとても好き。
    「書物の価値にはその書物により、また読む人により自ずと軽重がある 」
    「手話は「声の代替物」ではない」
    「その人固有の自由の発露は選ばなかったことにある。人は、何を選ばなかったか、それによってのみ他ならぬ自分を顕わしている」など、なるほどと思うことが多かった。
    新しい手話を作る過程に高揚感。キリヒトの正体に対するイラムの反応のところが面白かった。
    早く下巻も読もう。

  • 大満足の本。上巻なので これからいろんな事が動いていくのだろうけれど ファンタジーというジャンルにはあてはまらない気がする。言葉 言語学に関する蘊蓄がふんだんに入る所は まるで京極さんの本を読んでる感じ。私は京極さんも好きなので特に気に入った。読んでいると 自分が本の中に入り込んで 登場人物達の様子をそばで眺めているような..それくらい私には はまり込んでいける本でした。下巻を読むのがとても楽しみ♪

  • トールキンの指輪物語に匹敵する物語だという、友人評につられて読み始めた。

    確かに、これだけの厚さの書籍(まだ上巻だけというのに)を飽きることなく一気に読める作品であるということは、それなりに面白いと言わざるを得ない。

    しかし、指輪物語を念頭に置いてしまったので、世界と時間の広がりに物足りなさを感じてしまった。
    上巻の終章にさしかかった段階で、新しい事実と展開が現れてきたので、これからの広がりに超絶期待しつつ、上巻を読み終わった時点での感想は、下巻については他の宿題本を読み終わってから読もうという程度。
    後半に期待。

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著者プロフィール

2013年『図書館の魔女』(第一巻~第四巻)でデビュー。デビュー作が和製ファンタジーの傑作として話題となり、「図書館の魔女シリーズ」は累計32万部を記録。著書に『図書館の魔女 鳥の伝言』(上下)がある。『まほり』は著者初の民俗学ミステリ。

「2022年 『まほり 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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