図書館の魔女(下)

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著者 : 高田大介
  • 講談社 (2013年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (810ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182034

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図書館の魔女(下)の感想・レビュー・書評

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  • 偽書講座のとこで、あれ?ひょっとしてローファンタジーなの?という疑惑が。
    というか実はあんまりファンタジーじゃなかったかもしれない。
    まあなんでもいいか面白いし。
    「しっかり掴めよ!神の御加護を!」はぐっと来ました。
    あとヴァーシャ…!
    で、これ続きますよね!?伏線残ってるしな…。
    くそう、この進み方だとこんなたっかい重量級のがまだぞくぞくと…ちくしょう楽しみじゃないか!

  • 図書館より。

    長かったけど、下巻は一気読み。
    後半血ミドロで多少読みにくくはあったものの、勢いで読了。
    それで終わりかと思ったら後日談が。もうそっちに心が持っていかれたよ。

    キリヒト、必ず帰ってきてね!!

    続編は...読んでるんだよね。よく考えたら見知ったヒトが。そうか。
    でも、キリヒトまだ帰ってこなかったよな~(。´Д⊂)

    続編希望!!シリーズ化してくれ!

  • それなりに本を読んで、言葉も知っているつもりだったけれど、「まだまだ」と言われてしまった。
    少しは知識のある文献学や中国の避諱を扱った謎解きの部分が、かなり面白くて、なるほどとうならされたので(ニザマ帝の名前の話が特に)、言語学や物理学(工学?)の難解な部分も知識のある人はニヤリと読んでいるのだろうとうらやましくなった。

    とにかくもう一度読み返さなければならない作品。
    十二国記と七王国の玉座が好きなら読んで間違いない。

  • なんと、美しい言葉たち…
    語られなかった言葉にすら思いを寄せる、その眼差しがいとおしくてなりません。
    図書館に、マツリカに、言葉に、取り込まれていく人々。柔らかくて温かい。
    世界を変えていく人々。それは誰かと誰かを争わせるやり方じゃない。
    とても、とても良い本を読みました。読後の後味も、別れのはずなのに希望に満ちて柔らかい。
    続編が出ているようなので是非とも読みたいです。
    本当に良かった。図書館で借りたのですが買おう。絶対に。

    感想を読んで。確かに政治のあれこれはめんどいし私も半分読み飛ばしてました( ´艸`;)でも、そこを乗り越えても受け止めるべき言葉があったことは、本当に幸福なことだと思いました。読む幸せ、たっぷり味わいました。
    タイトルが合ってないという意見も目にしたけど、やはりこの作品にはこのタイトルしかなかったような気がする…

  • 言葉をとても大切に扱っている。
    会話なんかも、普通の小説なら、生身の人間が交わすであろう会話の主要な部分を抜き出して書くものだ。しかしこの本では、登場人物の会話を録音して起こしているように、「そこまで?!」と思うほど漏らさず描写している。
    おかげでこのページ数だ。読み終わりたくない内容に、本当に答えてくれる。
    読む、という行為を楽しめた本だった。
    そして、読み進むうちに、「そうだったの?」とつながってくるところが次々出てくる。
    半端な予想は覆されていく。
    ラストもそう。こちらの思いは裏切られながらも、読み終わると、彼、彼女らなら当然そうするだろうとしか思えない。
    何日もかけて読み終わり、その日のうちに最初からまた読み始めた。

    続きも出るらしい。楽しみで仕方ない

  • おもしろかったです!!こんなに面白い本があったとは!!!分厚くて、お値段もそれなりですが、この本は買う価値があるかと!!(●’ᴗ’●)ノ読めてよかった!読んでいる間中、至福の時でした♪読み終わった今も、この本に出会えたことで、しあわせです♪

  • 架空の世界の架空の国同士の政治的な争いごと、駆け引きに空想でしか成り立たないキャラクターの図書館の魔女とその周りの彩り豊かなメンバー。
    ファンタジーでもあり、SFでもあるのに文献学、政治学、物理学など多岐にわたっての有意義な講義が続く・・・
    難しい~と思いきや、やっぱりクスッとさせられたりじわっと目頭が熱くなったり。まだ中盤。

    ページをめくるごとに終わりに近づいてゆくんだなぁと感慨深く大切に読み終えました。
    あちらこちらに散りばめられた伏線、それをたどるためにもまた読み返さなければ。
    膨大なページ数、確かに費やした日数、でもそれに勝るこの達成感とため息と。
    また凄い本に出会ってしまいました。

  • 800ページというすごいボリューム。キャラも立っているし分厚い割に冗長さはなくとても読みやすいのだが、それでもさすがにこの分量には少々疲れた。
    国際的な発言力をもつ図書館の魔女を黙らせようと策謀を巡らす敵勢力、しかしマツリカは戦乱を未然に防ぐべくことばを武器に立ち向かってゆく。
    どちらかというと静的な上巻に比べて、下巻に入るとマツリカたちは国外へ出て敵に襲われたり、ダンジョンのような怪しい館に踏み入ったりするスリリングな王道ファンタジー展開。しかしそのアクションの合間にも、言葉とは何か、という問いかけがなされているところがまた面白い。
    異世界ファンタジー、冒険活劇、政治謀略、謎解きミステリ、そしてほのかな青春恋愛小説と様々な要素で楽しめる物語。
    まだ続きそうな終わり方なので、続編が出たらぜひ読みたい。

  • 上巻を読み始めたばかりの時点では緻密なだけで凡庸な物語だと思った。
    どれだけ描写が細かく、緻密であっても、物語は物語であるからにはその大筋の流れの中で読者を魅了しなければならない。
    300ページくらい読み進めなければその流れに乗れないこの本は、気の短い人には向かないと思う。だけど流れに気づき、乗ってしまえば。あとはもう、ページを繰る手が止まらないほど、のめり込んでいく。流れには抗えない。
    面白かった。素直に面白かった!
    描写が緻密であるが故に、映像化してみて欲しい作品でもある。ハリウッドで映画化したら某指輪の物語や某魔法使いの物語を超える大作になるんじゃないかな。
    望むらくは、私はもう少し若い、せめて高校生くらいにこれを読みたかったなぁ。ファンタジーではしゃぐには年を取りすぎた。笑

  • 一気読みできる長編。
    マツリカはキリヒト達を連れたってニザマの本拠地へ。
    開戦阻止はできるのか。
    動かなくなったマツリカの左手はどうなるのか。
    などなど気になってたおかげでぐいぐい読めた。

    ハイファンタジーかと思ってたけどやっぱり言語的にローになっちゃうのは仕方ないかなと。
    言語学的にも図書館学的にも楽しめる素敵な話。

    個人的にアレクサンドリア図書館のイメージがすごい。
    きっと残ってたらこんな感じだったんだろうなと。
    あと高い塔は人々に道を知らせる灯台でもあるんではないかなと。

    7年後の川遊びだっけ? が読めるまで楽しみに待ってる。

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図書館の魔女(下)の作品紹介

鍛治の里に暮らす少年キリヒトは、師の命により、大陸最古の図書館を統べるマツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声をもたないうら若き少女だった。本を愛し、言葉の力を信じるすべての人に!

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