- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062182928
作品紹介・あらすじ
著者である新氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、誰も知っている超一流企業の社長を3社歴任するなど、伝説の外資社長として知られ、また、その著書も『経営の教科書』や『働き方の教科書』が5万部を突破するなど、その豊富な経験から得たさまざまなマネージメント知識には定評があります。その新氏が、ビジネスで重視してきたのは、「いかに人とコミュニケーション」を取るかということ。とくに明確なリアクションを求められる外資系を渡り歩いてきた経験から、彼独自の方法論を持っています。
そうした新氏の仕事に役立つ「話し方」「聴き方」のノウハウを、彼の著書で定評がある‘教科書’シリーズとして刊行したいと思っています。「会議では大いにムダ口をたたけ」「スピーチ下手は不利ではない」「挨拶上手は名前を入れる」など、実践的な知識が満載です。
感想・レビュー・書評
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伝説の外資トップが教える コミュニケーションの教科書
2013/4/26 著:新 将命
自分自身のコミュニケーション・スタイル、すなわち「話し方」、「聴き方」、「態度」を変えることで、劇的に相手の態度が変わることはたびたび経験したことである。その結果、人間関係が劇的に改善され心が軽くなったことがしばしばあった。
外資系企業のトップとして活躍しつづけてきた著者ならではのコミュニケーションの技術について原理原則に沿ったかたちで本書は以下の6章により説明している。
①あいさつ「あいさつは上司からせよ」
②根回し「ボス・マネジメントは六分ほめて四分で異見」
③会議・ミーティング「ムダ話はムダにはならない」
④職場の雰囲気づくり「職場にポジティブな口ぐせを習慣づけよ」
⑤人脈づくり「相手と波長を合わせる技術を身につけよ」
⑥交渉・説得「ウインウインこそが理想」
多くの職場で抱えている関係は人間関係から起因している。
そしてコミュニケーションを見直せばそれは改善する。
真因がわかっているがなかなか改善することは難しい。
人それぞれコミュニケーションに対しての考えも違い、それを一致させることもできないし、する必要もない。お互いにその違いを認める中で落としどころを探ったりする必要がある。ただし、認めず自分の世界で物事を進めようとすることでそれが出来ないことも多い。
まずは歩み寄る。考えを知る。調整する。
双方の理解への努力が重要となる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:伝説の外資トップが教える コミュニケーションの教科書
著者:新 将命
■概要
著者である新氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、誰も知
っている超一流企業の社長を3社歴任するなど、伝説の外資社長と
して知られ、また、その著書も『経営の教科書』や『働き方の教科
書』が5万部を突破するなど、その豊富な経験から得たさまざまな
マネージメント知識には定評があります。その新氏が、ビジネスで
重視してきたのは、「いかに人とコミュニケーション」を取るかと
いうこと。とくに明確なリアクションを求められる外資系を渡り歩
いてきた経験から、彼独自の方法論を持っています。
そうした新氏の仕事に役立つ「話し方」「聴き方」のノウハウを、
彼の著書で定評がある‘教科書’シリーズとして刊行したいと思っ
ています。「会議では大いにムダ口をたたけ」「スピーチ下手は不
利ではない」「挨拶上手は名前を入れる」など、実践的な知識が満
載です。
(From amazon)
■気になった点
・挨拶に一言、褒め言葉を添える。
・相手の褒めどころを見つけるには、常に相手に興味を持っていな
ければならない。
・ノーと言われた時には、「自分ではよく考えたつもりでしたが、
考えが足りなかったようです。ありがとうございます。」と退いて
から「考えが足りない部分についてどのように補ったらいいか
一つでもアドバイスを頂けませんでしょうか。」と続ける。
・コマメな報告こそ最高の根回し。
・「一つだけ」と言われると何だか重要性を帯びて聞こえるし、
会議の参加者も一つだけなら聞いてやろうかという気になる
ものだ。
・人は忘れるものという認識を持てば、くどいほど繰り返しても
いいことがわかる。
・「この前の君の話だけどね、グッドアイデアがあるよ」上司に
こういわれて感激しない人はいない。
・ノーという時は、なぜノーなのかその理由を明らかにする。
・ノーという時は、ノーがイエスとなるための条件をつける。
・ノーという時は、相手の気持ちに配慮した一言をつける。
・まず「ほめる」が先で「注意」が後、これが基本である。