祈りの幕が下りる時

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著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (2013年9月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062185363

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祈りの幕が下りる時の感想・レビュー・書評

  • 滋賀に住む女性の死体が、東京の単身男性のものとみられる部屋で見つかった。
    被害者は東京に中学時代の同級生のもとへ訪ねて行ったらしい。
    しかし、事件との糸口は見つからない。
    他方、部屋の男性のことを調べるうちに、加賀の母と何らかのつながりがあった可能性が出てくる。
    加賀は事件の解明に乗り出す。

    膨大な無駄の中から、真実のピースを拾い集める地道な作業。
    時刻表の特定のページについた指紋、
    カレンダーに書かれた橋の名前、
    橋洗いの写真に写った見知った女性、
    ルビーのペンダント…
    そうして集めたピースは、ひとつひとつは意味をなさないけれど、かちりかちりとつなげていく中で、真実のストーリーがおぼろげながらに見えてくる。

    加賀恭一郎シリーズはもともと好きだけれど、この長編はいつも以上に面白かった。
    加賀さんの推理が冴えわたっているだけでなく、今回は加賀さんのこれまでの、そしてこれらかの人生に大きくかかわる話で、その意味でも読み応えがあり。
    シリーズを通して加賀さんの両親へのわだかまりがとけて、心境に少しずつ変化が生じてきているのが感じられる。

    加賀さんのお母さんの遺した言葉…
    「恭一郎はこれから先、もっともっと立派になります。この写真が手元にあると、私の中であの子の成長が止まってしまう。それはきっと、あの子の望まないことです。」
    生きている間にもう一度会いたかっただろうなと思うのと同時に、息子が立派になったことがうれしい、もう何も望まないという気持ちもなんだかわかって、涙ほろほろでした。

    そしてもう一組のキーとなる親子。
    白夜行のような、互いが互いを求めながら人目を忍び、堂々と会うこともできない。
    秘密を守るため、大事な人を守るために重ねていく犯行。。
    ずっと抱えて逃げて守ってきた秘密が、まさか加賀さんによって暴かれるとは。
    「後悔は全くしていない」「父に幸せの気配を感じられただけでもうれしい」
    そうはいうものの、皮肉なものだなと思ってしまう。

    でもやっぱり殺人は許されないですよね。
    何も悪いことしていない、それどころか親身になって心配してくれていただけの押尾さんは、本当にかわいそうでした。

  • 加賀恭一郎シリーズ10作目。
    加賀の母親のことがかなり明らかになり、しみじみとした読後感でした。

    10年程前、仙台で田島百合子という女性が亡くなり、雇っていた女性は遺骨をどうしたものか気にしていた。
    それが加賀の母親だった‥
    加賀が小学生の頃に、突然家を出た母親。幼い息子にとっては突然のことで意味がわからないまま、父親への不信感が続いてしまったのですね。

    現在、加賀の従弟の松宮が担当している事件。
    小菅のアパートで女性の遺体が発見され、その部屋の住人ではなく、滋賀県に住む女性とわかる。
    浅居博美という女性演出家の幼馴染で、上京してから会ったことはわかったが‥
    加賀はかって子役への剣道指導を頼まれたことがあり、この浅居とは知り合いだった。

    東京の日本橋近辺と、仙台と、滋賀と。
    ちょっとした引っ掛かりをきっかけに、加賀は事件に興味を抱いていきます。
    二組の親子関係をめぐって、最初はばらばらだったピースが次第に絡み合っていくのです。
    思わぬ広がりを見せる事件。
    予想通りの部分と、ちょっとずれて行く部分と‥
    人生をゆがませる出来事も、淡々と描かれます。
    何かが少し違っていたらと願いたくなるような。

    加賀が母の消息を知っていくことで、少しずつ何かが流れ出していくようです。
    加賀が日本橋署に勤務し、地域のことに気を配っていた理由もわかってきて、切ない印象がありました。
    日本橋へのこだわりも一段落して、捜査一課へ戻る加賀。
    充実した読み応えと、気持ちの整理がついた姿を見ることができたことで、こちらもスッキリした気分で読み終えられました。

  •  加賀恭一郎シリーズ第10作目。これまた傑作。加賀さんも松宮くんも元気そうで良かった。

     今回、加賀さんがなぜに日本橋署所属の刑事となり、なぜにこんなにも日本橋の住民と馴染もうとしているのかの謎が明らかに。加賀さん、転勤希望を出していたのか。とばされたのかと思っていた・・・!?
     加賀さんが日本橋署への転勤を希望したのは、お母さんの遺品に入っていたメモの謎を解くためだったとは・・・!?気になったことはとことん調べて調べて調べつくす性分の加賀さんらしい。自分の勤務先を変えてまで、謎を解こうとしていたなんて。

     ネタバレになるから書けないけれど、今回も犯人の動悸が分かったときは泣かされました。これは、私の2013年下半期のベスト5に入ります。

  • 順番が回ってくるまで、うかつに情報に触れないように気を付けて過ごしてきました。
    本屋のPOPも見ない、ブクログのレビューも読まない。
    かろうじて知っていたのは、加賀恭一郎シリーズということと、これで終わり?らしいという噂くらい。

    東野圭吾は10年以上前からの読者で、加賀シリーズも全部読んできているけど、はじめの頃はわりかし便利な刑事役って感じだったのに、こんな展開を迎えるとはね。
    「赤い指」から「新参者」「麒麟の翼」と続く伏線に、読みはじめてすぐにびっくりしてしまいました。
    松宮くんが登場してお父さんが逝き、日本橋署へ異動したことが、ここにきて大きく意味を持ってきます。

    かなり過去の出来事がいろいろ関係していて、正体不明の複数の名前が入り乱れて、なかなか複雑な事件でしたが、じっくり読み進めて核心に迫るのはいつもながらにおもしろかった。
    しかし、なかなか重いお話だった。いくら娘のためといってもなぁ・・・。
    親子の確執と愛情と、「夢幻花」でも付け足されていた原発ネタ、日本橋の雰囲気と色々な要素はありますが、やっぱり一番の魅力は加賀恭一郎の人間味ですね。

    加賀さんの個人的な事情にもしんみりしつつも、これで一つの区切りがつきましたね。
    これで終わりといわずに、警視庁捜査一課で活躍する一皮むけた加賀さんの姿をこれからも読みたいです。
    しかし、登紀子がここまでからんでくるキャラになるとはなー。

  • 東野圭吾はさすがにすごい。
    よくも毎度毎度これだけのトリックとプロットを考えつくものだ。
    さすが大御所であり、まだまだミステリー界の第一線を走っていると言える。
    加賀恭一郎シリーズで、日本橋に絡む謎解きだが、この作品で加賀の本来の境遇が明らかになる。加賀ファンにとっては必見の作品だろう。
    不幸な境遇のもとに生きてきた親子。
    その境遇から発生した殺人事件。
    その事件が加賀の人生と複雑に絡まりあう。
    多少強引な引っ掛けもあるが、ラストの手紙には泣かされる。
    単なる謎解きではない東野ミステリーの面白さが詰まったような作品だ。
    東野先生、これからもどんどん面白い作品を世に出してください。

  • 加賀恭一郎シリーズの第10作目、一つの節目でもあるのでしょうか。
    私は『新参者』『麒麟の翼』に続いての3冊目となります。

    物語は遠く離れた地にて亡くなった、
    加賀の母の死についてから、始まります。

    シリーズの中でも長らく謎とされてきた加賀の母の失踪、
    今回はそちらが事件のカギの一つにもなっている感じで。

    そういった意味では、加賀自身の、日本橋に来た理由、
    そして、日本橋から去る理由が綴られているのかな、とも。

    根底に流れるのは、30年に渡る“親子の愛”、
    愛ゆえにいくつかの殺人が行なわれもするのですが、、

     “悲劇なんかじゃない、これがわたしの人生”

    “父性”という点で『ソウル・ケイジ』と同じ“匂い”も感じました。
    そして、『容疑者Xの献身』とも通じる“哀しい殺人”の結末も。

    ラスト、犯人は救われたのでしょうか、それとも、、
    そしてまた、加賀の母に対する思いも一つの結末を迎えます。

    最早、映像的には阿部寛さんでしか再現されませんが、
    こちらの映像化も是非見てみたいですね、なんて。

    何のかんのと一気読み、でした。

  • 少し前に、「書き下ろし」はあまり好きじゃない。
    なんてことを書いたばかりですが、この作品、書き下ろしです。
    そして、かなり好きです!

    大好きな加賀恭一郎シリーズ。
    たぶんすべて読んでいるはず。
    加賀が日本橋署に居続ける理由、の母親との関係が明らかになる。
    そして、加賀のあかるい未来を予感させる。
    面白かったです。

  • 第48回吉川英治文学賞

    これぞ推理小説って感じでよくできてるなぁと思いましたが
    新しい事実がでてきても「あっそうなの」って感じで。
    読み終わって「よくできてるなぁ」はあるんですが「あー面白かったなぁ」がなかったんですがなんでですかね?
    『新参者』は面白く感じたんですがねぇ。

  • 加賀恭一郎シリーズ

    加賀シリーズは好き。
    同級生の演出家を訪ねた女性が殺害された。演出家として大きなチャンスをつかみかけている女性とその父親の隠された過去に動機が潜んでいる。その父親と加賀の母親との関係から謎だった加賀の母親が何故家をでたのか、どこで最後を遂げたのかが明かされる。

    加賀シリーズは好きなのだけど、シリーズが進むにつれどんどん加賀が完璧な刑事になっていき、情深いけどどこか冷静で冷めて理想的、模範的になってきてしまっているのが気になる。もう少し、ミスったり馬鹿したりしてもいいのに。

  • やっぱり加賀さんのシリーズはいいなー。

  • 加賀恭一郎シリーズ10作目。

    『赤い指』以降は妹から借り、今作は新作が待ちきれずに購入した母から借りて読みました。
    東野圭吾のミステリの多くは、
    トリックや真犯人の解明だけでなく、
    事件に関わった人々の心情の描写が見事。
    しかも、殺人者の多くは運命に抗うことができないようなのっぴきならない事情を抱えている。
    そのためか、物語全体に物悲しい雰囲気が漂っている。
    加賀モノでも、特にここ最近の作品にはその傾向が色濃く表れていると感じる。
    赤い指しかり、
    新参者しかり、
    麒麟の翼しかり、、、
    今作も例外ではなかった。
    物語の幹となる事件自体はどこかにありそうでなさそうな結構特殊な事情が絡み合った事件だったけれど、少し感情に訴えすぎな気もするほど登場人物の想いが強く伝わってくる。やるせない想いと何もかもを犠牲にしてでも事を為すという、覚悟。
    また、新参者以降の日本橋という舞台と、
    人情味(人間味)溢れる物語の背景が実にマッチしているとも感じられる。
    さらに、
    "12か月に振り分けられた橋の謎"という絶妙なスパイスも効いている。
    流石である。

    シリーズはまだ続きそうだ。
    所轄の刑事としてはあまりにも毛色が違いすぎていた加賀が、いよいよ警視庁に戻ってきた。
    次回作はまた違った雰囲気になるのかもしれない。
    楽しみだ。

  • タイトルがとてもいい。
    そしてキャッチコピーの「悲劇なんかじゃない これがわたしの人生」もぴったり。

    内容はタイトルから連想される通りにハートフルで加賀恭一郎の無骨さがまた感動を引き立てる。
    「犯人にも深い事情を持たせる」ことが、僕が東野圭吾に期待する特徴の一つであるけれどそれも期待通り!

    それから、このシリーズでは珍しく推理小説としてとてもオーソドックス。ネタに自信があったからだろうと邪推してしまう。

    最後になるが、この本の構想が決まった時、これを加賀恭一郎に解かせるべきか湯川先生に解かせるべきかで迷いはしなかっただろうか(笑) 湯川先生に解かせた方がお金にはなりそうだけどこれまでの加賀シリーズの話もほんの少しだけど伏線になっているので加賀シリーズで良かったと個人的には思うけれど。

  • 名作。後半はページをめくる指が止まらなかった。東日本大震災、原発労働者の現状等も折込ながら読ませる読ませる。加賀の過去も折込ながら、それが大事なキーとなる展開もうまい。泣かせも十分。「容疑者Xの献身」通じる読後感。

  • 東野圭吾さんのこういう作品がすきです。父親が娘を思う気持ちや母親が息子を思う気持ちに涙がでました。

    演出家として成功した浅居博美さんは母親の育児放棄の果ての失踪、父親の自殺で施設で過ごした暗い過去を持っている。彼女を訪ねて上京してきた押谷道子さんが絞殺死体で発見される。

    いっきに読みました

    他人になりすまし生き続けるってどんな気持ちなのでしょう⁉絶対知られたくない過去を持ちながら有名人になっていくって…

    お勧めの一冊でした。

  • 加賀恭一郎シリーズと知っていてもなお、冒頭から驚かされ、引き込まれた。
    警察小説としても、加賀自身の物語としても、目が離せず、読む手が止まらなかった。
    捜査一課の松宮と、所轄の加賀の視点が、うまく組み合わさっている。
    大きな区切りとなる物語。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-52b3.html

  • 涙で文章が読めなくなりながらの読了。
    いろんな意味で「容疑者Xの献身」を読み終えた時のことを思い出しました。

    喉を詰まらせながら読み終えて、本を閉じて帯を見てまた泣けてしまう。

    帯に書かれていた
    「悲劇なんかじゃない、これが私の人生」
    という言葉に全てが集約されていると思うんです。

    そう言えることが唯一で、一番の救い。
    その言葉に嘘はないんだと思います。

    もうしばらくはそれしか考えられなくって。

    東日本大震災以降の東野圭吾作品に込められている強いメッセージも、
    相変わらず感じられる一冊です。
    知らなかった自分が恥ずかしい。

    幸せのものさしは人によって違うということ。
    それが人から見たら、たとえ悲劇の一生だったとしても。

    タイトルも秀逸です。
    祈りの幕が下りる時、何を思うのか。

    レビュー書きながら、まだまだ泣けてしまう…。

  • すべての答えは「異聞・曽根崎心中」の中にあった。
    親子の絆、子を思う親の気持ち、親を慕う子の気持ち、極限に追い込まれたとき、いったい何を選択するのか。
    そのひとつの形がここに描かれている。
    究極の愛だとは思う。
    でも、私の中にはかすかに羨ましさがある。
    ここまで純粋に子を思い、ここまで切々を親を恋うることができる親子関係であったことに対する羨望。
    初登場のときからずっと見え隠れしていた加賀恭一郎の過去の痛み。
    加賀の母親の苦しみは、わかるようで、でもすっきりとは理解しがたい。
    それは病のせいだけだったのだろうか。
    同じ母親でも、浅居博美の母親の描かれ方は無残である。
    結局のところ、親子の情愛というのは、個人の資質に還元されるものなのかもしれない。
    ミステリーの形を借りた人生の物語だと思った。

  • 加賀刑事もの。
    ひとつひとつ、調べを重ねて、犯人にたどり着く
    この過程がいつもおもしろいです。
    少しずつ、加賀刑事の闇も晴れていくのでこれからも楽しみです。

  • 加賀シリーズの最新作。加賀の母の登場やなぜ日本橋署に赴任したか等このシリーズのファンにはたまらないお話。ミステリーとしても期待通りの面白さ…相変わらず読みやすい文章で一気読み。原発のエピソードがあるのがタイムリーですね。いつ映像化されるんだろう。

  • 帯にもどこにも書いていないが「加賀恭一郎」シリーズ最新作。ミステリーとして楽しめるのはもちろんのこと、加賀が何故、日本橋にこだわり愛着を持っていたのか?そして、加賀の母親の秘密も解き明かされる。日本橋署勤務の最後の作品になるのだろうが、今後の展開に期待。まだまだ読みたい加賀恭一郎。

  • とんでもない妻/母親のために人生を翻弄される父娘の切なさ。これに偶然にも主役の刑事が絡む。面白かった。

  • 悲劇なんかじゃない これがわたしの人生。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。
    「BOOKデータベース」

    シリーズ最終話と知らず、図書館の棚から偶然に手に取った作品.前作を読んでいなくても十分に楽しめる.前作を読んでいたらもっと楽しめるだろうと思う.
    親子の重い秘密、人生を抱える覚悟、真実を知りたいと願う執着.現象的には殺人、詐称と許されることではないけれども、静謐さを感じた.そんな重いものを抱えて生きるというのはどんなにかしんどいことだろうと想像する.
    弱いのか強いのか分からなくなる.

  • これ、あの加賀さんかぁ。
    シリーズものを続けて読むことがなかなかできないので、なんの気なしに借りてきた本がシリーズものだと「あぁ、そうなのか」って感じで(笑)。
    どう繋がるのか?
    と思っていたら、あぁ、母親のこともわかるのね。
    他人と関わらず生活するということはできないということか。どこかしらか誰かと繋がりができる。
    それが生きた証なんだろうか。

  • やっぱり、いい、加賀恭一郎。
    母と子、父と子の愛情が悲しくも優しい話。
    小学生で家を出て行った母親のことを恨みもせず、
    きちんと理由があると考える加賀少年って、どれだけ大人なんだろう。
    母親のことをきちんと理解してるのがおどろきでもあるし、悲しい。
    「中学の教師が教え子と恋に落ち、やがては妻を捨て、
    学校も辞めて逃避行か。あまりに浅はかだな。
    そんな男のどこに惹かれたんだろう」
    と、母親の好みも理解しているなんて!!!
    そしてそんな教師がダメダメすぎてちょっと笑えた。

    加賀恭一郎は警察官になる前に
    2年間教師もしていて、ちょっとうれしかった。

    加賀恭一郎が好きなのにシリーズをあまり読んでいない私。
    さて、読むとするか!!!!

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祈りの幕が下りる時の作品紹介

悲劇なんかじゃない これがわたしの人生 
極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――

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