さらばスペインの日日

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 69
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (626ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186667

感想・レビュー・書評

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  • 予想していた欧州での終戦工作は描かれなかった。シリーズとしてのストーリーは前作で終了、今作は総出演者によるカーテンコール的雰囲気。
    前作からの謎・カナリス提督の生存説は、別作「バックストリート」のエピソードへとつながるサービス付き(著者あとがきによると、著者のカナリス提督に対する思い入れによる完全な創作らしい)。
    「イベリアの雷鳴」から16年。よく書き続けられ、読み続けたな。

著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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