- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062186896
作品紹介・あらすじ
2011年に発売され、現在17万部を超えるロングセラーになっている『入社1年目の教科書』(ダイヤモンド社)の筆者が、よりテーマを人生全般に拡げた「人生を豊かにする教科書」を書き下ろします。
ビジネスにおいて、何より大事なのは「人に恵まれる才能」。それは各個人の「人を好きになる力」を磨くことの賜物である。良好な対人関係とは、いつも自分発の「好き」から始まる。筆者だけが特別な出会いに恵まれたのではなく、むしろ日常の中で「好きになるチャンス」を逃さなかったからかも、と筆者は語ります。
そこで、本書では、筆者が人と接するときに心掛けている大原則から、自分に課している具体的な対人関係のルールまでをわかりやすく紹介していきます。
感想・レビュー・書評
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●ライフネット生命の代表取締役社長、岩瀬大輔さんの話。岩瀬さんの1番の長所は、「人を好きになる力」良好な人間関係とは、自分発の「好き」から始まるものだと思います。
●自分を「好き」になってくれる人、「嫌い」になるのは難しいものです。好意の返報性と言う。
●感謝と尊敬には「下心」がありません。
●自分の人脈を出し惜しむようなことはしないことにしている。
●人間関係をギブ&テイクで考えない。ひたすら「ギブ」に徹する。
●褒め言葉を出し惜しみしない。屈託のないありがとうの言葉を口にできる人は意外と少ない。
●同窓会で過去の自分を再発見する。自分が調子付いていないかどうか、勘違いして、天狗になっていないかどうかを確認するバロメーター。
●30代に差し掛かったあたりから、「若手としての自分」に別れを告げて、もっと大きな責任を引き受けなければならない時がやってきます。
●会社の規模が小さいのなら、まずは対外的なイメージから大きくしていく。そうすれば会社にも多くの機会が訪れ、やがて会社自体も大きくなっていく。
★僕らはこの世界に生きているんだ。それなのに、どうして自分の生きる世界について知ろうとしないんだ?花の名前を知らないことが問題なのではない。知ろうとしない、その態度が問題なんだ
●人を紹介する場合
「僕はAについてはアドバイスできるけれど、他の分野についてはよくわかりません。なのでBについてはこの人、Cについてはこの人、今から2人に電話するので時間を作って会いに行ってください」とその場で連絡を取る、目の前で相手を待たせて、いきなり電話をかけることも多い。そして本人どうしてスケジュールを確定させる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人として当たり前の「大切さ」を書いているが、当たり前にできているかと問われれば、殆どできていなかったり、そもそも気づいていない事ばかり。改めて気づかせてくれた事に感謝。
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人脈術の本ではありません。人生を充実させるために「人を好きになる力」を身につけましょう、そのためには、「相手がどう思っていようと、まずはこちらから好きになろう」と述べています。
・人を好きになるには、「尊敬」と「感謝」
・相手のことを心の底から好きになるから、いい仲間が周りに集まってくる
・良好な人間関係とは、いつも自分発の「好き」からはじまる
・誰もが先生になりうる
・起業が成功するかどうかは、事業計画ではなく、経営者の人柄で決まる -
分人主義。
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この本を読んで自分が世界情勢について自分の意見を持とうと思えた.感謝.
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【本の情報】
仕事でいちばん大切な人を好きになる力/岩瀬大輔
189ページ/1時間44分34秒
【本を読む目的】
・上司おすすめ
・人を巻き込むという観点
【学び一つ】
感謝リストを上書き保存しない
【内容】
・人と仲間になる一歩目は自分が好きになること
・好きになるチャンスはたくさんあるけどみんな見逃している
友達を作るシンプルな原則
1. 友達の数は好きに比例する
2. 自分を好きになってくれる人を嫌いになるのは難しい
3. 仕事とプライベートを人でわけない
人を好きになる理由
→感謝/尊敬
(岩瀬さんの場合)
感謝
* 感謝リストを上書き保存しない
* 過去にお世話になった人全てのおかげで今の自分がある
* 節目ごとに今お世話になっている人だけでなく、過去お世話になった人にも感謝を伝える
* ラッキーパーソン
* 感動をシェア
* 誰かと一緒に、という気持ちを持ち続ける
* 共通の好きで結びつく
* 人脈も広げる
* 人間関係はギブ×10
* ギブ&テイクの「テイク」を考えないと
* 今回助けたから次は…
* 毎回頼みごとばかり
* 直接その人からでなくてもギブは必ず帰ってくる
* 言葉にすること
* 褒め言葉を出し惜しみしない
* リソース無限
好きなのは好きだから。
自分を適正に評価する
* 自分を理解できているか?
* 悪い評価
* 自己評価…90点
* 実際の自分…80点
* 他己評価…70点
* 自分を過信
* 良い評価
* 他己評価…90点
* 実際の自分…80点
* 自分評価…70点
* 勘違いせず自分を戒める
* フィードバックを受け入れる
* FBは「他者から見たらそう見えている」ということ。
* 何故そう映っているのかを分析して改善する必要
* 「もうひとりの自分」「第3の自分」
* もうひとりの自分:
* ちょっと落ち着こう
* 今自分イライラしてるな
* 第3の自分
* もうひとりの自分(冷静)に「本当に大丈夫か?」
* それが常識だけどそれで良いのか?
* 小中学校の自分はどんなやつだったかアンケート。大人になってもベースのキャラは変わらない。
* イメージが実態を作る
* 本当の自分
* 分人主義
* 生物無生物、動物植物、男女、東京都民それ以外、、、
* 分けていって最小の単位が個人
* 自分も状況によって様々使い分けている
* 仕事の自分も、プライベートの自分も分人主義の分人の一つに過ぎない
* ◯◯さんと一緒にいるときの自分の分人が好きか?、という事を考えなければならない
相手との距離(近さと深さ)を縮めるために。ディスクロージャー
* ダメな自分を隠さない
* 隙のない自分だけでは心は開けない
* あなたのことを信頼してますというサイン
* 話題を弾ませる→この人のことをもっと知りたい
1. 共通の話題を見つける
2. たくさん質問
3. 自分のことを話す
* お礼を伝える
* 何に感動whatして、それは何故whyで、どんな風howに思ったのかを伝える
* まめな人になる
* 出会い方よりも出会う頻度
* 気付いた時にやってしまう
* 週末の2時間を誰かのために使う
* 自分の好きな人の好きを信じる
* 誰もが先生になりうる
* 自分の生徒や後輩
* 同世代だけでなく幅広く交流
* 世代を超えたアプローチ
* 相談から入る
* 年長者:甘える
* 若い人:信頼
* 年長者に:かわいい人間である
* 素直さ→なるほどと思ったら行動してみる
* 生意気さ→自分の考えは主張
* インプットは素直、アウトプットは生意気に
人は何故チームを作るのか?
* 1人でできることには限界がある
* キャスティング力
* 自分に足りないところを補う。
* 共通項じゃない人に対しても面白いかもしれないと思う
* なんで上司というキャスティングがされているか?
* キ人に人を紹介(キャスティング)
1. 自分は何ができないかを熟知
2. 仲間ができることを熟知
3. 人を紹介するリスクをとる
* 自分を高める
* 与えられた目の前の仕事をがむしゃらにこなし、1日でも早く社内で信頼される人材になること
* 自分以上に優れた仲間の存在
【自分の意見】
* イメージが実態を作る
* 元々、部活があるからといって殆ど行動をしてこなかった。無理やりインターンで行動しないと会社潰れるという状況に押し込めて行動するようになった。行動する自分ってイメージを先に持って行動してる感じ
* この時の自分(の分人)嫌だ
* 誰もが先生になりうる
* マッチャー出会う学生など。そう思って会ってる学びある。
* 他の人のチャレンジ
* 全体的にアドラー心理学寄りの考え
【ネクストアクション】
* 小中学校の自分どんなやつだったかアンケート
* 1on1のお礼:何に感動whatして、それは何故whyで、どんな風howに思ったのかを伝える -
東大法学部在学中に司法試験合格→マッキンゼー→ハーバード大学MBAという凄すぎるというか超絶スーパーエリートという印象しかない著者の経歴。
そんな人が書いた「いい人に囲まれる才能」について書かれた本。
・自分を「好き」になってくれる人を「嫌い」になるのは難しい。
・ほめ言葉を出し惜しみしない。
・会話を弾ませる3つのステップ
1.共通の話題を見つける
2.たくさんの質問をぶつける
3.自分のことを話す
.何に感謝し、それはこういうことで、どんな風に思ったか具体的に伝える。
これほど頭が良く人間性もいい人が
立ち上げたビジネスが現時点ではうまくいかないのは
また別の要因があるのだろう。
難しいものだ。 -
自分に一番かけている要素を目の当たりにしました。
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・「ギブ&テイク」ではなく「ギブ×10」。
・ほめ言葉を出し惜しみしない。「ありがとう」という感謝は口に出して伝える。
・仕事とプライベートを「人」で分けない。
・フィードバックを素直に受け入れる。周囲からはそう見えているという現実を直視する。
・会話を弾ませる第一歩は、「共通の話題を見つける」こと。
・謝罪よりもお礼を大事にする。